必ず再訪問を行ないなさい
1 「過去2年にわたって[「創造」の本を]4回ほど読み返しましたが,その徹底した調査,学識,また同書の出版までになされた証拠文書の研究等に,今なお深い感銘を受けております。これからもこの書物の出版をお続けください。この本は世界中のあらゆる人の手に渡るべきだと思います。もしそれが実現するとすれば,我々人類の起源に関係した揚げ足取りや混乱,あるいは無神論的な考えなどはたちどころに雲散霧消することでありましょう」。このような手紙をなかば退職した弁護士が寄せたことが,「目ざめよ!」1992年4月22日号32ページに記されています。
2 これほどすばらしい推薦の言葉があるのですから,わたしたちすべては,関心を持つ多くの人々にできる限り「創造」の本を手渡す活動を心から支持したいと思うのではありませんか。そして配布したなら,この優れた出版物に対する関心を持続させるために,必ず再訪問を行なわなければなりません。
3 わたしたちの中には,進化論者によって唱えられてきた膨大な理論について深く研究してきた人はあまりいません。しかし,進化という教えが,人類の創造者であられるエホバ神への信仰を阻むためにサタンが用いる手段の一つにすぎないという強力な証拠を,心の正直な人々に提供するために,そうした研究をする必要はないのです。家の人が尋ねる専門的な質問に答えられないかもしれないと心配して,再訪問するのをためらってはなりません。この出版物中の陳述一つ一つについての豊富な証拠が,この出版物そのものに載せられているのです。
4 加えて,16章から始まって20章まで続く部分には,人類の起源,この地球と人間に対する神の目的,今日の人類が直面している選択などに関する聖書の信頼できる教えを取り上げた情報が豊富に収められています。ですから,再訪問を行なうためのすばらしい情報が数多くあるのです。
5 書籍を配布した人を再訪問するのに多少の気後れを感じているなら,会衆内の経験ある人や進化論の教えに詳しい人と一緒に行くことができます。この点で,学生の兄弟か姉妹に頼むことができるでしょう。学校でこの論題について幾らかの時間学んできており,進化論の最新の理論に一層通じているからです。ほかにも会衆内には,かつては進化を信じていたものの,その後聖書の真理を学び,今では進化という偽りの教えを論駁する面で最も助けとなる人がいるかもしれません。
6 再訪問の土台として,ためらうことなく「創造」の本の19章に注意を向け,将来に関する聖書の希望を用いてください。この章には,将来に関する聖書の約束に注意を払うよう励ますために用いることのできる多くの点が含まれています。236ページからの「地上は一変する」という副見出しや,それに続く238,239ページの「貧困の終わり」,「もはや病気はなく,死もない」という副見出しの部分を用いることができるかもしれません。
7 このすばらしい出版物は,多くの人々が命に至る道を見いだす助けとなってきました。命およびそれがどのようにして存在するようになったかという論題について,「創造」の本が述べている事柄を読んで考慮するようさらに他の人々に勧め,それらの人々を助けてゆくことができるでしょう。