ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目75 1/22 24ページ
  • 家庭での応急手当 ― あなたはどの程度心得がありますか

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 家庭での応急手当 ― あなたはどの程度心得がありますか
  • 目ざめよ! 1975
  • 関連する記事
  • やけどについてこれだけは知っておこう
    目ざめよ! 1980
  • 私は爆発事故で大やけどをした
    目ざめよ! 1980
  • あなたが飲んでいる水
    目ざめよ! 1976
  • やけどをしたらどうするか
    目ざめよ! 1980
もっと見る
目ざめよ! 1975
目75 1/22 24ページ

家庭での応急手当 ― あなたはどの程度心得がありますか

あなたの愛するだれかがけがをした場合,どんな手当をしたらよいかご存じですか。すばやい処置によって,多くの苦痛を未然に防ぎ,生命をさえ取り留めうる場合も少なくありません。次に挙げるのは,あなたにできる応急処置の幾らかです。あなたの心得の程度を調べてごらんください。

✔ 切り傷 ― だれかが大きな切り傷を負った場合,清潔な布を厚く重ねたものをすぐにその上に強く当て,あなたの手の平で押さえてください。血がこの布ににじみ出てくるなら,布を取り除かないで(取り除くと,できかかった有用な血の固まりを損うことになる),清潔な布をさらに幾枚か元の布の上に重ね,前より堅く手で直接に押さえ続けます。けがした腕,脚,首などを高く上げる(患者の心臓の位置より高くする)ことは,負傷部分の血圧を下げ,血液の流失を遅くするのに役立ちます。止血器は今では勧められていません。それは組織をひどく痛めることがあるからです。

✔ やけど ― 皮膚が赤くなるやけど(第一度,第二度のやけど)の場合には,やけどの部分を冷たい流水(氷水ではなく)に浸すか,あるいは氷水の中でよく絞った清潔な布を当ててください。やけどの部分を早く水から出してはなりません。一時間かそれ以上そのままにしておくことが勧められています。それから静かに水気を吸い取るようにして乾かし,傷口を保護するために清潔な布でほう帯をします。重症のやけどの場合には,消毒剤や軟こう類を塗るなどの家庭療法は避けてください。皮膚が黒く焦げるようなやけど(第三度のやけど)の場合には,水その他の何をも当ててはなりません。普通そのような場合には,患者をできるだけ早く病院に運ぶのが最善です。

アルカリ性薬品(下水用洗剤,強力な洗濯また皿洗い用洗剤,その他の洗浄液など)で目にやけどをした場合は非常に危険です。目の組織が破壊され,視力の失われることがあるからです。他の目のやけどの場合と同様,15分ほど目の中を水で洗い流すことです。これをするには,患者の頭を横にし,まぶたを指で開き,目頭の方から水を注ぐのが最も効果的です。その後,化学薬品の細片が少しでも目に残っていれば,清潔なハンカチの端でそれを注意深く持ち上げて取り除くべきです。

✔ 毒物 ― 不幸にして,たいていの家庭には,小さな子供が食べたり飲んだりできる毒物が数多くあります。ガソリン,塗料,洗剤,洗浄液などです。お子さんがこのようなものを何か飲んだことが分かった場合,どうしたらよいでしょうか。子供がひきつけを起こしたり,意識不明になっているのでないかぎり,最初に行なうべきことは,水かミルクを与えてその毒を薄めることです。それから嘔吐を起こさせるのが良いかどうかを判断しなければなりません。強力な毒物で,そうしたことをしてはならない場合があります。すでにやけどを負っている気道や食道をさらに痛めることになるからです。この部類に入るものとして,強い酸(便器用洗剤など),強いアルカリ(下水用洗剤など),石油製剤(家具みがきなど)があります。

嘔吐が望ましい時には,子供ののどの内側を軽くなでるか,マグネシウムと水の乳液やからしの水どきなど,吐き気を誘う液体を与えることによって,それを起こすことができます。

✔ ねんざと筋違い ― ねんざは,関節のまわりの柔らかい組織の損傷ですが,筋違いは,筋肉を無理に使うことによって起こります。例えば,無理な仕方で何かを持ち上げて背中の筋肉を伸ばし過ぎたり引き裂いたりした時です。

ねんざは普通,くるぶし,指,手首,ひざなどに起こります。その部分が腫れて,少し動かそうとするだけで痛みます。ひざやくるぶしのねんざの場合には,応急手当として,患者の足を休ませて傷害部分を小さなふとんなどで包み,足を高くしておくことが必要です。(傷害部分を少なくとも24時間高くしておくのは良いことです。)

どんな場合でも,冷湿布や砕き氷の入った小さな袋を痛む場所に当てることは勧められます。(手足と氷の間に布を当ててください。)手足を熱い湯や氷水に浸してはなりません。

背中の筋違いの場合にいちばん良い療法は,床に休み,体を暖め,しっかりした支えのため床の下に板などを入れることです。暖めることと,温湿布は,他の筋違いの場合にも有益です。

しばしば忘れられがちな応急手当の最初のものは,よく選ばれた励ましと慰めの言葉をかけることです。けがをした愛する人の気持ちを落ち着かせること,これが,医者にみせるまでにできる最も良い手当の一つである場合も少なくありません。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする