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  • 鑑14 46–52ページ
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  • アフリカ
  • 2014 エホバの証人の年鑑
  • 副見出し
  • 「大いなるバビロンから離れたいと思います」
  • 8人の兄弟と研究した
  • 「エホバとみ使いたちが友になってくださいます」
  • 牧師に転ばされる
  • 幼い子どもからの招待
  • 虐げに心を痛めていた人たち
2014 エホバの証人の年鑑
鑑14 46–52ページ
46ページの図版

全地で宣べ伝えて教える

アフリカ

46ページの地図
  • 国や地域 58

  • 人口 9億7,968万5,702人

  • 伝道者 136万3,384人

  • 聖書研究 326万5,314件

「大いなるバビロンから離れたいと思います」

ウガンダに住む若者トムソンは,宗教に嫌気が差していました。しきりにお金を求めてくる聖職者にあきれかえり,礼拝に全く参加しなくなりました。とはいえ,毎日聖書を読むことはやめていませんでした。特に啓示の書に興味を引かれ,意味を解明しようとして手帳にメモを書き留めていました。ある時,職場の小さな建設現場で聖書を読んでいると,一人の兄弟に出会います。兄弟と聖書についていろいろと話し合い,「聖書は実際に何を教えていますか」の本を受け取り,一晩で読み通しました。翌日,兄弟にこんなメールを送りました。「あなたが教えてくれたことについて主に感謝しています。大いなるバビロンから離れたいと思います」。トムソンは,『聖書の教え』の本の脚注や付録に挙げられていた出版物すべてを読みたいと言いました。聖書研究に打ち込み,急速に進歩し,2012年の「心を守りなさい!」地域大会でバプテスマを受けました。2013年3月からは正規開拓者として奉仕し,大いなるバビロンから離れるよう人々を助けています。

8人の兄弟と研究した

モーリシャスの首都ポートルイスで育ったジミーは,16歳で飲酒を始め,毎日のように酔っぱらうようになりました。酔うと自制がきかなくなり,何度か刑務所に入れられました。1日にラム酒を3本,たばこを60本吸うこともありました。お金がなくなると,窓拭き用のアルコールを飲むこともあり,母親のオーデコロンを飲むことさえしました。生きたしかばねのようだと人から言われ,依存症の治療センターに1年半ほど入りましたが,変わりませんでした。

49ページの図版

ロドリゲス島: ジミーは生活を改めようと決心した

ジミーはやがてエホバの証人と出会い,聖書研究に応じます。時々,研究中に席を立ち,お酒を飲むこともありました。結局8人の兄弟と研究し,ついに生き方を改めなければならないことを悟ります。こう言っています。「ヘブライ 4章12節にある霊的な剣に心を刺し通されたように感じました。ある日聖書を読んでいると,箴言 24章16節が目に留まりました。『義なる者はたとえ七度倒れても,必ず立ち上がる』という聖句です。それが人生の転機になりました」。ジミーは7人の兄弟と研究して“倒れ”ましたが,8人目の兄弟の助けで“立ち上がり”,変化する決意をしたのです。エホバに力を願い求め,会衆の集会に出席し,悪い習慣を克服しました。2003年にバプテスマを受け,2012年には正規開拓者になりました。今ではロドリゲス島の会衆で奉仕の僕として仕えています。

「エホバとみ使いたちが友になってくださいます」

ケニアの70歳のメアリーはずっと長老派教会の教会員でした。資金を調達するのが上手で,教会の建設を助けたこともありました。息子の一人がエホバの証人になりましたが,メアリーはそれを快く思いませんでした。会衆の集会によく誘われましたが,聖書の音信はスワヒリ語ではなく母語のキクユ語で聞きたいと言って,断わっていました。しかしついに,キクユ語で開かれる地域大会に招待され,出席します。会場では年配者のための席に座りました。親切で愛にあふれた応対にとても感銘を受け,教会ではこんな愛を示されたことはないと言いました。すべての話に真剣に耳を傾け,その内容を気に入りました。「神の言われることを聞いてください」のブロシュアーを使った聖書研究を勧められ,すぐに応じました。

数か月研究したころ,メアリーはエホバの証人になりたいと思い,教会を脱退しました。教会の指導者たちはひどく怒りました。会って話してもらうため,牧師を首都ナイロビから呼び寄せたほどです。牧師は教会を去らないよう説得を試みましたが,メアリーの気持ちは揺らぎませんでした。牧師はこう尋ねました。「教会から出て行ったら,友達がいなくなるのではないですか。教会員の中にたくさんの友人や知人がいるでしょう」。

