4月中,エホバへの賛美を増し加えることができますか
1 詩編作者ダビデは,受け入れられる仕方でエホバを賛美したいと心から願っていたため,「わたしは自分の口で大いにエホバをたたえ,多くの民の中にあって神を賛美します」と言明しました。(詩編 109:30)4月は,野外宣教にさらに多く携わることによって『神のすべての賛美を増し加える』よい時期です。(詩編 71:14)多くの人と同様,あなたも補助開拓奉仕を行なうことによって賛美を増し加えようと計画していますか。
2 今から計画を立てる: 箴言 21章5節に記されているとおり,「勤勉な者の計画は必ず益をもたらし」ます。そのためには,祈りによって問題をエホバに打ち明け,神を第一にして計画を立てることが求められます。(箴言 3:5,6)次に,自分の現在の予定をよく検討し,宣教に1日平均2時間を充てるためにどのような調整が必要かを見極めてください。他の活動から時間を『買い取る』なら,宣べ伝える業にささげる時間を増やせるでしょう。―エフェソス 5:16。
3 意思を通わせて協力する: 使徒パウロは,宣教を果たす点で自分を「強める助け」となってくれた人たちについて述べています。(コロサイ 4:11)自分の計画について,4月に補助開拓をしたいと思っている他の人たちと話し合ってください。彼らの支え,また彼らとの親しい交友があれば,霊的な益を与え合うことができます。奉仕の取り決め,あるいは奉仕できる区域に関して質問があるなら,奉仕監督は助けになれるでしょう。
4 家庭内で協力や支えが得られるなら,補助開拓ができる人もいます。家事の分担を一時的に見直さなければならないかもしれません。これらの務めを果たすための予定にも調整が必要でしょう。こうした必要について家族で話し合うなら,目標を達成する点で役立つでしょう。意思を十分に通わせ,よく協力することが成功のかぎです。
5 積極的な見方を持ちつづける: 事情が許さないので補助開拓はできないと,頭から決めつけないでください。学校に通っている若い人,子供のいる主婦,全時間の仕事を持つ家族の頭など,どんな立場の人も4月に補助開拓をするために犠牲を払うことができましたし,しかも喜んでそうしてきました。彼らは,「廉直な者たちにあって賛美はふさわしい」と述べた詩編作者に同意しており,宣教に60時間を費やすために余分の努力を払うのは損失が大きすぎるとは考えていません。(詩編 33:1)もし補助開拓ができないなら,会衆の伝道者として活動を増し加えることにより喜びを共にするのはいかがでしょうか。
6 多くの人にとって,4月に補助開拓を行なうことは正規開拓奉仕への踏み石となってきました。彼らは活動を増やした結果,正規開拓奉仕への移行がずっと容易になったことに気づきました。
7 そうです,時節柄,4月は神権的な活動を増し加えるのにうってつけの月です。日中の時間が延びるので,朝あるいは夕方に証言できる時間が長くなります。わたしたちの神,エホバを賛美するため,できる限りのことを行ないたいものです。4月に補助開拓をすることは,数多くの過分のご親切の行ないに対する感謝をエホバに表わす優れた方法です。