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  • 拡大を強調した,ギレアデの卒業式
  • 目ざめよ! 1973
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目ざめよ! 1973
目73 7/22 24–26ページ

拡大を強調した,ギレアデの卒業式

王国の良いたよりの伝道をひき続き押し進めよう! 弟子をつくるわざに拍車をかけよう! これは,1973年3月5日,ニューヨーク市にあるエホバの証人の大会ホールで行なわれた,54回めのギレアデ宣教者学校の卒業式を支配していた精神でした。

49名の生徒は6か国から来ていました。全員が5か月にわたる集中的な訓練を成功裏に終了し,約2,000人の友人や親族の聴衆の前で,それぞれ卒業証書を授与されました。彼らは,カナダ,アイルランド,日本,台湾,チリ,アフリカ諸国,ニュージーランド,フィリピンその他の島々を含め,23か国で奉仕するよう任命されました。基調に触れる話をしたのは,ものみの塔聖書冊子協会副会長,F・W・フランズでした。彼は,『この事物の体制の終わりは非常に近いので,エホバの証人は頂上に達したか』。『これからは下り坂に向かうか』という質問を投げかけました。決してそうではない,という断固とした答えが与えられました。次いで副会長はコロサイ書 1章を引用し,一世紀のクリスチャンたちと彼らの前向きの考え方を模範としてあげ,エルサレムの終わりが近づいたからと言って活動を減らすようなことをせず,精力的に宣べ伝えて熱心にわざを拡大したことを指摘しました。

次いでものみの塔協会会長N・H・ノアは,「あなたの信仰はあなたのくちびるによって証明される」と題する話を行ない,未来の宣教者たちを激励しました。会長は,聖書中のヤコブの書簡をしばしば引用し,信仰を証明するためにはクリスチャンのわざを行なうことが必要であることを示しました。ヘブル人に宛てた使徒パウロの書簡の11章に見られる多くの信仰の模範はみな,信仰を認められた人びとが,神を賛美するわざと,同胞の益になるわざとにおいて精力的であったことを明らかにしています。

ギレアデは効果的な器

ものみの塔ギレアデ聖書学校は,1943年2月の開校以来,国際的な注目を集めてきました。同校は5,332名の卒業生を送り出しましたが,その多くは外国からの学生でした。彼らは,遠い島々を含め,100以上の国に派遣されました。それらの国の多くには,エホバの証人がひとりもいないか,またはわずかしかいませんでした。しかし,卒業生たちは,使徒パウロがテモテに与えた次の助言に従いました。「多くの証人の支持のもとにわたしから聞いた事がら,それを忠実な人びとにゆだねなさい。ついでそうした人びとは,じゅうぶんに資格を得て他の人びとを教えることができるようになるでしょう」― テモテ後 2:2。

学校で訓練を受けた彼らは,現住民に彼らの言語で良いたよりを教えることができました。反応は驚くべきものがあり,多数の人が心を開いて良いたよりを聞きました。そして,これは多くの場合異教の習慣を捨てることでしたが,生活を改め,彼らの神々や不道徳な生活,あるいは一夫多妻主義を捨てて真の崇拝を行ない,エホバに献身しました。(コロサイ 3:5-11)卒業生たちは,宣べ伝えること,教えること,会衆を組織すること,そして地方的な大会や国際大会まで組織することを教えました。

ギレアデを卒業した宣教者のわざを神の霊が援助している証拠は,ちょっと比較して見るだけでわかります。1945年,つまりギレアデを出た宣教者たちの影響がおよぶだけの時間がまだなかった時,王国を活発に宣べ伝えていたエホバの証人は全世界で12万7,478人でした。そのうちの6万5,207人はアメリカ以外の国に住んでいた人たちでした。27年後の1972年には全世界で159万6,442人がこの伝道活動に従事しており,そのうち117万8,203人はアメリカ以外の国の人びとでした。これは世界全体としては11倍の増加を意味し,アメリカ以外の国々,つまり最初に宣教者が派遣された国々にとっては17倍以上の増加を意味しました。

もちろん,神の王国の関心事がここまで発展した誉れは,全能の神であるエホバに帰します。というのは,使徒パウロが言ったように,『我は種え,アポロは水そそげり,されど育てたるは神なり』,だからです。(コリント前 3:6)しかし,ものみの塔ギレアデ聖書学校は確かに,遠い畑に出かけて行く宣教者たちを訓練するための,エホバのみ手にある,エホバの霊に導かれた器でした。ギレアデ聖書学校は,彼らが,王国宣明者たちの中核を集めて訓練する能力を持つように自らを備えさせたので,次にその中核は,何万もの他の人びとを助けて,強いエホバのしもべにならせました。

