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目ざめよ! 1970
目70 8/22 29–31ページ

世界展望

ソビエトの国勢調査

◆ 今年,ソビエトでは1959年以来初の国勢調査が行なわれた。その結果,ソビエトの総人口は2億4,170万人で,11年間に16%増加したことが明らかになった。興味深いことに,今回の国勢調査によれば,人口の56%は都市に,残りの44%は農村部に住んでおり,ソビエト連邦が人口の都市集中化の著しい国になったことがわかる。

課税を免れるために教会を脱退

◆ 西ドイツでは教会を去る人がかつてなかったほど増加している。この事態には人々が教会の礼拝に出席しなくなること以上の意味がある。西ドイツではかなり昔から教会の礼拝出席者が減少しているからである。しかし今度は,教会税を免れるために,人々は教会の会員名簿から法的に籍を抜いているのである。目下のところ,教会税の率は所得税の8ないし10%である。

抗議した法王

◆ 去る4月下旬,法王パウロ6世がイタリアのサルデニャ島を訪れた際,「ファシスト ファシスト」と叫んで,法王一行の車に石を投げた者が数人いた。それら一団を鎮圧するため警官が動員され,14名の警官を含む,少なくとも24人の負傷者を出した。そのほかに26名が検挙された。暴徒たちは法王を「金庫係」ときめつけたが,法王はそれに抗議し,スラム地区の住民に次のように述べた。「法王は多くの人々が主張するほど金持ちではない。ローマ法王庁の出費をまかなうのは容易ではない」。しかし,「教会 ― その財産・収入および免税」と題する本は,ローマ・カトリック教会の資産と収入が,あわせて24兆円を上回ることを明らかにしている。

富をかき乱すカトリック教会

◆ アメリカのローマ・カトリック教会が多額の富をもうけていることは公然の事実である。ある市場専門家がほのめかしたところによると,株式資本だけでも7兆円といえば「当たるとも遠くない」という。ニューヨークの大司教管区の所有する土地だけでも,内輪に見積って198億円に上るものと推定されている。著述家ケネス・G・グロスは次のように述べた。「報道によれば,カトリックの組織および僧職者は,グレース鉄道,モーラン・トウィング,何十もの食品製造業者および包装業者,メトロポリタン生命保険会社,そしてさまざまの公益事業から多額の収入を得ている。ジェスイット会はディジィオルジョその他の会社をはじめ,軍需工業(ナショナル・スティール,ボーイング,ロッキード,ダグラス,カーティス-ライト)の有価証券を大量に所有している。コロンブス騎士会という,カトリックの一般信徒からなる団体はヤンキー・スタジアムの土地を所有しており,それは1,800億円の有価証券に相当する。しかもこの団体は課税されていない」。ニューヨークの一司祭は,「カトリック教会は教区の最有力者を養成することをやめ,最も貧しい人々の援助に戻らねばならない。さもなくば崩壊せざるを得ない」と語った。

子供のあいだに広まるかいよう

◆ 病院の記録を最近調べたところ,かいようが年少者に一般的な病気となる傾向が強くなっている。おとなの場合と同様,子供のかいようも感情のストレスがその根本原因と考えられる。アメリカのバッファローにあるニューヨーク州立大学の予防医学助教授ハリー・A・スルツ博士によれば,この病気は15歳の少年の間で最も増加しており,特に社会的経済的に一番恵まれた階層の子弟に多い。かいようにかかった子供と他の病気を持つ子供の家庭を比較すると,結婚関係が不安定で両親の宗教が異なる場合が前者に著しく多い。

宗教から逃避

◆ 社会哲学者で神学者のウィル・ハーバーグによれば,現代人は,アメリカ人でさえ,宗教に関して盲人や聾者同然である。現代人が宗教心に欠ける原因はなんであろうか。それについて同氏は,「西欧社会の世俗化が拡大し深まるにつれ,一般大衆の期待が教会から国家へ,すなわち宗教から政治へと着実に移行して行った」と述べている。ハーバーグ氏の考えでは,宗教が個人を見失ったため,個人が宗教を見失った。したがって人々は宗教から逃避する。

「異端」を唱える総主教

◆ ギリシア正教の総主教アテナゴラスは最近の記者会見で,僧職者の結婚に賛成し僧服を非とする考えを公にし,次のように語った。「僧服を着けることは外見上また目的上もはや何の意味も持たない。…わたしが,任命された聖職者の結婚にさえ賛成であることは一般に知られている。…礼式に規定されているように,せきたてられてではなく,生がいの伴りょを見いだした時に結婚できれば,われわれは多くの神学校卒業生を聖職者として迎えることができよう」。大主教アミロッシオスは総主教のこうした発言に厳しい態度を示し,総主教が「ためらいもなく異端」に固執しているとの電報を最高宗教会議に送った。そして,同大主教は今後,ことばに慎しみのないこの総主教を自分の主教管区でたたえることはしないと宣言した。

使用を禁止されるDDT

◆ 現在ソビエト連邦では,食品および家畜飼料に散布するためのDDTを生産することは法律で禁止されている。アメリカ政府は昨年11月,家庭におけるDDTの使用を2年間でほぼなくす計画を明らかにした。それは昨年末,実行に移され,政府は住宅地区におけるDDTの使用を禁止した。

僧職者が教会を去る理由

◆ 55万人のカトリック司祭のうち約2万8,000人が過去5年間に辞職した。現在バチカン当局はこの数が激増するものとみている。当然のことながら,人々はその理由を知りたがっている。特に若い司祭の場合,問題の原因を教会の童貞制にあるとする人は多い。しかし,ジェスイット派の社会学者ユージン・J・シャラートによれば,司祭たちは異性に引きつけられるというより,主として無理解な権威者たちに失望して辞職する傾向にあるという。

