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目ざめよ! 1975
目75 7/22 28–29ページ

世界展望

“宗教に関する沈黙”

◆ 宗教指導者たちは,新聞その他の定期刊行物が宗教界の“ニュース”を無視しているとして嘆いている。クリスチャン・センチュリー誌は,最近,この問題に関して教会の立場に立って見解を述べながらも,次のように付け加えた。「しかし,編集者にも同情しようではないか。今日,多くの宗教が繁栄しているとはいえ,主にそれは人々の関心が減少しつつある二つの分野に関係している。一つは人気のあるヒンズー教導師の来訪である。しばらくの間は,そうした訪問も異国情緒があり,人目を引いたが,今ではたいていの場合彼らは,いかさま師のように見え,それらの宗教家に関する記事はあきられている。もう一つの分野は信仰復興運動である。とはいえ,だれだれが大ぜいの聴衆を集めたと述べた後,新聞はそれ以上の何を再三再四繰り返し書けるというのだろうか……公の場において宗教に関する沈黙が見られるのは,まじめな人々にとって宗教を真剣に取り上げる理由がほとんどないことを暗示している」。

害となりえる“音楽”

◆ ドイツ,ミュンヘン市の最も優れた三つの交響楽団を調査したところ,前衛音楽を演奏するので団員の60%が身体的に好ましくない影響を受けていることが明らかになった。耳をつんざくような電子音は,団員の下痢,胃潰瘍,心臓障害,不眠症などと関係のあることが指摘された。

飢える理由

◆ アメリカの農業経営者たちは飢える世界を養うことができるだろうか。サイエンス誌に寄せられた一通の手紙はそれには二つの事柄が関係していることを指摘し,次のように述べた。「第一に,我々が穀物を輸出できるだけの余裕を持つには,アメリカの食習慣を変えねばならない。第二に,米国のトピーカからパキスタンのダッカに至るまで,穀物を所有する人,管理する人,取り扱う人のすべてが,幾千にも及ぶ彼らの仕事を,一つの統制のとれた大規模な穀物輸送事業として組織しなければならない。しかも,利潤を追求する動機なしに行なわなければならない」。そうした状態は果たしてもたらされるだろうか。この手紙の筆者は否定的な答えをほのめかしている。なぜだろうか。「利己的で近視眼的な行動は容易に実行に移されるが,人類全体に対して効果をもたらす配慮や長期的な視野に立った公約などは容易に実行に移されない」からである。

暴騰する本の製作費

◆ アメリカでは堅い表紙の本の出版元は,製作費の高騰のために本年度は4割もの減産を余儀なくされている。1ページに,より多くの単語を入れるために余白を少なくしている会社もある。また,別の会社は表紙布のように見える特殊な紙を使うことを考慮している。一方,紙表紙の本の出版元によると,紙表紙の本の売り上げは伸びているとのことである。

40億人

◆ 米国ウィチタ州立大学のL・C・ネールト博士の計算によると,世界人口は4月1日に40億を超えた。同博士は1973年半ばの世界人口を38億6,000万人,および人口増加率を年2.05%とする国連の資料に基づいてこの計算をした。

有用なかん木

◆ かん木地はたいてい“無価値”と考えられている。しかし,サイエンス誌上の最近の記事によると,世界の不毛の土地で最もよく見られる植物であるかん木の真価は長い間,過小評価されてきた。ある種のかん木が増えるなら,野生動物や家畜を養う面でその土地の利用度を高めることができる。かん木の葉,小枝,芽,花などは,タンパク質や燐や,時として炭水化物にも富んでいる。ある種のかん木はほとんど利用されていないが,商業的に高い価値がある。また,産出的な作物となり得るかん木もあると考えられている。その記事が述べているように,「多くのかん木は単に再評価を必要としているだけなのかもしれない」。

イエスの復活

◆ イエス・キリストが死から復活させられたことを否定する歴史家は少なくないが,そのような歴史家はどんな証拠を提出できるだろうか。否定的意見を述べる歴史家はただ福音書は間違っていると主張するだけである。西ミシガン大学の古代史の教授ポール・L・マイアーは,最近次のような質問をして,そうした批評家たちに解答を求める問題を投げかけた。「親キリスト教的な史料であれ反キリスト教的な史料であれ,イエスの墓はふさがっていて……その埋葬所が空ではなく,その中に遺体がまだ横たわっている,と主張している何らかの初期の史料があるだろうか。そのような主張は初期教会における復活の宣明に対して……著しい打撃を加えることになったはずである。キリストの死後少なくとも最初の4世紀間,キリストの復活した場所から遠くない所にいて,しかもその復活以後それほど時が経過していないころの権威者でそのような主張をした者は一人もいない……反キリスト教的な史料であっても,墓が空であった点には同意している」。

