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  • わたしたちの王国宣教 2001
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  • 「満足のいく生活」のブロシュアーを使って聖書研究を始める
わたしたちの王国宣教 2001
宣 01/9 3–6ページ

新しいブロシュアーを最大限に活用する

この折り込みを自分用の「満足のいく生活 ― どうすれば実現できますか」にはさみ,宣教に出かける際に携帯するようになさってください。

1 今年の夏の地域大会で,「満足のいく生活 ― どうすれば実現できますか」という新しいブロシュアーを受け取り,あなたも大きな興奮を覚えたに違いありません。もう全体を読み通しましたか。もしそうであれば,このブロシュアーが,日本の野外の必要を念頭に置いて準備されたことにお気づきのことでしょう。「満足のいく生活」のブロシュアーでは,第2部の最後まで“聖書”という言葉が用いられていません。ですから,“聖書”という言葉を聞くと断わるような人々が,聖書に見られる“知恵の言葉”が役立つことを知る機会になるでしょう。

2 序文と第1部,第2部は,話を始めるのに特に役立ちます。家の人と共に2ページの序文を読むなら,このブロシュアーの内容をもっとよく調べてみたいと思うかもしれません。このように言うことができます。「家族や子どもたちが充実した人生を送ることは,だれもが願っていることですね。その点で,この新しく発表された冊子に載せられている調査結果を見ますと,今の生活の現実について本当に考えさせられます。[相手に手渡し,序文の1節を読む。] 満足のいく生活を願っていながら,その願いどおりの生活をしていない人がとても多いのは残念なことですね。この冊子は,生活をもっと充実したものにするための助けとして用意されました。[3ページを見るように勧める。] 最初の章には,満足のいく生活を送るのを難しくしている幾つかの要因が取り上げられています。次にお会いする時にこの部分についてお話し合いできればうれしく思います。[日時を明確に取り決める]」。

3 第1部も会話を始めるのに用いることができます。「ここ数年,多くの銀行や証券会社が倒産し,今年も見通しはあまりよくないようですね。今は不確実性の時代とよく言われますが,このような不安定な世の中で,物やお金をあまりに重要視するなら,それを失う時の失望は大きいでしょうね。この経験を読んでわたしはとても考えさせられました。[第1部,3節について話し合う。] 長く続けてきた生活を見直すのは,簡単なことではないと思います。この冊子の第2部には,多くの人に役立った実際的な提案が記されています。[第2部を開き,相手に手渡す。] 6節には,金銭の管理に役立つ格言が取り上げられています。次にお伺いする時,この部分をお話し合いできればうれしく思います」。

4 第2部はこのブロシュアーの特色ある部分と言えるでしょう。30以上の「知恵の言葉」を取り上げており,それらに注意を払うなら,現在の生活を満足のいくものとするのに役立ちます。そして最後に,それらが聖書の言葉であることを明らかにしています。この資料は,ブロシュアーを家の人に紹介するときや再訪問の際に用いることができます。それぞれのテーマについて,聖書の原則を三つないし四つ,場合によってはもっと多く挙げています。特定の問題と関係のある幾つかの原則を示すなら,様々な背景や年齢の人々に,聖書が実に平衡の取れた優れたアドバイスを収めた書物であることを,納得させることができるでしょう。本文で扱われている聖書の原則を目立たせるため,写真と説明文を効果的に用いることができます。

5 このように話を始められるかもしれません。「__さんはご家族のために一生懸命頑張っておられますね。自分が一生懸命にやっていることは,うまくいってほしいと思うものですね。わたしは,悪くなっていく社会に振り回されないために,家族がしっかりとした原則を持つ必要があると思っています。この格言はとても助けになっています。[2節の聖書の原則を紹介する。この証言方法は調整を加えれば,他の話題にも当てはめることができる]」。

6 これらは幾つかの提案にすぎません。皆さんの区域やお会いする人々に適した証言方法を考慮なさるようお勧めします。相手の関心を高めるのに最もふさわしい部分から会話を始めてください。

「満足のいく生活」のブロシュアーを使って聖書研究を始める

7 新しいブロシュアーの第2部は,聖書研究を始めるのにとても役立ちます。実生活に役立つ情報を扱っていますので,家の人の関心を鼓舞する興味深い話し合いをすることができます。一度の訪問で多くの情報を提供するより,一度に一つのテーマに注目してください。取り上げた聖書の原則がなぜ役立つのか,筋道を立てて家の人とじっくり話し合いましょう。その原則を知っているのといないのとでは,生活にどんな違いが生じるでしょうか。この知恵の言葉をどのように当てはめることができるでしょうか。家の人の状況に合った点を具体的に考えることができます。

8 新しいブロシュアーの第2部を用いて短い訪問を続けることにより,聖書研究への道を開くことができます。話し合った点について家の人がどのように感じているかを聞き出すように努めてください。相手の言うことをとがめることなく,感じたことを自由に述べてもらうようにしましょう。家の人の心の中に,取り上げた原則に対する認識を少しずつ築き上げるようにしてください。それらの原則が実際的であることを相手が確信するようになったなら,15,16節を用いて,それらが聖書から取られていることに気づくよう援助してください。