宣教者となる動機

人びとは,それもほとんどが若い健康な人たちですが,いったい何に動かされて,しばしば自国での快適な生活を犠牲にし,異国の地で働くことを選ぶのでしょうか。新しい国に行けば,新しい国語を学び,人びとを訪問して関心を持つ人びとと彼らの家で勉強し,時間をかけて忍耐強く彼らを助け,またそれらけんそんな人びとに読み書きを教えなければならない場合も少なくありません。それにもかかわらず,彼らはその仕事に熱意を持っています。なぜでしょうか。

これらの宣教者は,「それゆえ,行って,すべての国の人びとを弟子とし…わたしがあなたがたに命令した事がらすべてを守り行なうように教えなさい」というキリストのことばを真剣に受け取っています。(マタイ 28:19,20,新)彼らはそれらの国の人びとが霊的なものを非常に必要としているのを知っています。彼らは,宗教指導者たちによって「羊飼いのいない羊のように痛めつけられ,ほうり出されて」います。(マタイ 9:36)卒業生のひとりは,自分について次のように語りましたが,これは学生たちの典型的な態度です。

「アメリカのような国に住んでいるエホバの証人は,安楽な生活のとりこになって,しるし程度の野外奉仕しかしないようになりがちだというノア兄弟の話を聞いてから,妻と私は,自分たちの生活をどうすべきかについて真剣に考えるようになりました。私たちはどんな将来を期待しているのだろうか,と自問するようになりました。私たちには家族を養う責任はなく,ふたりとも働いていましたが,それでも給料日になると,どの請求書の支払いをしようかな,と考えました。確かに私たちは,毎月いくらかの時間を奉仕に費やし,そのようなきまりきった生活をつづけることに満足していたようでした。しかし,エホバへの奉仕を拡大できる立場にあったことは確かです。

「私たちは,[全時間を伝道にささげる]開拓者になる問題を祈りのうちに考慮し,2,3か月後に仕事をやめ,アパートを出,1967年9月1日に開拓奉仕を始めました。そして,多くの王国伝道者をほんとうに必要としているところをさがし,ケンタッキー州のある町に移りました。

「そこで5年をすごす間に私たちは大きな挑戦に会いましたが,その挑戦は私たちの霊的成長を大いに助けるものとなり,エホバに頼り,エホバに信頼することを私たちに教えてくれました。私たちは宣べ伝えるわざと教えるわざをふやすことによって,良い奉仕者となるように努力しました。そしてついに,1972年の10月に始まった,ギレアデ学校54期生のクラスにはいるよう招待されました。

「学校では,聖書の教理にかんする,深い,充実した知識を与えられただけでなく,聖書の歴史や預言の広い背景も教えられ,信仰を強められる経験をしました。わたしたち個人の努力が,エホバの誉れのために今行なわれているわざ全体の一部であることを知るのはうれしいことです。ですから,私たちは自分たちの労働に大きな満足を見いだしています」。

学生の多くは,ギレアデ学校にはいることは,神の目的を学んでいた時からの念願だったと言いました。その第一の理由は,学校で教育を受けられるということではなく,宣教者として効果的に奉仕することができ,この暗黒の世から,神のおどろくべき光の中に,できるだけ多くの人が出てこられるように助けることができるからです。

[24ページの写真]

ものみの塔ギレアデ聖書学校第54期生

下記のリストの列の番号は前列から後列に,氏名は各列とも左から右にリストされています。

(1)ブレヤー,S.; ブルゴス,S.; フィックス,N.; トグチ,Y.; プレジャー,B.; サラザール,R.; ニーベルゴール,A.; トーイ,V. (2)チガニシュ,D.; ジェス,C.; ミヤーズ,J.; クレーヤー,B.; ビーン,D.; メーキン,M.; リヒター,I.; アンドリューズ,M. (3)マンニングス,L.; ピチュルスキー,O.; ジェス,K.; スモールウッド,R.; ポンプル,P.; フライ,C.; アンジェロ,Y.; マドセン,M. (4)ニーベルゴール,W.; サラザール,R.; ガルサ,A.; ミハンク,L.; マルパス,D.; メーキン,R.; ブレヤー,M.; スカンツ,D. (5)ニッカーソン,G.; ラサム,C.; ミヤーズ,J.; ビーン,R.; ブルゴス,J.; アンジェロ,M.; カステン,W.; フィックス,T. (6)プロージャー,S.; アンドリューズ,P.; リヒター,F.; シャナフェルト,G.; チガニシュ,R.; レベントン,L.; オーエム,R.; ムロス,T.; ソレンセン,N.

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