雑誌が無駄にならないようにする
「何も無駄にならないようにしなさい」。(ヨハ 6:12)これは,奇跡によって幾千人もの人々に食事をさせたときのイエスの言葉ですが,「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌を配布することについても同じ原則が当てはまります。あなたは,手元にある貴重な雑誌が無駄にならないように心がけていますか。配布用の雑誌が残りそうなら,どうしたらよいでしょうか。
毎週の雑誌活動を定期的に支持することに加え,可能なら,人々に会える確率の高い夕方や晩の奉仕,または週末の奉仕やビジネス街での奉仕を少し余分に行なうことができます。また,街路伝道に参加し,人々に近づく仕方でそれを行なうなら,多くの場合,配布の可能性は高くなります。
宣教のあらゆる分野で雑誌を提供することも役立ちます。状況が許す場合には,その月の提供物と一緒に雑誌も合わせて読むよう勧めることができます。また,再訪問の機会にも雑誌の配布を意識したいものです。さらに,知人や友人,学友や先生,職場の人や仕事の関係で会う人々に紹介できる記事がないかどうかを考え,非公式の証言に用いてください。ちょっとした買い物をしたり,車にガソリンを入れたりしてお金を払う際,簡潔に証言し雑誌を配布している奉仕者も少なくありません。このような余分の努力は積極性や勇気を必要としますが,そうする価値は十分にあります。
個人的に真剣な努力を払っても雑誌が残る可能性があります。もしかすると会衆の奉仕者の中には,残った雑誌の幾らかを配布することに喜んで協力してくれる人がいるかもしれません。会衆内の多くの成員が一時的に雑誌の在庫を抱えていることが分かった場合,長老たちは,特定の期間だけ野外奉仕の取り決めに調整を加えたり,互いに協力し合うことを励ましたりするなどの対処の仕方を考慮する必要があります。
いずれにせよ,命の音信を載せた雑誌が「無駄にならないよう」積極的に配布し,関心を示した人々をぜひ再訪問したいものです。