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  • 「地球の日」の災い
  • かつては海面近くに位置していた,大洋の海底
  • カトリックおよび監督教会の合同
  • LSDと奇形児の出生
  • 「顧客を欺く」弁護士
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    目ざめよ! 1970
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目ざめよ! 1970
目70 8/8 29–31ページ

世界展望

政治に関係する教会

◆ イエス・キリストはこの世の事柄に関係しないようにと弟子たちに勧めた。しかし,今日の牧師は教区民にそれとは反対の事柄をするよう勧めている。英国教会の司祭,F・M・フレンチは,教会は「われわれが現在かかえている諸問題に対して相当な責任を負わねばならない」と述べた。さらに同司祭によれば,カナダの教会組織が,自ら生み出した社会悪のいく分かを正そうとすれば,政治的に活動しなければならない。

汚染と教会

◆ オーストラリア,シドニー市のキングズクロス・ウェイサイド・チャペルの牧師,テド・ノッフスは,現在アメリカにある宗教組織を滅亡から救っているものの一つは汚染問題であると語った。同牧師によれば若者たちは教会組織と対決する代わりに,現在急務となっている汚染問題に注意を奪われている。彼はまた,もし明日汚染問題が解決され,ベトナム戦争が終わるようなことがあれば,現在知られている教会はたちまち姿を消すであろうと語った。

妻帯していた法王たち

◆ 歴史家の推定によれば,ローマ・カトリック教会によって任命された262人の法王のうち,約40人は妻帯者であった。9世紀においてすら,結婚していたアドリアン2世(847年-872年)は法王の位につけられた。

カンボジア進攻作戦に対する反応

◆ 去る4月30日,アメリカのニクソン大統領は,米戦闘部隊をカンボジアに派遣すると言明し,この措置を米兵を救うための戦争の延長であると述べた。同声明によれば,今回の進攻の目的は北ベトナム軍の補給物資を捜し出し,彼らを聖域から駆遂することであるとされている。この措置は世界の人々にまず衝撃を与えた。各新聞の社説はまちまちだが,世界各地の学生たちの反応はおしなべて批判的であった。アメリカの11の大学新聞は,今回の措置に抗議する全国的なストライキを勧める論評を掲げ,37の単科および総合大学の学長らはニクソン大統領あての書簡の中で,東南アジアへの軍事介入を早急に中止するよう要請した。それら学長は,アメリカの「カンボジア進攻」は「大学内に広範,かつ,深刻な不安をまねいていると述べた」。オハイオ州のケント州立大学では,抗議デモに参加した4人の学生が州兵によって射殺され,8人が負傷し,その後,同校は無期限の閉鎖を命じられた。

示されたクリスチャン愛

◆ 戦争で荒廃した東ナイジェリアに,暖かいクリスチャン愛の手が差し伸べられた。エホバの証人は,必要の大きい聖書文書・衣類・食糧など7トン分をイボランドの11都市のクリスチャン兄弟たちに送った。それらナイジェリアのエホバの証人は神への献身の立場を堅く守り,クリスチャン宣教を続ける決意をいだいており,霊的に良い状態にあることがわかった。同地域では御国の伝道の仕事が再組織されており,なげき悲しむ人々が,人類の唯一の希望である神の御国にたよるよう助けることができるようになった。

『警報器を鳴らしている』高位僧職者

◆ バチカン当局による物事の措置に不満をいだくカトリック司祭は多い。ハーバード大学社会学教授,ジョセフ・H・フッチャー司祭は次のように述べた。「いわゆる『聖職者の危機』は,教階制に対し,ついに真の危機をもたらした。聖職者をこれほど悩ませている問題はほかにない。現在,高位聖職者は,いわば職場の同僚および従業員,つまり信者を失っているため,警鐘を鳴らしている。聖職者がにわかに気づいたのは,聖職はもはや一生の仕事としての魅力を失い,新しい志願者を引きつけたり,すでに聖職にある者をとどめておくことができない,ということである」。このことは,司祭との接触を持たず,また,多くの司祭が不満をいだいている理由を知らない,あるいはそれを認めようともしない,司教たちに特に大きなショックを与えている。