バチカンに批判的な司教

◆ ヨーロッパで最も強い影響を及ぼしている,ローマ・カトリックの司教のひとりは,パウロ法王が,論争の的となっている,司祭の童貞性に関する話し合いに応じないことを非難した。この童貞制についての論争はバチカンとオランダのローマ・カトリック教会の分裂を深刻化しており,既婚の司祭を受け入れるよう強く主張するオランダのカトリック教徒は,この問題を全教会にはかって決定することを強く求めている。ところが法王はそれに応じようとしない。法王のこうした態度に批判的なブリュッセルの司教,レオ・カーデナル・スエネンスがある記者会見で語ったところによれば,最も重大な問題点は童貞制そのものではなく,「教会運営の考え方および」1966年に終了した「第二バチカン公会議の核心をなす原則の適用」方法である。スエネンス枢機卿は,オランダのカトリック教徒が要求する話し合いを拒否する権利が法王にあることを認めながらも,こう語った。「それは教会の正常なあり方では決してなく,また教会の正常な運営方法でもない」。

テキサスを襲った殺人旋風

◆ アメリカのテキサス州にある人口17万の都市ルボックは,去る5月12日の夜,災害地と化した。大旋風は非常に強力であったため,貨物列車は脱線し,建物からはコンクリートの大きな塊りがもぎとられた。また20名余の死者と300名以上の負傷者が出た。非公式な推定によると,損害額は,数億円にも上るらしい。この大旋風の爪痕は長さ13キロに及び,その地域にゴルフのボール大のひょうと百数十ミリの雨を降らせた。商業地区にある21階の貸事務所ビルは,非常に危険な状態にあり,使用不可の言い渡しを受け,そのビルの中の人々は,各の事務所から立ちのいた。ある警察官は,「風が治まらないうちに略奪が始まった」と述べた。

優先的に扱わなければならない問題

◆ 個人的な書簡によって,穏かにではあるが,確実にアメリカのニクソン大統領を同国の青年層との絶縁に踏み切らせたウォルター・J・ヒッケル内務長官は,去る5月13日,アメリカが向こう数年以内に何を優先的に考慮するかについて,その態度を大修正するよう訴え,次のように述べた。「わたしたちは,人間にとってどんな事柄が優先的に取り上げられるべきか吟味すべきである。人が環境を荒らすために地球は危険にさらされている。アメリカばかりでなく全世界が,勇気を持って,こうした問題に優先的に対抗すべきだ。そうすれば,わたしたちの時間・体力・金を生命の破壊と防御にではなく,生存のために用いることができる」。

学校内の破壊行為

◆ 学校内の破壊行為による損害は高くつく。去年,アメリカ,ニューヨーク市の公立学校がこわされ,ガラス,不法侵入および放火のために支払わされた費用は約12億円で,1968年の損害額を20%上回る。盗まれた備品,傷つけられたりこわされたりした調度や壁の損害も数字で表わせるなら,破壊行為によるこの損害額はもっと高くなるにちがいない。また,教育面の損失を考慮すれば,その額はさらに増大する。タイプライター室が略奪にあうと,タイプの課目を取っている学童は,機械が設備されるまで授業を受けられず,それが時には2か月以上に及ぶことがある。

危険な輸血

◆ 今日,輸血をする人は,血清肝炎という恐ろしい血液の病気にかかる重大な危険にさらされている。アメリカのカリフォルニア州だけでも,輸血による血清肝炎の患者は毎年5,000人に上る。またあるフロリダ州の医師団は,常習的な喫煙によって血液の酸素運搬能力は33%までそこなわれることを発見した。そのため,喫煙家の血液を重病患者に輸血する是非を問題にした心臓学者ロバート・W・エリオットはこう語った。「現在それをやめるように言うことはできない。しかし,わたし個人としては,自分が輸血を必要とした場合,喫煙家の血を輸血されたくないことは確かだ」。

教会のしんぼく会でストリップショー

◆ 英国,ロンドン,クレハムにある聖ヨハネ教会の教区ホールで,同教会の牧師がストリップショーを演じて教会員のかっさいを浴びた。人々はテレビ・映画・新聞で裸を見ているのだから,教会のホールで見せても,おかしくないというのである。トニー・クロエ牧師とウィリアム・ムッレンジャー副牧師は自分の衣服をかなぐり捨てて,僧服用の詰めえりとくつ下,それに水泳用のぴったりしたパンツだけの姿になった。エセックス州,プレントウッドの聖ヨセフ・ウォーカ・ローマ・カトリック教会の女性数人もストリップショーに出演してきた。そのうちのひとりは,「わたしたちがまだ演じたことがないのは,ご存じかどうかわかりませんが,振動とふさ振りということだけです」と語った。教会でそうした行為がなされることに異議を唱えた人はいなかったのであろうか。「異議ですって」と問い返した,ある出演者は述べた。「とんでもありません。不平をもらす人はひとりもいませんわ。わたしたちが衣服を脱いで,ほとんど裸になる時の人々の様子を見てごらんなさい。出席者はみな,なかでも年長者は熱狂しています。観客はストリップショーを好んでいますし,わたしたちも楽しんでいるのです」。このように大いなるバビロンの宗教は,神によって滅ぼされる時が近づくにつれ,いよいよその実態をさらけ出している。

文字のない言語

◆ 高温乾燥地帯である,アフリカ東端のソマリアに住む約400万の住民が幾世紀にもわたって用いてきたソマリア語には文字がない。ソマリアはアフリカでも数少ない珍しい国の一つで,国民のすべてが同一言語を話すが,その言語の読み書きはできない。ソマリア語の出版物は一冊もなく,政府発行の3種類の新聞はアラビア語・イタリア語・英語で書かれている。

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