メアリーはこう答えました。「エホバとみ使いたちが友になってくださいます。エホバの証人の友達もできます」。

説得に失敗した牧師は帰って行きました。メアリーは聖書研究生として良い進歩を続けています。クリスチャンの集会は自宅から遠く離れた所で開かれていますが,すべてに出席しています。公共の乗り物が使えなかった時に,雨の中を2時間歩いて出席したこともあります。近所の人からの反対もありますが,バプテスマという目標を達成する決意でいます。

51ページの図版

リベリア: 記念式のため椅子を準備している。2013年の出席者は8万1,762人だった(全伝道者数は6,148人)

牧師に転ばされる

カメルーンに住む14歳の少女アシュトンは,エホバの証人と聖書研究を始めると,一緒に住む伯父と伯母からひどく反対されました。そしてペンテコステ派教会の礼拝に無理に連れて行かれました。ある礼拝の際,女性の牧師が両手を出席者たちの頭の上に置いて,“霊”を送り込み,次々と倒れさせました。しかしアシュトンは倒れませんでした。牧師は何度も祈りましたが,アシュトンは立ったままでした。すると牧師に足をすくわれ,転ばされました。帰宅後,アシュトンは伯父と伯母にそのことを伝えましたが,信じてもらえませんでした。もう二度と教会には行かないと心に決めました。現在は,家族からの反対や侮辱がある中でも,王国会館での集会に出席し続けています。

幼い子どもからの招待

アンゴラで昨年,わずか1歳5か月のアニルパは,地域大会の招待キャンペーンに熱心に参加しました。アニルパの“割り当て”はドアをノックし,招待ビラを家の人に差し出すことでした。その間に母親が訪問の理由を手短に説明します。アニルパは熱意にあふれていて,母親が証言を終える前に,次のドアをノックしようとすることもありました。アニルパは家の人にとても良い印象を与えたようです。大会の最終日,ある女性が近づいて来てこう言いました。「お嬢ちゃん,あなたを探していたのよ。会えてうれしいわ。大会に招待してくれたのはあなたですもの」。

虐げに心を痛めていた人たち

2012年8月,マダガスカルのアンタヴィラナンボ会衆の奉仕者たちは,エホバの証人になりたいと言う人たちに会いました。そのグループの人たちは教会の指導者から虐げられていると感じていて,次のようなことを言いました。指導者たちは教えを実践しておらず,教会には聖書について教える取り組みも,信条を説明する資料もない。教会の献金は高く,真の兄弟関係も真のクリスチャン愛も見られない。エホバの証人はそれとは全く違うと聞いている。

後に,そのグループは支部に次のような手紙を書きました。「エホバに仕えたいというわたしたちの願いについて知っていただきたいと思い,手紙を書いています。わたしたちは辺ぴな所に住んでおり,集会場まで歩いて9時間から15時間かかる人もいます。それで,聖書を研究するのを助けてくれる人を派遣していただけないでしょうか。エホバへの愛を強める助けを与えてくださらなければ,心を込めてエホバに仕えたいという願いは満たされません。少なくとも3つの村にいる215人が,かつて異なる宗教に属していたものの,今は心を込めてエホバにお仕えして従いたいと願っています。助けてくださることを確信しています」。

兄弟たちはこのグループに会いに行きました。9時間歩いて最初の村に行き,そこで集会を開くと,関心のある人が65人出席しました。すぐに話が広まり,ほかの村の人からも,訪ねて来てほしい,聖書を教えてほしい,と言われました。それで兄弟たちは4時間歩いてその村に行き,集会を開きました。出席者は80人以上でした。すると今度は,さらに歩いて2時間の別の村の人からも,来てほしいと言われました。兄弟たちは喜んで同意し,行って集会を開きました。50人以上が出席しました。

マハヌルで開かれた2つの大会に,これらの村から30人以上が一日半歩いて出席しました。そのうちの25人は巡回監督の訪問の際にもやって来ました。中には夫婦や家族,年配の人たちもいました。みんなで一つの家に泊まり,夜遅くまで感想を語り合ったり質問し合ったりしました。村人たちは,もっと多くの人がエホバの証人になることを望んでいると言いました。人々は宗教指導者からの虐げに心を痛めているからです。

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