捕らわれ人に釈放を宣べ伝えなさい
1 「生命 ― どのようにして存在するようになったか 進化か,それとも創造か」を読んだある科学的な背景を持つ人は,次のように述べました。「わたしは,この新しい本の明快さと力強さに気を奪われています。命に対する認識を築き上げるためこれまでに読んだ,最も優れた科学書だと思います。科学的に大変進んでいますが,それでもだれもが理解できる水準のものです」。多くの人が同じ考えを抱いたに違いありません。なぜなら,出版以来最初の20か月で1,260万部以上を印刷する必要があったからです! その本を読んだあなたの反応はどのようなものでしたか。
2 サタンは,人々の思いをくらますために「悪霊の教え」や多くのたくらみを用いてきました。(テモテ第一 4:1。コリント第二 4:4)そのような教えの一つは進化論という教理であり,「創造」の本は,神を辱めるこの学説によって捕らわれ人となっている人たちに『釈放を宣べ伝える』助けとしてわたしたちが正に必要としているものです。(ルカ 4:18)9月中わたしたちは,宣教において「創造」の本を広く提供します。その価値は計り知れませんが,わずか1,000円の寄付で提供します。
「強固に守り固めたもの」を覆す
3 進化論は,「強固に守り固めたもの」,そうです,『神の知識に逆らって立てられた高大なもの』の一つです。(コリント第二 10:4,5)しかしエホバは,あらゆる人々に達するためにわたしたちが必要としているものを正確にご存じであり,そのような推論を覆すための強力な霊的武具を与えてくださいました。(テモテ第一 2:4)「創造」の本を読んだ後,自ら進化論者であると唱える一大学教授は次のことを認めなければなりませんでした。「わたしはこれまで,これほど見事に提供された創造論を知りません」。教育者や大学生の中には,他の出版物を拒んでも,「創造」の本は喜んで受け取った人たちがいます。皆さんの区域内のそのような人たちにこの提供物を用いて達するよう,ぜひ努力してください。そのようにした人たちは,優れた結果を経験しました。
「創造」の本を用いてすべての人に達する
4 学校に通っている伝道者の皆さんは,先生や学友に「創造」の本を提供してみましたか。9月中,ぜひそのようにしてごらんください。その本を受け取った後,ある学校の先生は次のように述べました。「進化論についてこれ以上討議する必要はありません。『創造』の本を読んで,今やすべてのことがはっきりしました。求めていた答えをついに見いだしました」。
5 あなたは,「創造」の本をあなたの聖書研究生に提供してみましたか。研究生が別の出版物を研究しているとしても,「創造」の本は,彼らの信仰を強める助けとなるでしょう。ある婦人は次のように手紙を書いてきました。「わたしは最近エホバの証人と研究を始めました。わたしは,『生命 ― どのようにして存在するようになったか』という皆さんの出版物に自分がどれほど心を打たれたかをお話ししなければなりません」。その婦人は続けてこのように書いています。「理性的な思いがあれば,皆さんの完全な論理にだれが抵抗できるでしょうか。皆さんはこの大変深くて難解な主題を見事なほど分かりやすいものにし,この本にゆきわたっている非常に専門的な調査を行なってこられました。まさに偉業です」。
6 「創造」の本の提供は,「なぜ聖書を調べるか」という会話するための話題とよく合います。このように述べることができるかもしれません。「多くの人々は,人間がどのように存在するようになったか,そしてこれからどうなるのかということを知ることに関心があります。あなたは,そのような質問に聖書が答えていることをご存じですか。[答えてもらう。]わたしたちは,聖書が神の霊感を受けた言葉なので,答えを提出できることに気づきました。テモテ第二 3章16,17節にあるこの点に注目してください。[読む。]進化論が提供できる希望はせいぜい今のこの命だけですが,聖書は,永遠の命という約束を差し伸べています。その約束についてはヨハネ 17章3節に見いだせます[読む。]」。次いで本を提供し,人間がどのように存在するようになったか,そして人間がどのように永遠に生きられるのかをその本が示していることを指摘します。
7 エホバは,神を辱める学説や偽りの教理に捕らわれている人たちを解放する助けとなる道具をわたしたちに与えてくださいました。9月中,宣教において「創造」の本を活用しましょう。