繁盛する競売業

◆ 経済状態が悪くなると,競売人の景気がよくなる。倒産する企業が増えるので,その結果競売の必要が増大する。同様に,安い物をあさるためにしばしば競売に足を運ぶ人は増えている。米国セントルイスのアメリカ競売人協会の会長はこう述べた。「時代が良ければ食べて行けるが,時代が悪ければ金持ちになれると競売学校で教えられた」。

水の“代用品”

◆ 中世ヨーロッパにおけるビールの年間消費量は,伝えられるところによると,一人当たり平均106ガロン(約400リットル)であった,とマシン・デザイン誌は述べている。それは,真水その他の飲み物が入手困難で高価であったためだと言われている。今日,ドイツ人が一年間に飲み干す量はわずか35ガロン(約130リットル)ほどであり,アメリカ人が飲むのは19ガロン(約70リットル)を少し上回る程度である。

乱暴なスポーツ

◆ アイス・ホッケーは乱暴なスポーツだろうか。それとも過敏な観察者の目にそう映るだけなのだろうか。次の事実を考慮してみるとよい。1973年にはアイス・ホッケーのゲームに関連して約3万人が重傷を負った。昨年はどうだっただろうか。その数は35%以上も増加し,4万1,000人になった。負傷した人の中には選手とファンの両方が含まれていた。重傷を負った人の中には,ホッケーの試合後のけんかの結果,けがをした人が少なくない。

しっと心を除く

◆ ある人々は,結婚せずに“同棲”したり,配偶者同士が互いに相手の性の自由を認める“自由な結婚”を行なったりするならわしは,しっと心を除くことになると論じてきた。果たしてそうであろうか。著名な一家庭社会学者は,「自由な結婚はしっと心を経験する人の数を増加させている」と断言した。著述家ノーマン・ロブセンツはレッドブック誌上で,自分の研究が同じようなことを明らかにしたとして,同棲している未婚の男女は,彼らが「いつなんどきしっと心を起こすかもしれないという不安に非常に悩まされている」と述べた。聖書の高い道徳基準をわきに押しやることによって良い結果は決してもたらされない。

増大する積荷泥棒

◆ 積荷泥棒が今までにないほど流行している。米国の上院議員アラン・バイブルは最近,次のように述べた。「トラックを襲う昨今の積荷泥棒は,銀行を襲って得るお金の10倍ものかせぎを上げている。満載のトラックを襲うと,平均4万7,000ドル(約1,410万円)のお金になるが,普通の銀行強盗は一回につき4,500ドル(約135万円)を得るだけである」。同上院議員は,積荷泥棒を10億ドルの犯罪と呼んでいる。積荷泥棒の腕前もいよいよ熟達してきている。一つの事例では,午後4時30分に乗っ取られたコーヒーの積荷が,5時15分にはすでにスーパーマーケットに出回っていた。ニューヨーク市警察の当局者によると,同市内で売られている紙巻きたばこ全体の20%は盗品である。

たばこの害

◆ 最近,英国の医学刊行誌ランセットに報告されたイスラエルのある研究結果から,たばこを吸う母親から生まれる赤ちゃんが入院するひん度は,たばこを吸わない人から生まれる赤ちゃんよりも20%も多いことがわかった。そうした乳児が気管支炎や肺炎にかかる可能性は38%も高かった。一酸化炭素が,たばこを吸う人の子どもの運動神経や感覚機能に影響を及ぼすことは,そうした子どもの事故を起こす率が150%も高いことからも明らかである。また,アメリカでのある新しい研究結果によると,喫煙が原因で生じる危険性のある病気としてガンや心臓発作に加えて卒中も考えられることが分かった。45歳から54歳までの人で一日一箱たばこを吸う人は,卒中に襲われる危険が吸わない人の6倍も大きいことを同研究結果は示している。

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