9 家の人が聖書中の優れた助言に対する認識を示すようになったなら,第3部を話し合うことができます。その部分は,聖書が霊感を受けた書物であることを取り上げています。家の人が,聖書は超人間的な源から出ているに違いないと考えるよう助けてください。それから,第4部で,その超人間的な源がだれかを示すことができます。日本人の多くにとって,全知の創造者という考えはなじみの薄いものですが,福沢諭吉や福井謙一といった日本人によく知られた識者の言葉を用いて,創造者を信じることが道理にかなっていることを理解するよう助けてください。

10 ブロシュアーの第1-4部を学び終えた段階で,おそらく家の人は創造者の存在を確信するか,少なくともその存在を信じることが道理にかなっていることを認めるでしょう。これは第5部以降に入る上でも,また将来「知識」の本に移行する際にも,肝要な土台となります。ぜひ家の人の宗教的な背景を考慮に入れてください。理解の程度を見極め,ふさわしい速度で資料を扱い,時折復習してください。

11 第5部を扱う際には,家の人が人格的存在としての神を知り,身近に感じるよう援助してください。聖書の原則を当てはめることによって自分自身の生活がすでにどれほど充実してきたかを家の人が気づくように仕向けるならば,家の人の認識を深めることができます。第6部は,エホバが人間を創造された理由を説明し,最初の男女には永遠に満足のいく人生を送る見込みがあったことを示しています。第7部は,罪と死がどのように世に入り込んだかを示しています。日本人はたいてい受け継いだ罪という考えを持っていないので,わたしたちすべてが罪人であるということを研究生に理解してもらうことは大切です。第8部を話し合う際,イエスの贖いの犠牲に対する認識を深めるようにしてください。このブロシュアーは贖いを簡潔に,分かりやすく説明しています。最後に,第9部は,聖書が人類に差し伸べているすばらしい希望を紹介しています。事細かに説明するよりも,人類のためのすばらしい見込みがどのように失われ,その一方でわたしたちが再び満足のいく生活を送れるよう,エホバがどのように道を開いてくださったかに注意を向けてください。このようにすれば,聖書の教えの全体像を理解するよう助けることができるでしょう。それは,将来「知識」の本で,こうした教理を詳細に学ぶ際の良い土台となることでしょう。

12 挿絵や写真を効果的に用いるなら,教理についての理解を助けることができます。例えば,創世記 3章について考える際には,23,24ページの挿絵を用いて,アダムとエバの選択がどんな結果になったかを視覚に訴え,今わたしたちが抱えている問題がそこに起因していることを理解するように援助できます。それから,25ページの写真から,人類が罪と死の支配のもとで残忍な扱いを受ける奴隷になったことを説明します。アダムとエバが与えられていたすばらしい人生の見込みと,つたない選択の結果として生じた悲惨な生活とを対比することによって,満足のいく生活を阻んでいる最大の障害が罪と死であることを理解してもらえるでしょう。唯一の解決策は,イエスの贖いの犠牲を通して神との良い関係を築くことです。

13 まず,自分がブロシュアーの内容に精通するようにしてください。それから,家の人の背景や関心事を考慮して,最も効果的な教え方を決めることができます。「忠実で思慮深い奴隷」級は,区域の人々と話し合うための優れた道具を備えてくださいました。(マタ 24:45-47)このブロシュアーを意欲的に用いて,教え方の効果性を高めるなら,人々がエホバに引き寄せられ,真に「満足のいく生活」を見いだすのを助けることになるでしょう。―ガラ 6:9。

[6ページの囲み記事/図版]

新しいブロシュアーを効果的に用いるための提案

ブロシュアーの内容を把握する

1. ブロシュアーをよく読み,内容に精通します。挿絵に注目し,参照されている聖句も調べてください。

2. ブロシュアーの構成,内容,表現,論議の展開の仕方が,日本の野外の必要を念頭に置いてどのように工夫されているか,考慮します。

家から家の奉仕や再訪問で用いる

3. 序文から第2部は会話を始めるのに役立ちます。充実した人生や家族の幸福といった,人々が抱いている自然な願いを共通の土台にして話し合ってください。

4. 折り込みの2,3,5節の提案を,家の人の状況に合わせて調整し,用いてみることができます。

5. 活発な話し合いを促し,聖書の原則をどのように当てはめるかを示し,要点を強調するために挿絵を用いてください。

6. 「どう思われますか」の囲みにある質問を用いて,家の人の思いを刺激したり,自由な考えを引き出したりしてください。

7. 家庭聖書研究を取り決めるためにも第2部を活用できます。

(イ)毎回の訪問で一つの話題を取り上げ,よく話し合います。

(ロ)聖句を共に推論し,その人の状況に当てはめるよう援助します。

家庭聖書研究を司会する

8. 第1-4部は,家の人が信仰を築くための土台となる資料です。第4部が終わるまでに,家の人が創造者の存在を認めることができるよう援助してください。

(イ)第2部では,聖書の教えが今の生活を充実したものとする助けになるとの認識を築き上げます。

(ロ)第3部では,その聖書が霊感によって書かれたことを確信できるよう教えます。

(ハ)第4部では,その著者についてよく知るよう教えます。

9. 第5部以降では,聖書の基礎的な教えを説明しています。「満足のいく生活」というテーマにそって分かりやすく教えてください。

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