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    目ざめよ! 1972
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目ざめよ! 1973
目73 2/8 30–31ページ

世界展望

マラウィで起きている激しい迫害

◆ 東南アフリカのマラウィで,最近,エホバの証人に対する迫害が再び始まった。1964年,エホバの証人が暴力を伴う迫害の波をこうむったとき,証人たちの一千軒以上の家屋と百軒以上の王国会館が焼かれたり破壊されたりした。多数の証人たちがあまりにも残忍な暴行を受けたため病院に運ばれて手当てを受ける破目に会い,8人の証人が信仰のゆえに殺された。1967年には,政府当局筋の勧めで,ふたたび証人たちに対して残虐な暴行が加えられた。証人たちは家を破壊され,殴打され,証人たちの妻や娘たちが一千人余も強姦された。証人たちの活動が禁じられているのは,彼らが良心的なクリスチャンとして,マラウィ会議党への加入を拒否しているからである。1972年の9月,同国の唯一の政党であるマラウィ会議党は,あらゆる職場や彼らの家からエホバの証人を追い出すことを勧め,またそうする処置を遂行した同党員は政府の保護を受けられるという決議を採択した。その結果,またもや恐るべき迫害の波が起こり,大ぜいの証人たちは都市や町から森林地帯に追われ,1万8,000人余が徒歩で国外にのがれた。新聞の報道では,少なくとも10名の証人が殺されたと伝えられている。

日本における心臓発作

◆ 日本では企業経営者の心臓発作による死亡率は一般事務員のそれより6倍も高く,心臓病が卒中やガンに次いで死因の第三位を占めている。これは1968年に開始されたある調査の結果明らかにされたものである。

自分の仕事を楽しみなさい

◆ 仕事のストレスを解消する方法として現在勧められているのは,週中の就労日数を減らしてレクリエーションのための余暇をふやすことである。ところが,カナダのモントリオール大学内科および実験外科研究所のハンス・セリエ博士によれば,それは問題の解決にはならない。現代の仕事の圧力を切り抜けるかぎは自分の仕事を好きになることであると同博士は唱え,「仕事が欲求不満や不安の原因,つまり,まるで交通渋滞や汚染や暴力などのようにがまんしなければならないものとされている場合があまりにも多い」と語った。

若者と麻薬

◆ 最近行なわれたベトナムの若いアメリカ人将兵に関する調査によれば,その多くが早い人では11歳で強い麻薬(すなわち,マリファナやアルコール以上のもの)を使用しはじめていることが明らかになった。麻薬の使用者の約84%は,ベトナムに行く前に麻薬を用いていた。マサチューセッツ州で行なわれたある調査では,強い麻薬の使用者の割合が「ろうばいさせられるほど高い」ことがわかった。臨床精神医学の教授,ペリー・トーキントンによれば,アメリカで麻薬が乱用されている結果,「この国の精神病院は若者たちであふれている。…麻薬の乱用は,15歳から24歳までの男子精神病患者に関して下される三番めに多い診断結果である精神遅滞に取って代わった」。

マリファナについていえば,スイスのジュネーブにある国連麻薬研究所所長,O・J・ブレンデン博士は,「この分野を研究している科学者たちの間には,カンナビス[マリファナの原料]とハシッシュは危険であるという一般的な合意が見られると言えよう」と,実情を述べた。カンナビスは今では,以前に予想されたよりもずっと複雑な化学物質であると考えられている。

悪魔に助けを求める司祭

◆ ブラジルのパトスという町の警察署長の選挙に出馬したある司祭は,最近,選挙に勝つために神と悪魔の助けを願い求めた。ラジオでの演説の中で彼は,「わたしは神の助けにたよっています。しかし,もし悪魔がお金をくれるなら,それも受け取ります」と語った。

ふえる国際平和協定

◆ およそ1世紀もの間敵対関係にあった日本と中華人民共和国は,昨年秋国交を確立した。田中首相は,中国人2,500万人の死をもたらした,1930年代から1940年代にわたった日本の侵略行為を謝罪した。発表された共同声明は一部次のように伝えた。「日本側は,過去の戦争で日本が中国人民に膨大な損害を与えた責任を強く自覚し,深い自責の念を感じている」。両国の平和協働の誓約はアジアに新時代を招来するものとなると,観測者たちは評している。また,最近では西ドイツが中華人民共和国との外交関係樹立の意向を表明した。