アポロ13号の緊急帰還

◆ アポロ13号は月旅行から急きょ帰還したが,これは人間がいかに地球に依存しているかを示すものである。酸素タンク内の短絡が引き起こした爆発により,3人のアメリカ人宇宙飛行士の生命が重大な危険にさらされた。ただちに問題となったのは,それら3飛行士が地球に戻るに足る十分の酸素と水が,故障した宇宙船にあるかどうかということだった。人間を宇宙に送り出すロケットがどれほど強力であっても,地球が人間の住み家であるという事実を否定することはできない。

膨大な量の密売ヘロイン

◆ 国連の専問家の推定によれば,密売されるヘロインの量は毎年約50トンに上る。これは,服用量に換算すれば,最低100億服に当たり,男女,子どもを含め,世界中の人すべてに優に3服ずつ配れるほどの量である。

「地球の日」の災い

◆ 「地球の日」と命名された去る4月22日,アメリカでは地球の生態学的な災いに人々の関心が集められた。今日,世界の多くの人は,各地の河川・大気・土地がいかに汚染されているかを知っている。アメリカの国土面積は約8億ヘクタールほどであるが,人口のほとんどは都市に集中し,国土の大半は人口稀薄地域である。「地球の日」の講演者の多くが指摘したごとく,今後の課題は,汚染に関するこの新たな認識を,環境改善を推し進める確固とした踏み石とすることである。それには抗議デモをする以上のことが必要である。

かつては海面近くに位置していた,大洋の海底

◆ コロンビア大学の地質学教授ブルース・C・ヒィーゼン博士と同大学の大学院生ポール・J・フォックス両科学者は,大西洋の最深部がかつては事実上,海面近くに位置していたことを示す証拠がある,と語った。両人は水深8,287メートルのプエルトリコ海溝でサンゴ礁の残存物を発見した。驚くべきことに,その種のサンゴは水深15メートル以内の海底にしか生息していないのである。この海底はいったいいつ8,000メートル以上も陥没したのであろうか。ノアの時代の大洪水にともなって生じた変動の時期に起きたと考えることができるであろう。

カトリックおよび監督教会の合同

◆ アメリカのローマ・カトリック教会と監督教会は報告書を発表し,この二つの教会の「組織上の合同」は実現可能と考えられると述べた。両教会を代表するスポークスマンの予想によれば,「遅くとも5年ないし10年以内に」,監督教会とカトリック教の信者は,いずれのサクラメント(秘蹟)にもあずかれるようになるとのことである。

LSDと奇形児の出生

◆ LSDを使用する親を長期にわたり調査した結果,明らかにされたところによれば,LSDは,「突然変異を引き起こすおそれがある,つまり,細胞の遺伝子に変化を生じさせるものとして真剣に考慮しなければならない」とのことである。この調査の責任者,チェストン・M・バーリン博士は次のように述べた。「現時点では,LSDの使用が奇形児を生む原因となるという明白な証拠を得たと早急に結論することはできないが,LSDの安全性を疑う根拠は以前にも増して確かなものになった」。

「顧客を欺く」弁護士

◆ 弁護士を雇うには相当の金がかかる。これは周知の事実である。過去18年間,中部カナダ法律協会に所属しているジョン・ダグラス・アルナップによれば,金を欲するあまり,弁護士の品位に泥をぬる若い弁護士がふえているとのことである。そうした弁護士は,「大金を得ることだけを考え,どのようにして得るかはほとんど問題にしていない」と同氏は語った。さらにすべての労働者と同様,弁護士も支払いを受けるのは当然であるが,「報酬に目がくらんで,顧客に対し不誠実な仕事をする弁護士は,自分自身と顧客,それに弁護士業そのものを欺いているのである」と語った。

