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目ざめよ! 1971
目71 11/8 29–31ページ

世界展望

歴史の転換点か

◆ ニクソン米大統領が1972年5月までに中共を訪問したいとの計画は大きな期待を呼んでいる。元イギリス国連大使カランド卿は,「これは世界史の転換点をなすものである。私の生涯中これ以上に胸のおどる,あるいは励みを与えるできごとは思い出せない」と語った。NATOの新事務総長である,オランダのジョセフ・ランズは,「これは世界史上重大な時機の一つである」と述べた。しかし,神の時間表によれば,その訪問がどんな結果になるかにかかわりなく,あらゆる国家に影響を及ぼす,史上はるかに重大な転換点が間近に定められている。―ダニエル 2:44。

鉛筆をかむ人のための警告

◆ アメリカでは鉛筆には鉛が含まれていないことが再三保証されてきた。ところが今や,ニューヨーク保健局鉛中毒課は,鉛筆をかまないよう人々に警告している。塗料中に30%もの多量の鉛を含む鉛筆のあることがわかったのである。ある検査員が1歳の幼児の鉛中毒の原因が鉛筆にあることをつきとめた結果,そのことが明らかにされた。その幼児は鉛筆をかんでいたのである。

コレラのまん延

◆ 最近,東パキスタンから500万人以上の難民がインドに殺到し,衛生状態の悪い生活をしていることからすれば,コレラがまん延しているのも不思議ではない。すでに8,000名を越える死者が出ている。親族はコレラを恐れるあまり,遺体を埋葬せずに道端に捨てたままにしているため,ハゲタカやカラスや犬が奪い合っている。難民の生活は悲惨をきわめている。

核融合によるエネルギー

◆ 世界の多数の科学者は水素原子の核融合によるエネルギー,すなわち水素爆弾に秘められている力を取り出すことに努めている。科学者は,そうした原子核融合を制御しさえすれば,人類が必要とするエネルギーの問題を解決できると考えている。推定によると,核融合の方法を用いれば,4㍑の海水からガソリン1,200㍑分のエネルギーを生み出せるという。核融合原子炉は,水素の原子核を非常に接近させて核融合を起こさせ,そのさいに爆発的にエネルギーを放出させるのである。すでに二,三の試作的な装置を用いて核融合を行なわせたが,目下のところ作動中に消費されるエネルギーのほうが,生み出されるエネルギーの量をはるかにしのいでいる。

進化論の不確かさ

◆ 進化論者はきわめて乏しい事実にたくましい想像を加え,数個の骨のかけらを基にして,人間の先祖と考えられる動物の系列を作り上げる。オーストラロピテクスはそうした系列の中で重要な位置を占めている。ところが,リチャード・リーキー氏がアフリカでオーストラロピテクスの標本を出土した同じ地層からホモの標本を三つ発見したため,オーストラロピテクスは結局,ホモまた人間の先祖ではないとの見解が出されている。こうして,人間と動物をつなぐとされる架空の動物を求めて,むなしい探捜が続けられている。

ベトナムのカトリック教会

◆ 他の国々におけると同様,ベトナムのカトリック教会もその活動を宗教面にとどめず,国の政治問題に深く介入している。去る6月21日号,ニューズウィーク誌は,18世紀のフランスの司教,ピエール・ピノ・デ・ブエーヌが,「フランスの政策主義者によるベトナム政治への最初の軍事介入に直接責任を持っていたことを指摘した。現在のベトナム政府の一閣僚で,カトリック教徒である政治家ヌゴ・コン・デュクは,「ベトナムの教会は常に支配階級に仕えてき」たと語った。あるベトナム人のカトリック司教は,「教会はあらゆる政権と寝床をともにして,そのすべてに不義をする」と述べた。そうした行為を黙示録 17章1,2節と比較していただきたい。

心臓に影響する喫煙

◆ アメリカの心臓の専門医が犬にタバコを飲ませて実験したところ,人間の死因となる心臓の鼓動の混乱が犬にも同様に生じることがわかった。それら専門医によれば,心臓障害による急死の多くは,心臓の調子が突如狂って制御できなくなるためと言われる。ニコチンがその原因かもしれない。ニコチンを犬に注射すると,同様の結果が生じる。喫煙を非とする証拠はふえているが,これもまたその一つと言えよう。

良い模範が必要

◆ 責任のある立場に立つ人々は良い模範を示す必要がある。インダストリー・ウィーク誌の一報告はこのことを強調して,「会社内の不正のおもな原因の一つは最高責任者たちの腐敗である」と述べている。ニューヨークの経営専門家,ノーマン・ジャスパンは次のように語った。「経営責任者の経営方針によるひそかな,あるいは歴然とした業務上の不正行為を目にする従業員はほとんど,自分たちの持ち場でいささかもちゅうちょせずにそうした不正をまねるであろう」。

サルのほうがすぐれている点

◆ タイの南部では1,000匹のサルが,いわば熟練したココヤシの採集者として使われている。1匹のサルは少なくとも10人分の仕事を行ない,しかもサルは木から熟した実だけを取るように訓練されている。サルは20秒ぐらいで10メートルあまりのココヤシの木の天ぺんに登るが,人間が同じことをするには,少なくとも5分はかかる。人間は知識を持ってはいるが,この仕事ではサルにまさるものをまだ見いだしていない。これは進化の証拠であろうか。決してそうではない。

