1月の奉仕会
12月30日に始まる週
10分: 会衆の発表と「王国宣教」の発表。
15分: 「世界的な安全が近いことをすべての人に知らせなさい」。簡潔に紹介の言葉を述べた後,それぞれの話の進め方を考慮し,時間の許す範囲でその用い方を実演する。できれば話の進め方 その2は,若い奉仕者に実演してもらうとよいかもしれない。話の進め方 その3では,少なくとも家の人の思いに興味深い聖書的な考えを残してくるようにする。4ページに提案されている紹介の言葉の一つと,これら話の進め方の一つを用いるよう聴衆を温かく励ます。
20分: 配偶者のいない親たちはどのように子供を援助できるか。短い紹介の言葉の後,母親が二人の子供と共に野外奉仕の準備をする実演を行なう。以前に比べ,この組織の中に片親だけの家庭が増えている。テモテの母親と祖母が彼に真理を教え込んだ方法は,すべての親が従うべき立派な模範となっている。(テモテ第二 1:5; 3:14,15)実演: 母親と十代の娘とその妹が夕食を終えて台所のテーブルについている。母親は,食器を洗う前に子供たちが奉仕のために証言のおさらいをしてみるようにと述べ,自分は家の人になる。妹は「王国宣教」の4ページにある紹介の言葉を一つ取り上げ,母親を相手に証言する。母親はとても上手にできたことを温かく褒め,協会が提案している聖句を読むよう促す。妹はすぐにイザヤ 9章6,7節を開き,そこを読む。それから母親は姉にどのように書籍を提供するつもりか尋ねる。姉は「王国宣教」の1ページから話の進め方を一つ選び,母親を相手に証言する。母親は彼女を褒めてから,二人の娘たちが野外奉仕で書籍を提供するため,紹介の言葉と話の進め方を練習するよう励ます。しばらくの間練習してから後片付けを済ませるように,と娘たちは言われる。結びに長老は,会衆内のすべての家族が片親しかいない子供たちに愛ある援助を差し伸べるよう励ます。
183番の歌と結びの祈り。
1月6日に始まる週
5分: 会衆の発表。
10分: 「野外奉仕の準備のための実際的な取り組み方」。聴衆との討議。この取り組み方が益となることを示す具体的な点を,事前に割り当てておいた三,四人の奉仕者に注解してもらう。例えば,様々な形の証言,会衆の区域に資料を合わせる方法,融通性,あるいはこうした取り組み方により奉仕者が証言に用いやすいと思われる資料を選べるということなどについて注解できるかもしれない。野外奉仕のための集会に,「王国宣教」を持参するよう奉仕者たちを励ます。
18分: 「家の人が耳を傾けるような紹介の言葉」。会衆の区域の特性について手短に考慮する。家の人にとって重要な問題とは何か。区域に合った紹介の言葉や証言に注目する。その証言を用いて「世界的な安全」の本を提供する実演を行なってもらう。その後,同じ証言を用いて学齢期の若者が関心ある人に雑誌を提供する実演を行なうことができる。
12分: 改訂された医療上の証書。書記は,改訂された「医療上の事前の宣言」証書をバプテスマを受けた成員に対して配ってもらう。バプテスマを受けた伝道者のための医療上の証書,および証人の(両)親を持つバプテスマを受けていない未成年の子供たちのための「身元証明書」について説明した1991年10月31日付の手紙を十分に考慮する。準備する際に,1991年1月1日付の手紙の2-6節を復習し,会衆に必要とされている点を確認する。証人として署名する二人の人は,本人が証書に署名するのを見守り,その後すぐに自分たちが署名すべきであるという点を強調する。カードが最大限に効力を発揮し,わたしたちを保護するものとなるため,なぜ指示に注意深く従うべきかを聴衆と共に推論する。
130番の歌と結びの祈り。
1月13日に始まる週
5分: 会衆の発表,会計報告と寄付の受領書。
15分: 私は開拓奉仕を行なえるだろうか。日本では,全伝道者の約30%が正規開拓者。会衆の数字と比較する。間もなく高校を卒業する若い人々を含め,さらに多くの人が全時間奉仕をとらえることができるだろうか。3人の正規開拓者にインタビューする。できれば若者,主婦,退職した人が望ましい。(正規開拓者がいなければ,補助開拓者か以前開拓者だった伝道者を用いることができる。)経済的な面に関して考慮する。この地域ではどんな種類のパートタイムの仕事を行なえるか。各人はどのように収入の範囲内でやりくりしているか。浪費の習慣を改めるためにどんなことをしてきたか。要求時間を満たすための予定について考慮する。健康上の問題を抱えている人がいるか。どのように対処しているか。挑戦となる他の問題にどのように首尾よく対処してきたか。インタビューは積極的で励みの多いものとすべき。さらに多くの人が全時間奉仕に携わることができるかどうかを見極めるため,自分の状況を考慮するよう聴衆を温かく励ます。
25分: 「教える技術を向上させる ― 研究生を集会に招待する」。長老が討議の形で扱う。3節で研究生を集会に導く実演を行ない,5節で人への恐れを克服するよう研究生を強める場面を実演する。
30番の歌と結びの祈り。
1月20日に始まる週
15分: 長老が会衆の発表を扱い,会衆の必要を考慮する。時間が許すなら,最新号の雑誌の論点を取り上げる。今月号の「王国宣教」に提案されている紹介の言葉や話の進め方の一つとうまく結びつく論点を一つ選ぶ。次いでよく準備した奉仕者が,紹介の言葉や話の進め方を用い,関心ある人に雑誌を提供する場面全体を実演する。人々と会話し,提案されている証言を用いるなら,関心ある人を見分けるのは難しくないことを指摘する。
18分: 「再訪問を行なうという責任を受け入れなさい」。質問と答え。再訪問に十分携わるよう会衆を温かく励ます。
12分: 「堕胎」について「論じる」の本298,299ページから考慮する。この問題に関する短い紹介の言葉を述べた後,今日それがどのようにニュースとなり,幾百万もの人々の大きな関心事となっているかを示す。それから一人の姉妹が聖書研究を司会している場面を紹介する。新しい聖書研究生は,妊娠していることを大変心配していると姉妹に話す。家計があまり良い状態にないので悩んでいることを説明する。未信者の親族は,すぐに堕胎するよう強く勧めている。姉妹は共に「論じる」の本を開き,エホバがまだ生まれていない子供の命をどのように見ておられ,堕胎を正当なことと考えておられるかどうかを理解するため聖書から調べてみるよう提案する。まず堕胎の定義を考慮する。その後,298,299ページの質問文や聖句,および他の注解について話し合う。姉妹は研究生が推論し,命の神聖さを認識するよう援助する。
164番の歌と結びの祈り。
1月27日に始まる週
10分: 会衆の発表。4月に補助開拓奉仕を行なうため,今から計画するよう伝道者たちを励ます。家族や,4月に休みのある若い伝道者が,奉仕に一層携わるためどんな計画を立てられるかを考慮するよう励ます。
20分: 「再訪問で何を話しますか」。聴衆との討議。準備した奉仕者たちに,考慮した節にある提案を実演してもらう。これらの簡潔な実演はあらかじめ練習しておくべき。
15分: 「仲間のクリスチャンにお金を貸す」。「ものみの塔」1991年10月15日号25-28ページに基づく長老による話。
147番の歌と結びの祈り。