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目ざめよ! 1972
目72 10/8 29–30ページ

世界展望

教会の崩壊近しと伝えるバチカンの週刊誌

◆ 最近,バチカンの週刊誌,ロッセルバトーレ・デッラ・ドメニカは,アメリカのローマ・カトリック教会が,「すさまじい地震」にゆさぶられ,崩壊寸前にあるように見えると述べた。同紙によれば,司祭や修道女の辞職,世俗の職業への神学者の転職,カトリック系の学校の閉鎖など,「なんらかの新しい災い」がほとんど毎日教会を襲っている。さらに同紙は,ローマ・カトリックの著述者たちは「史上…ほとんど前例のないマゾヒズム的な熱狂さをもって」自らの教会を批判していると述べた。

『カトリック教会はもはやなくなる』と述べたカトリックの学者

◆ イタリア,ローマのポンティフィカル聖書大学の前教授,イエズス会士マラカイ・マーチン博士はかつてベア枢機卿の親密な同僚であった。同枢機卿はバチカン公会議を開く上で教皇の主要な理事となった人である。バチカン公会議とその余波を綿密に取り上げて論じたマルチン博士は,自著「3人の教皇と,枢機卿」の中で次のように結論している。「西暦2000年の訪れるずっと以前に今日のローマ・カトリック教皇教会のような宗教組織はもはや存在しなくなるであろう」。

「疲弊した」司教たち

◆ 著名な社会学者で教育者であるカトリックの司祭,アンドリュー・グリーリィは最近,現代は『聖職者にとって霊的また感情的に疲弊した』時代であると述べた。そして,同教会は引き続き「混乱と困惑」を経験するであろうと予言し,次のように付け加えた。「われわれは,教皇が何を言おうが,司教が何を言おうが意に介するものではない」。

成功した心臓手術

◆ 南アフリカのクルーンスタッドに住むアンドリーズ・ボテス氏(44歳)は,最近,欠陥のある心臓の弁を取り替える大手術を受けなければならなくなった。エホバの証人である彼は,ケープタウンのグルーテ・シュウール病院のC・バーナード教授の率いる心臓手術チームに,輸血なしで手術をするよう願い出た。バーナード教授は心臓移植手術で有名な医師である。ヨハネスブルグのサンデー・タイムズ紙はその結果をこう伝えている。「クリス・バーナード教授のグルーテ・シュウール心臓手術チームは彼[ボテス氏]の申し出を断わった。同教授の兄弟,マリウス・バーナード博士は,ボテス氏にこう書き送った。『当院は,輸血なしでは安全な手術は行なえないと考えています。[輸血を用いる]手術を受けられないのであれば,当院はそれ以上あなたをご援助いたしかねます』」。ところがボテス氏は別の医師に当たってみた。その結果について,サンデー・タイムズ紙は「プレトリアの外科医,輸血なしで心臓の大手術を行なう」という見出しを掲げ,プレトリアのヘンドリック・ベルウェルト総合病院の著名な外科医,コエルト・ベンター博士が,「輸血なしで心臓の弁を取り替えた」ことを報じた。その人工弁の挿入手術は成功し,患者は回復した。

子どもに移された肝炎

◆ 最近,アメリカ,カリフォルニアの医師のあるチームは,出産の前後3か月以内に肝炎を起こした患者32人を調査した。検査の結果,その新生児の約半数は肝炎にかかっていることが明らかになった。また,子どもたちはみな肝臓の細胞に変化の生じている徴候が見られた。研究の対象となった新生児は現在まで30か月ほどの期間観察されてきたが,今なお肝炎の徴候が見られる。研究者,アルフレッド・ダンは次のように語った。「証拠からすれば,これらの子どもは慢性の肝炎患者になると思う。その大半はおそらく肝炎で死ぬことはないだろうが,潜在的な感染源となって,身近に接する人や,その血液を輸血される人に肝炎を移すだろう」。

血液の合成『代用』物質

◆ 本物の血液に代わるものはないが,科学者たちは目下,多量の出血にもかかわらず動物の命を保つのに有効であることを証明した血液の代用物質の研究を進めている。アメリカのハーバード大学公衆衛生学科のロバート・P・ゲイヤー博士とその共同研究者によれば,ネズミの全血液の90%余も,ある合成調合物質と交換しても,ネズミはなんら悪い影響を受けないことが明らかにされた。サルの場合,70%の血液を交換してもこれといった異常を見せなかった。その合成物質は,体組織が新しい血液を生成する十分の時間的余裕を与え,新しい血液は二,三日中にその化学物質に取って替わる。ゲイヤー博士は,こうした代用物質に関心をいだく理由は,毎年何千人もの人を死亡させたり,そこなわせたりする輸血の周知の危険性にあると語った。ハーバード大学の科学者たちによって開発されたこの調合剤は,酸素と一酸化炭素を運搬できる液体の弗化炭素溶液を基剤としている。ゲイヤー博士は,人体に対する臨床実験もまもなく可能であると予言した。

赤ちゃんの命は助けられる

◆ ロンドン・タイムズの医学通信員は,「妊娠4か月の末までに喫煙をやめるよう妊婦を説得できれば,毎年何百人もの赤ちゃんの命が助かる」と書いた。これは,英国の医師たちが,妊娠後期か出産直後に死亡した赤ちゃんの95%を対象に行なった大がかりな研究に基づいている。その研究によれば,母親が妊娠中に喫煙を続けると,赤ちゃんが出産直前か直後に死亡する危険は28%もふえる。

隔離される喫煙者

◆ アメリカの首都ワシントンにある,保健・教育・福祉局では,タバコを飲む職員を隔離している。タバコを飲まない人は,タバコを飲む人のそばにいると健康を害されることがあるので,同局はタバコを飲まない人から喫煙者を隔離する規則を設けた。会議室や講堂は禁煙とされ,簡易食堂とか職場でも禁煙の区画が設けられることになっている。

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