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わたしたちの王国宣教 1995
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個人研究により聖書の原則に対する認識を増し加える

1 今奉仕年度の目標を論じた1994年9月号の「王国宣教」には,長年におよぶ個人研究によって自分を養ってきた人は,他の人に依存する信仰ではなく,真理を自分のものとすることができるとありました。これには,問題に直面する際に思考力を働かせ,聖書の原則を熟慮して自分自身で決定を下すことが関係しています。

2 原則とは何ですか。それは,数々の律法の基礎になっている「基本的な真理」,もしくは「行動を律する規定」です。代表的な例としてマタイ 4章4節,7章12節,ローマ 15章1節,ヤコブ 4章4節などがあります。クリスチャンは,神の律法の根底にある聖書の諸原則を正しく把握し,それらに基づいて生活を律する必要があります。

3 原則に対する理解を深めるため,どのような個人研究を行なえますか。定期的に聖書や過去の「ものみの塔」誌の特定の記事など協会の出版物を幅広く読むことが必要です。その際,どんな原則がそこに含まれているかを探し出すようにします。同時に,理由と方法を考えるのも重要です。「今学んでいる事柄はなぜ大切か」と理由を考えることにより,動機づけが得られます。次に,「学んでいる事柄をどのように当てはめられるだろうか」と考えることにより,原則を適用するように動かされます。このように思考力を訓練するなら,聖書の原則を適用して行動できる,霊的な大人へと成長できるでしょう。

4 原則に基づいて判断する能力を培っていない人の場合,問題が生じると,「兄弟だったらどうしますか」とすぐに他の人に解決策を尋ねたり,単に周りの人が取っている行動に合わせようとしたりします。もちろん問題について円熟した兄弟に相談することは間違いではありません。しかし,他の人に判断や決定をゆだね,その責任を負ってもらおうとすべきではありません。なぜなら,クリスチャンは各々自分の責任という「荷」を負わねばならないからです。―ガラテア 6:5。

5 それで,ある問題に直面した場合,他の人に尋ねる前に,まず自分で「出版物索引」などを用い,関係する聖書の原則を調べる努力を払うことは重要です。一方,他の人から相談される時も,すぐに自分の意見を述べたりせず,まず関係する聖書の原則をその人自身が調べるよう親切に勧めることができます。

6 聖書の諸原則に対する認識を持つ人は,直面する様々な問題に思慮深く対処できます。例えば,仲間の兄弟が自分に対して何か反感を抱いていることに気づいたなら,まずマタイ 5章23,24節の原則に従い,兄弟を勝ち得るために自分のほうから相手に直接近づくように努めます。もし,問題について安易に友人に相談するなら思わぬうわさが広まったり,問題を先送りするために事態がいっそう深刻化したりする危険があります。

7 また,ヘブライ 10章24,25節の集まり合うことの重要性に関する原則を認識しているクリスチャンは,親族の来訪や天候など集会への出席を難しくしかねない要素がある場合でも,この原則を考慮に入れてふさわしい判断を下します。集会を休んだからといって,何らかの処置が取られることはありません。しかし,新しい世に生き残ることを望む人は,自分が集められた羊の一人でなければならないことを常に意識しています。―マタイ 23:37と比較。

8 わたしたちの行なう個人研究が,単に知識を得ることを目的とした表面的なものに終始するのであれば,問題に直面する度に『波によるように振り回される』不安定なクリスチャンになりかねません。むしろ,思考力を培い,み言葉の諸原則を熟考し,それらを生活に適用することを目的とした個人研究を行なうことにより,霊的に「十分に成長した大人,キリストの満ち満ちたさまに属する丈の高さ」に達したクリスチャンへと進歩してゆくことができるのです。―エフェソス 4:13-15。

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