自動車どろぼうの激増

◆ たいていの場所におけると同様,西オーストラリアの自動車どろぼうは昨年最高記録に達した。1971年の同じ時期にはさらに悪化し,自動車が約50%も多く盗まれた。パースでは,自動車どろぼうの約80%が十代の若者によるものである。ある警察当局者は,「盗難車の背後に13歳の若者をみつけるのは珍しくない」と語った。盗難車の多くは傷だらけだったり破壊されたりしている。

『滅びゆく』ガリラヤ湖

◆ イスラエルの科学者は,すみやかに対策を講じなければ,ガラリヤ湖は13年ないし10年以内に『滅びる』であろうと予告している。ハイファの北東約80㌔にあるフラ地方から何千㌧もの硝酸塩が湖水に流れ込むため,アメリカのエリー湖その他で生じているのと同様の栄養過多現象が起きている。沼地の多いこの地域には15年前に排水設備が設けられ,ヨルダン川から水を引いて作物の栽培が行なわれるようになった。排水によって泥炭質の土壌が空気にさらされ,分解が速められ,その結果,有毒な硝酸塩が堆積してきた。それら硝酸塩はかんがいによって小さな運河に洗い流され,それからガリラヤ湖にはいるのである。

妊娠中絶に関するある医師の見解

◆ 去る5月24日付,アメリカン・メディカル・ニューズ紙上,カーミット・チル博士はアメリカ医学協会の妊娠中絶に対する方針に関して次のような見解を述べた。「アメリカ医学協会が,取り扱う準備態勢の十分整っていない問題を解決しようとしていることは明らかである。われわれは妊娠中絶の仕事から完全に手を引くべきであり,単に女性がほかに子どもを生みたくないとの理由でひとりの人間の命を奪うようなあさましい行為をもったいぶるようなことはすべきではない。子どもの多すぎる家庭が援助を必要としているのは確かであるが,単に当人の生活を楽にさせるだけでは人を助けることはできないし,だれか他の人の命を奪うという犠牲を払って人を助けることなど断じてできない,というのがこれまでのわたしの考えである」。

滅びを招く退廃

◆ 最近,ニクソン大統領は,アメリカは「麻薬と敗北主義」に堕し,史上最大のいくつかの文明を滅ぼした退廃に陥ろうとしていると警告し,さらに,滅亡を免れるためには,アメリカは道徳的に再生しなければならないと語った。しかしそうしたきざしはどこにも見当らない。

ガンと関係のあるコーヒー

◆ アメリカのハーバード大学公衆衛生学部の科学者による研究結果として,膀胱ガンとコーヒーの飲用との関連性に関する報告が発表された。いくつかの調査結果のそれぞれが示すところによれば,男子の膀胱ガンの約4分の1,および女子のその約半数はコーヒーの飲用に起因していると考えられる。こうした相関関係を確証するには,なお今後の研究が必要である。

病める数会

◆ 英国,ハローゲイトにおける,メソジスト教会の会議の席上,同会議の議長ケネス・ウェイツは,教会は病んでいると述べ,さらにこう続けた。「こうした病へいの大きな原因は,教会がこれまで取り入れてきた悪い食物にあると考える。教会は,クリスチャンの栄養物と見せかけて供されてきた人類主義という食物を食べて存続を図ろうとしてきた。病める社会の病める教会,こうした事態は教会だけでなく,人類にとっても最高の悲劇と言わねばならない」。

画像の保存に役だつ水晶

◆ 角砂糖大の水晶中に画像を永久に保存することが今や可能である。画像を水晶の中に刻むにはレーザーが用いられる。写真だけでなく,地図,製図,統計その他の情報をも同様に処理することができる。角砂糖よりやや小さめの水晶に1兆件もの情報を保存できると考えられている。一方,画像を取り出すにもレーザーを用いる。水晶の微小な屈曲面が,画像の切り換えを可能にしている。

行なわれすぎる子宮手術

◆ 最近オーストラリアのガン研究者はシドニー大学のシンポジウムで,あまりにも多くのオーストラリア女性が早計で思い切った手術のために出産能力を失っていると語った。同研究者たちによれば,現在の診断方法では,子宮切除術(子宮の切除)を必要とする事態と,簡単な手術で済ませるか,あるいは手術を要さない事態とを適確に見分けられないという。そのため,疾患が悪性のものと確認されないうちに思い切った手術の施される場合があまりにも多い。

遺体の冷凍処理

◆ 聖書は死人に対する唯一の希望として復活のことを述べている。(ヨハネ 5:28,29)ところが,アメリカでは,死んだら,クリオニクス協会に依頼して遺体を冷凍処理してほしいという人がふえている。そうした人々は,いつの日か科学的な成果を駆使して遺体の凍結を解き,死人を蘇生させる時代が訪れるのを願っているのである。また,どんな病気で死んでも,そうした死因を克服できる療法の発見をあてにしている。クリオニクス協会の当局者は,いったん冷凍処理に付した遺体を蘇生させる方法は現在何もないことを認めるのにやぶさかでない。ある科学問題の評論家の中には遺体の冷凍処理という考えを全く無意味なものと見る向きもある。現在,この冷凍処理にはその後の維持費を別にして1万5,000ドル(約540万円)要する。この冷凍処理方法を評したある記事は次のように指摘している。「今のところ,冷凍遺体の効果的な溶解方法は見いだせないばかりか,脳は血液の流れが停止すれば,7分ないし10分以内に死んでしまうのである。死後,直ちに脳の冷却,もしくは冷凍を行なわなければ,凍結した遺体を蘇生できたところで,当人は白痴にすぎないであろう」。しかし,神のことばは,他のいかなる人間でもなくイエスこそ「復活であり命」であると教えている。したがって,遺体の冷凍処理にかかわる希望は全くむなしい事柄といわねばならない。

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