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目ざめよ! 1971
目71 9/22 30–31ページ

世界展望

アメリカで記録的な外車の輸入

◆ 去る4月,アメリカでは外車が記録的な売れ行きをみた。総数の16%に当たる約14万4,000台が売られたのである。これは,最近製造しはじめた自社の小型車が輸入車を押えるものと期待していたアメリカの業者に衝撃を与えた。輸入車の先頭を切るのはドイツのフォルクスワーゲンで,5万4,000台を上回り,それに続くのは急速な伸びをみせている日本のトヨタの2万4,000台と,約1万9,000台のダットサンである。

妊娠中絶率が上昇

◆ 1968年,アメリカのカルフォルニア州における妊娠中絶率は1,000人の新生児につき15件の割合であった。1970年暮にはそれが300件の割合になった。日本では912件の割合であるといわれており,ハンガリーでは新生児1,000人につき1,356件である。

輸血が奇病の原因となった

◆ アメリカのメリーランド州,ベセスダにある国立保健所の医師たちは,患者のあいだに発生したバクテリア性の恐しい伝染病の原因を数か月間つかめなかった。7名の患者が奇病にかかり,そのうちのひとりは死亡した。粘り強く追求したところ,伝染病の原因は輸血された血液にあることがわかった。その血液は,過去4年間にわたり週に2回血を売って金を得ていた供血者からのものであった。彼は自分が悪性の骨の伝染病を持っていることに気づかず,血を通してそれを他の人にうつしていた。

有害なマリファナ

◆ アメリカ,フィラデルフィアのふたりの精神病学者は,マリファナを常用した若者38名に一貫してみられた精神錯乱の型を報告している。それら若者のうち以前に精神障害を経験した者はいない。週に四,五回マリファナを吸った者は神経がひどく犯され,不鮮明に早口で話し,千鳥足になり,手がふるえ,考えが混乱し,知覚神経の錯乱を訴えた。1週間に二,三回飲んだ者でさえ錯乱を経験した。調査の対象となった18名の少女のうち,マリファナを吸煙する以前に身持ちの悪い者はいなかった。しかし吸煙後,その,すべてが性的に乱脈になり,7人は妊娠し,他の4人は性病にかかった。5人が同性愛行為にふけるようになり,3人は自殺を図った。

ガソリン遊びにふける

◆ オーストラリアの11歳になる少年は,ガソリンのにおいをかぐことにふけってやめられなくなったため,精神病院への入院を許可された。少年は警察官に,においの魔力を受けると「怪物や獣,それにゆがんだ顔」が見えると語った。この子どもは芝刈り器から取り出したガソリンのにおいをかいで以来それにふけるようになった。また,彼は,自分の内部の声が「ガソリンをかげ,ガソリンをかげ」と言い続けるので,においをかぐのをやめることができないとも言った。それ以上かぐのをやめようとすると,その「声」が彼を圧倒するのでかぎ続けるのだという。

太った赤ちゃんは太ったおとなになる?

◆ 専門家筋によれば子どものときに太っていた人はおとなになってもやせないようである。アメリカ,ニューヨークの,肥満を専門に研究しているハンス・ニューベルグ博士は,そうした肥満の治ゆ率は「胃がんの治ゆ率よりも低い」と語った。栄養過多の幼児の場合,生後二,三か月の間に,脂肪の細胞数が3倍から4倍になる。それらの細胞はいつまでも存在するらしく,後になって問題を引き起こす原因となる。

危険な石綿繊維

◆ アメリカ,ニューヨークのI・J・セリコッフ博士は,石綿を含む繊維で作ったコートはからだに悪いと述べた。その種のコートはアメリカですでに10万着ほどが売りさばかれている。石綿は肺がんや腫瘍の原因になりうるという。その生地にブラシをかけたりこすったりすれば,空気中の石綿の量は通常の1万倍になるから,衣料品業者にとって危険は大きい。

イタリアでひん発する美術品の盗難

◆ イタリア当局によれば,同国の美術品は1日に1点の割合で盗まれているという。

人気を失った学位

◆ アメリカの有名大学に通う若者の多くは学位に対する興味を失い,大学院に進む希望を持つ学生の割合は減少している。ハーバードおよびラドクリフ大学の報告によれば,同校の卒業生の中には自動車の運転手や有機食品の販売をしたり,電話の架線工夫や家具師となっているものがいるという。こうした新しい傾向を助長しているのは,博士号を持つ人々に対する就職の機会の減少,大学院生の徴兵延期の停止,奨学基金の枯渇,経営者が経験するような「狂気じみた競走」を伴う職業への意欲の欠如である。

処刑された強盗

◆ ナイジェリアの首都ラゴスで強盗の処刑が公に行なわれた。何万名もの人々が同国初のこのでき事を見守った。

危険な,ロンドンの地下鉄

◆ 英国ロンドンの地下鉄はますます危険になっている。ガーデアン・ウィークリー紙は警官の次のようなことばを載せた。「われわれは,夜昼を問わずいつでも地下鉄は安全だと主調する権利を,おそらく永久に失ってしまった。暴行や盗みの件数,また乗客や駅員の殺傷件数は増加の一途をたどっている」。

病める世界

◆ 寄稿家ジム・ビショップは過ぎ去った時代について,「食事時に父親が知識の泉であった。平和と安全が常のことだった。学問的な議論をするのが一種の楽しみだった。そして敬意が要求されないでも示された」と語った。しかし彼は,「その時代は過ぎ去ってしまい,わたしはむなしい世界へむなしい手を伸ばす」と述べて,さらに,今や世界は国際的な緊張と懐疑また憎しみで満ち,加えて「われわれは真理と公正の定義を失ってしまった。……真理はどこにあり,公正はどこにあるのか」と語った。これは聖書記者イザヤの預言的なことばを思い出させる。彼はこう予告した。『公平はとほくはなれ真実はかけてない』― イザヤ 59:9,15。

社会的な地震

◆ アメリカ労働省のかつての事務次官によれば,失業者が職をみつけるのを助けるための処置が何も講じられないなら,世界は激しい「社会的な地震」に見舞われるという。同氏は次のように語った。「今後10年間の発展が裕福な者を富ませるだけで,急激に増加しつつある貧困に打ちひしがれた大衆にわずかしか,あるいは全くの益をもたらさないなら,われわれの努力が大きな社会不安と暴力の波に圧倒されるのを見る危険を冒している。それはすなわち,自分と家族のためにかなりの生活費を得ることのできない人々の悲しみと失意に基づく社会的な地震である」。

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