世界的な安全が近いことをすべての人に知らせなさい
1 まもなく「平和の君」は全地に真の平和と安全を確立してくださいます。この聖書の約束に信仰を抱いたわたしたちは,それを他の人にも分かつよう動かされます。(イザヤ 9:6,7。ミカ 4:3,4)1月と2月中,以前に出版された古い書籍を提供しますが,古い書籍のない会衆は,「『平和の君』のもとで得られる世界的な安全」の本を提供できます。
2 今月号の「王国宣教」の4ページには,1月中,宣教で用いてみたいと思うかもしれない幾つかの紹介の言葉が載せられています。この後に続く節には,家の人の関心を「世界的な安全」の本に向けるのに役立つ3通りの話の進め方が提案されています。
3 話の進め方 その1: 自己紹介の後13ページを開き,こう言えます。「この最初の節には,聖書のイザヤ 9章6,7節の言葉が引用されています。そこをお読みします」。その後「『平和の君』とはだれでしょうか」と尋ね,答えを聞いてから次のように続けます。「この本は『平和の君』がだれかを明らかにし,その方がわたしたちの時代にどのように世界的な平和を地上にもたらすかを説明しています。この本をお読みになって,約束されている新しい世に関してさらに学んでみたいと思われませんか」。相手の反応により,書籍を渡すかどうかを見極めることができます。
4 話の進め方 その2: イザヤ 9章6,7節を読んだ後4ページを開き,家の人に「このさし絵にはどんな平和な状態が見られますか」と尋ねます。意見を述べてもらい,続けてこう言います。「人々の間にも動物たちとの間にも平和がありますね。こうした平和は人間の政府によってもたらされると考える人がいるかもしれません。しかし,聖書に予告されているような真の平和と安全は人間によって作り出されるのではなく,神によって作り出されると考えるのが妥当だと思われませんか」。答えを待ってから,5ページの4節を読み,この本が王国や世界の平和に関し数多くの質問に答えていることを説明します。家の人が王国の音信に純粋な関心を抱き,この書籍を読みたいと思うなら,それを提供します。
5 話の進め方 その3: 途中で話を遮られたり,最後まで証言できなかったりしがちな所では,「一つお尋ねしてもよろしいですか」と言って近づけるかもしれません。家の人が同意するなら,このように続けます。「イエスはマタイ 28章19,20節で,ご自分の追随者たちはすべての国の人々を弟子とすると言われました。ということは,イエスが『平和の君』として支配する前に世界中のすべての人々が改宗しなければならないのでしょうか。あなたはどう思われますか。この質問に対する聖書の答えが,21ページのここにあります」。それから2節を読み,この本に引照されている聖句が,この質問をはじめ,世界的な安全や「平和の君」に関するさらに多くの質問にどのように答えているかを指摘します。
6 あなたはすでに「王国宣教」の4ページから,用いてみたいと思う紹介の言葉を選んでおられるかもしれません。この記事にある話の進め方を考慮した後,好んで用いられるものを見いだせるかもしれません。野外奉仕に出かける前に時間を取り,紹介の言葉と話の進め方を練習してください。真の平和と安全が「平和の君」とその王国によって到来するとの確信を抱きつつ良い準備を行なうなら,「世界的な安全」の本を提供する際の説得力や熱意は増し加わることでしょう。