2月の奉仕会
2月3日に始まる週
7分: 会衆の発表と「王国宣教」の発表。休日となる2月11日の特別活動の取り決めを含める。最新号の雑誌から提供方法を示す。週末の奉仕に十分あずかるよう励ます。
18分: 「2月の提供に備える」。(8分)質問と答え。(8分)提案されている提供方法のうち,会衆の区域に最もふさわしいものを二,三選び,よく準備した実演を行なう。(2分)すべての人が提案されている提供方法の一つかそれ以上を習得し用いるよう励ます。
20分: クリスチャン会衆の一員として貞潔さを保つ。十分に教える資格のある長老が討議の形で扱う。今日エホバの民は,神聖さとは程遠い,性の不道徳が氾濫した世での生活を余儀なくされている。そうした中で,毎年幾十万という人々が古い世の生き方を離れ,神権組織に迎え入れられているのを知るのは喜び。しかし聖書の性道徳に関する高い規準は,一夜にして人の心に根を下ろすわけではない。かつてコリント会衆の成員の一部に見られたように,毎年,全世界で幾万人もの人々が,不道徳な生き方を真に悔い改めず,古い世に戻っている。(コリント第二 12:21)会衆のすべての成員は,貞潔さを保つことの重要性を教え諭される必要がある。
(1)パウロは会衆に対する手紙ではなく,監督として十分経験を積んでいたテモテに貞潔さに関する健全な助言を与えた。(テモテ第一 4:12; 5:2)この聖句から,今日,監督や奉仕の僕たちは,どのような教訓を学ぶことができるか。(牧羊訪問を行なったり必要な援助を差し伸べたりする際,車に同乗させる時,二人だけで話し合わなければならないような時,責任ある兄弟たちが異性に接する上での貞潔さの点で立派な手本を示すなら,他の男子にも良い影響が及ぶ。)わたしたちは,肉親の姉妹や母親に対するように,会衆内の姉妹たちに対して貞潔をつくして接すべき。
(2)パウロはテトスを通して会衆の婦人たちに,自分の夫を愛し,貞潔であるようにとの諭しを与えた。(テトス 2:3-5)経験豊かな姉妹たちが貞潔さの面で注意すべきどのような分野があるか。(異性の研究生に対する援助,そうした人々に対する普通以上の関心を持ち続けること,子供の学校の勉強や霊的な援助を会衆の若い兄弟に依頼することなど。)立派な模範を示すとき,若い婦人たちにも良い影響が及ぶ。
(3)若い男女にも健全な思いを抱くよう説き勧めた。(テトス 2:6)なぜ健全な人々,健全な環境での交わりを求めるべきか。特定のグループとの定期的な交際を避けることは,なぜ道徳面での保護となるか。
クリスチャン会衆の一員として貞潔さを保つには真剣な個人研究が必要。(ペテロ第一 1:22; 2:2)すべての成員が性の意義を理解し,道徳的な自制をわきまえる点で十分に成長した男女となるよう温かく励ます。(コリント第一 14:20)
177番の歌と結びの祈り。
2月10日に始まる週
10分: 会衆の発表。神権的ニュース。今週そして今月は,再訪問を行なうことに特別の努力を傾けるよう励ます。今日の奉仕会では,関心を示した人を再び訪問する際に用いられる3通りの実際的な証言について,説明や実演が行なわれる。今週用いるため,そのうち一つかそれ以上を選ぶことができる。
20分: 「再訪問で会話を始める」。(3分)1,2節の要点を網羅した序論。(15分)3-5節に載せられている三つの証言の各々を用いて,よく準備した実演を行なう。時間が許すなら,それぞれの実演の後,証言がどのように実際的かについて注解を述べることができる。(2分)6節にある考えに注意を向け,関心を示した人と会話を始めるため,提案されている証言の少なくとも一つを準備して用いるようすべての人に励ましを与える。
15分: 「開拓者たちを支援する」。質問と答えとインタビュー。開拓者たちに必要な支援が与えられることにより会衆全体に行き渡る祝福を強調する。開拓者たちにインタビューし,開拓奉仕を行なう上で,長老や会衆内の他の成員がどのように助けとなってきたかを目立たせる。
115番の歌と結びの祈り。
2月17日に始まる週
10分: 会衆の発表,会計報告と寄付の受領書。王国の関心事のためになされる兄弟たちの財政的な支持を褒める。週末の野外奉仕に十分あずかるよう奉仕者たちを励ます。
20分: 「必ず再訪問を行ないなさい」。討議と実演。5節を考慮した後,パンフレットを残してきた人を再訪問する実演を行なう。話し合いは「見よ!」のブロシュアーを用いた研究へと移行してゆく。6節を考慮した後,以前に文書を受け取らなかった人を再訪問する実演を行なう。実演の後,最初の訪問で文書を受け取らなかった人を再び訪問しようと決めた理由を奉仕者に尋ねる。
15分: 「収穫の必要を喜んで満たす」。1-12節を質問と答えで扱う。王国会館の建設計画に着手する前に地区建設委員会と連絡を取ることの利点を強調する。注意深く購入すること,設計を簡素にすること,会計の詳細な手順に従うことなどにより,ささげられた資産を賢明に用いる必要があることをすべての人が理解するよう助ける。
133番の歌と結びの祈り。
2月24日に始まる週
10分: 会衆の発表。3月に『啓示の書の最高潮』の本を提供する際,話し合いで用いることのできる点を提案し,実演で示す。週末の奉仕に十分あずかるよう励ます。
15分: 「あなたは補助開拓者になれますか」。長老および,以前に補助開拓奉仕をとらえたことがあり,4月に再び行なうことを計画している数人の奉仕者たちとの討議。記事の要点を網羅する際,奉仕者たちは自分がなぜ補助開拓奉仕をとらえようと思ったかを話す。経験した祝福について述べ,要求時間に達するために行なう必要のあった調整に関して説明する。討議において補助開拓奉仕の喜びを強調し,個人的な状況が許すなら,すべての人がこの奉仕の特権について考慮するよう励ます。
20分: 「収穫の必要を喜んで満たす」。13-29節を質問と答えで扱う。近隣の王国会館建設に携わったことのある兄弟がいるなら,その兄弟が扱うこともできる。さらに多くの建設奉仕者が求められていることを際立たせると共に,「王国会館建設奉仕者に対する質問事項」に記入する際の手順を説明する。その用紙を提出する資格のある人について概略を述べる。地元の建設計画を通して得られた積極的な経験を含めることができる。
211番の歌と結びの祈り。