減少する,教会の出席者数

◆ 西ドイツのプロテスタント教会員で,定期的に教会に通う者は全体の1%に満たない。ローマ・カトリック教徒の場合,その比率は約30%である。しかも,出席者数は減少傾向を示している。カトリックの司教らは,教会を去る人々を,「教会の団結をそこなう」者として非難し,「われわれはそうした行為を受け入れることはできない。…脱退宣言をするカトリック教徒は,われわれの社会に対する重大な罪を犯しているのである」と語っている。西ドイツの教会員が強制的に支払わされている教会税が目に見えて減少しているため,僧職者は,会員の脱退をなんとかして禁じ,教会税を維持しようとして,あらん限りの力をつくしていることがわかる。しかし教会員は減少しつづけている。

人間は浪費家

◆ 専門家の推定によれば,カナダ人は毎日,ひとり当り2キロのゴミを出しており,全国のゴミの量は3,000万キロに上る。ブリティッシュ・コロンビアのカピラノ大学の生物学者L・K・ウェイド博士は,「現代の社会は史上最も浪費的な社会である。何億本ものあきびんのゴミは,許されざる浪費である」と述べた。ブリティシュ・コロンビア大学の資源科学センターの理事クロフォード・ホリング博士は,汚染とゴミの問題が処理されない以上,いつカナダが荒廃するかを予告するつもりはないが,「その時期がいつであれ,人間の将来を憂慮しなければならない時が来るのはごく近い日であろう」と語った。

機械的な祈り

◆ イエス・キリストの異父兄弟である弟子のヤコブは,祈りは,『疑うことなく』信仰を持ってささげねばならない,と述べた。さらに使徒ヨハネは,『神の戒めを守る』者の祈りは聞き届けられる,としるしている。(ヤコブ 1:6。ヨハネ第一 3:22,口語)このことを心に留め,アメリカのカンザス州上下両院でバプテスト派の牧師H・ウェイン・フィンクがささげた祈りを考慮してみよう。報道によれば,同牧師の祈りは次のようなものであった。「神よ,わたしたちはふたたびここにつどい,祈りをささげます。それは,あなたがわたしたちの祈りを聞いて下さることを望んでいるからではなく,また,そうして下さることをほんとうに信じているからでもありません。わたしたちはただ,しきたりに従って,つまり,こうするのがいつものならわしであるゆえに,祈りをささげます」。そしてフィンク牧師は,議員たちが,「広い心と明析な考え,また誠実な動機」を賜わるようにと祈り,終わりに,「神よ,わたしはこれ以上あなたにおひまを取らせたくありません。なぜなら,議員たちはこのつまらない開会の祈りを早く終わらせたいものだと考えており,重要かつ緊急な議事日程を進めたいと思っているからです。主よ,アーメン」と祈った。牧師をしてこのような祈りをささげさせる宗教は,神に喜ばれるものであろうか。

人類の生存の可能性

◆ 去る4月7日付,「カナデアン・マガジン」は次のように述べた。「いまカナダを救うことに着手しなければ,しかも今直ちに行動しなければ,美しいカナダは10年以内に滅びるであろう。さもなければ,1980年までには,この美しい国士は,陽光の代わりにスモッグでおおわれ,川は下水と化して悪臭を放ち,昼夜の別なく騒音に満たされ,病気と暴力がはびこるであろう。カナダ動物学者協会は,『人類の生存そのものが脅やかされている』と直言した」。ウ・タント国連事務総長は,最終期限は10年ないし15年先である,と述べたが,アメリカのニクソン大統領の都市問題特別顧問ダニエル・モイニハンは,人類が1980年まで生存する可能性は五分五分であると語った。これらはすべて,神のことを度外視した見解であることはいうまでもない。

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