良いたよりを伝える ―「創造」の本を用いて
1 創造者が存在すること,そして創造者がご自分の被造物に関心を持っておられることの証拠は枚挙にいとまがありません。(ローマ 1:20,21)神の言葉の研究によってわたしたちは,人間が進化ではなく創造によって存在するようになったということを一点の疑いもなく確信するに至りました。(啓示 4:11)9月中わたしたちは,「生命 ― どのようにして存在するようになったか進化か,それとも創造か」の本を提供することによって,人々の注意を創造に関する真理に向ける機会があります。
2 通常の家から家の宣教に加え,わたしたちはこの「創造」の本を街路での業に携わっている時や非公式の証言の時に提供することができます。この本は,わたしたちが時折接するセールスマンや企業で働く人などの関心を十分に引くといってよい魅力的な本です。さらには雑誌経路の人々がいます。彼らもこの優れた出版物を楽しく読むのではないでしょうか。わたしたちが訪問したり研究したりしている人で,まだこの本を持っていない人の中にも,この本を読んで感謝する人がいるかもしれません。
3 会衆内の若い皆さん,皆さんにはこのすばらしい出版物を分かつための,他の人にはない区域があります。それは学校という区域です。あなたは「創造」の本を学校に持って行くということだけでも試してみたことがありますか。好奇心の強い人に何かを尋ねられ,その本を見せる機会が開かれるかもしれません。学校に1冊持って行って机の上の見える所に置いたり,休み時間などにその本の一部を読んだりするならその本をどうやって手に入れたのかとだれかに尋ねられることがあるかもしれません。言うまでもなく,学校の外では率先して人々にこの本を見せ,本について話し,通常の寄付額で1冊提供することができます。
4 今は新学期が始まる時節です。ですから,わたしたちすべては,奉仕中に出会うかもしれない若い人たちにこの出版物を提供する機会に目ざとくあることができます。戸口で親に出会う場合,「会話するための話題」を考慮した後でこの本を見せ,それが子供たちにとってどれほど役立つかを説明できます。学校では進化論が教えられているゆえ,この本は聖書と真の科学が創造について何と述べているかを子供たちが理解するのに役立つことでしょう。
5 進化論を信じてはいないものの,この問題にさほど関心を持っていない年配の人々が大勢います。しかし大抵の場合,彼らは自分たちが世の中に観察している苦しみについて懸念していますし,将来何らかの希望があるかどうかを知りたいと思っているかもしれません。そうした人たちには,16章あるいは19章を強調できるかもしれません。
6 家の人が聖書の信頼性について疑問を差し挟むなら,17章と18章が,「聖書は信頼できる本ですか」という質問や「聖書 ― それは本当に神の霊感によるものですか」という質問に答えているという点を指摘できます。これらの章の内容は,真理の本としての聖書に対するその人の信仰を取り戻すのに正に必要なものかもしれません。
7 わたしたちは,エホバが創造者であるということをできる限り多くの人に認識してほしいと思っています。(使徒 17:24-28)ですから,「生命 ― どのようにして存在するようになったか進化か,それとも創造か」の本を手にして読む機会をあらゆる人に差し伸べるため,最善を尽くしたいものです。