メキシコ最大の鉄道事故

◆ 昨年の十月初旬,メキシコ史上最大の鉄道事故で200人余が死亡し,1,100人以上が負傷した。約2,000人の乗客の大半は巡礼の帰途の旅行中であった。なぜ事故が起きたのであろうか。当局の報告によれば,機関士と助手および制動手は,小さな駅で乗せた女友だちとテクィラという酒を飲んでいたことを認めた。汽車は,時速56キロに制限されているカーブを時速120キロのスピードで走って脱線したと伝えられている。起訴された男たちは殺人の罪に問われたが,飲酒運転ではなくて,ブレーキの故障が事故の原因であると主張している。

僧職者の不足をきたしているアイルランド

◆ アイルランドでは1965年以来,ローマ・カトリック教会の僧職および修道会に加わる人の数が45%減少した。英本国の司教管区で奉仕するよう任命された司祭の数は39人から26人に減った。死亡あるいは引退する僧職者の数は新たに加えられるそれを年に200人ほど上回っている。今や僧職者の急激な不足が生じており,アイルランドのカトリック教会の僧職と修道会の成員数は深刻な影響を受けている。

家庭での出産

◆ 最近,家庭で世話を受けてお産をしたいと考える妊婦がふえている。過去25年間に,家庭や自分の病院で2,000人以上の赤ん坊の分娩の世話をしてきた,アメリカ,ワシントン州のモリス・ゴールド博士は,「家庭でお産をするのは人間の感じている大きな必要を満たすものであることがわかった」と述べている。ゴールド博士は家庭でのお産を扱いだした当時,余病が起きはしまいかという心配を克服する面で,患者,つまり農夫や木こりの妻たちから助けられた。そして,「赤ん坊はうぶ声を上げながら出て来たし,母親はすぐに起きて動き回った」と同博士は語った。妊婦は親族や友人の付き添いの助けを受けて自分のベッドでお産をすべきであり,赤ん坊を母親から引き離して子供部屋に連れて行くようなことをすべきではないと同博士は考えている。家庭でのお産は安全だろうか。ゴールド博士はこう答えている。「わたしたちの知っているいく組かの若い夫婦は,家庭でのお産は安全だと考えています。イギリスやケンタッキーの,経験を積んだ助産婦たちもそう考えています。貧民地区の家庭での10,000件の出産を扱ったシカゴ産科センターも同様に考えています。出産の70%が家庭で行なわれており,アメリカがうらやむほど死亡率の少ないオランダでも,家庭でのお産は安全だと考えられています」。

アルコール中毒と事故

◆ 昨年,アメリカでは,飲酒運転が自動車事故による多数の不幸な死亡事件を引き起こした。その死亡者55,000人のうち27,000人からアルコール分が検出された。飲酒運転によるこうしたおびただしい死亡事故件数は,より熟練した運転者,いっそう安全な車,より安全な高速道路といった,安全のための他の要素が軽視されている事実を示すものといえよう。最近の調査では,夜間の場合,運転者25人につきひとりが飲酒運転をしていることがわかった。この問題に関する米政府の報告書は,「どう考えてもこれはロシア式ルーレット(弾のはいっている拳銃のシリンダーを回し銃口を自分の頭に向けて引き金を引くゲーム)の焼直しとしか考えられない」と述べている。

こじきを貸す商売

◆ 最近ブラジル政府は,こじきを商売にする者が急激にふえている事態に関して警告を発している。抜け目のない者は,みじめな困窮者を装っているからである。リオ・デ・ジャネイロでは120人のおとながこじきを貸す商売に関係しており,1日に9,000円相当にも達する収益を得ている。34歳のある女性は,生後2か月から14歳までの子ども13人をいろいろな値段で貸していた。ジオルナル・ド・ブラジル紙は,この商売に必要とされる子どもたちについて説明した。「子どもたちは役者でなければならない。貧しさ,謙そん,積極性を表わし,大胆で抜け目がなく,冷淡で,一般の人々の感情につけこむように泣き似ねの仕方を知っていなければならない」。それらの子どもたちは,金品をくれない人をあしざまにののしる。財布を奪い取られたり,腕時計を引きちぎられた婦人もいた。

喫煙の疫病

◆ 公衆衛生問題の講師,アレキサンダー・マカラ博士は,最近,英国医学協会に対して喫煙が「英国では1世紀前のコレラ流行以来最大の恐るべき疫病となっていると言えよう」と語った。また,アメリカでは連邦通商委員会が,喫煙の危険性をさらに強力に警告するよう勧告している。アメリカでは昨年およそ5,470億本の巻きタバコが売れた。これは,それまでに最高の売り上げを記録した1968年より約70億本も多い。

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