質問箱
■ 証言活動で使う持ち物について,どのような注意を払わなければなりませんか。
1 良いたよりの奉仕者が,聖書からの適切な証言は頭の中に入れていても,自分で使う持ち物の用意はできていないという場合があります。いざ戸口に立ってみると,現行の提供文書の持ち合わせがなく,伝道かばんの中の雑誌やブロシュアーやパンフレットは,しわが寄ったり破れたりしているかもしれません。かばんの中身がきちんと整理されていないため,ペンや家から家の記録が見つからないこともあり得ます。野外奉仕に携わる前に自分の持ち物に十分注意を払うのは大切なことです。
2 用意の整った伝道かばんには何が入っているはずでしょうか。聖書は欠かせません。家から家の記録を幾らか携帯します。その月におもに用いる出版物があるかどうか必ず確かめてください。最近号の雑誌,パンフレット,ブロシュアーも必要です。「論じる」の本を携帯しましょう。最新号の「王国宣教」を持参するなら,提案されている証言を戸口に向かう前に復習することができます。外国語を話す人に会いそうな区域で奉仕する時は,「すべての国の人々のための良いたより」の小冊子を携帯すると良いでしょう。若い人向けの協会の出版物を1冊持ってゆけば,十代の若い人たちに話す際の備えができます。
3 使用するものはどれも,かばんの中にきちんと整理して入れておくべきです。かばんそのものは新しいものである必要はありませんが,きれいで,体裁の良いものであるべきです。伝道かばんは,王国の良いたよりを宣明するために使う持ち物の一つです。それを良い状態に保つよう注意を払ってください。