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目ざめよ! 1976
目76 5/22 30–31ページ

世界展望

残虐行為を確認する証言

◆ マラウィのエホバの証人に対する残忍な迫害行為を確認する証言が,ロンドン・オブザーバー紙に掲載された。マラウィに仕事で滞在していたことのある,英国マンチェスターのR・E・S・クックの寄せた書簡には次のように書かれている。「わたしの経験からすれば次の二点に疑問はない。まず,最近の報道は事実上正確であること,次に,これまで同様今回も,これら害のない無防備な人々を助けるために公の処置はいっさい取られない,ということである。わたしは,迫害が生じていることを,マラウィ政府のとじ込み(地方長官が大統領府に提出する月次報告)から確認した」。同氏は,マラウィ滞在中,英連邦議員連盟の会議に出席し,各代表と話し合う機会を持ったが,次のように語っている。「非公式の席では,エホバの証人に対する迫害のことが,話題の中心になっていたが,会議の公式の席では全く触れられなかった。当時ブンダ農業大学の学長であった一アメリカ人は,学内で起こった迫害に抗議するだけの勇気を持っていた。だが,この人は国外に追放されてしまった」。

学校にいるよりもテレビを見る時間の方が長い

◆ 米国コネチカット州ニューヘブンの小学校6年から高等学校3年までの生徒を対象とした調査によると,同地の典型的な十代の子供がテレビを見る時間は学校にいる時間よりも長い。学校では一日に5時間の授業を受けるが,テレビを見る時間は平均7時間近くに達する。驚いたことに,生徒の19%は,一日のうち10時間もテレビの前で過ごすことを認めた。この調査は,成績とテレビを見る時間との間にはっきりとした相関関係のあることを明らかにしている。成績の良い生徒ほど,テレビの前に座っている時間は少なく,また見る番組をよく選択している。

イカ ― 大衆向きの食物

◆ 世界のほとんどの土地で,普段イカが食卓に上ることはない。ところが,日本の総理府の調査によると,日本人によるイカの消費量は,大衆魚のイワシやサバを上回る。日本ではするめが食卓に上ることもある。イカの体の85%は食べられるが,骨のある魚の場合,食べられるのは60%である。イカは大抵の魚よりタンパク質やカロリーに富んでおり,栄養価が高くて安価な食品と言える。

わずか四分の一の価値

◆ 1939年以降,米ドルの価値は低下の一途をたどり,今日では,当時の1ドルがわずか25セントの価値しかない。貨幣価値のこの著しい下落は,その当時から続いているインフレを反映するものである。購買力の点からすれば,今日のドルでは37年前の四分の一のものしか買えないことになる。

教会をやめる若者たち

◆ 英国サザック地区のローマ・カトリック系の学校に通っている男女学生を対象にした一調査は,学生のほぼ半数が,15歳に達するころまでに教会へ行かなくなることを明らかにしている。カトリック当局者の手で作成されたこの報告は,イングランドとウェールズに住む14歳から30歳までの年齢層の人々が教会を去って行く「驚くべき割合」について述べている。

石油泥棒

◆ 米国の西部では,家畜を盗む者を“牛泥棒”と呼んでいる。今日でも,牛泥棒のたぐいのいることが伝えられているが,その目当ては今や牛にあるのではない。その主な目当ては,原油および精油,そして油田の設備などである。その原因は,ここ数年来,石油の価格が大幅に高騰していることにある。テキサス州森林警備官の話によると,泥棒たちはある採掘現場から機械,器具,石油など,「油井以外のものすべて」を根こそぎ持ち去った。ある大手石油会社は,盗難による被害額が,年間1,000万㌦(約30億円)に達したと報告している。

脅かされる自由

◆ 地上に住む40億の人々のうち,独裁政権のもとで生活する人の数はしだいに増加している。USニューズ・アンド・ワールド・リポート紙はこう報じている。「自由を渇望する人々にとって,昨年は悲惨な年であった。世界の158か国と51地区に住む人々のうち,1976年の年頭に,完全な参政権と市民権を有していたのは,五人につき一人にすぎなかった。一年前には,三人につき一人が自由を享受しているものと考えられていた」。

犬の引き起こす問題

◆ 米国,それも特に都市部に押し寄せる犯罪の波は,公衆衛生の問題を引き起こしている。都市部では,家や家族を守るために,大きな番犬を飼う人が増えている。ニューヨーク市動物問題局の局長A・H・ベック博士は,大きな犬ほど,かみついたときの傷は深く,関係のない人にもかみつき,人間の必要とする食物を余計に消費し,病気の媒体となり,排せつ物の問題を引き起こしがちである,と述べている。同博士はさらに,ニューヨーク市で飼われている50万匹の犬だけでも,街路や歩道,下水溝などに毎日約187㌧のふんを排出しているものと見ている。「ふん便によるこうした汚染は公衆衛生上の問題を引き起こしている。これが他の動物によって引き起こされているのであれば,決して容認されないであろう」とベック博士は語った。

100万件を数える離婚

◆ 昨年,米国における離婚件数は,初めて100万の大台を超えた。全米保健統計センターの説明によると,離婚率は,毎年,人口増加率のほぼ5倍に当たる5%近い上昇を見せている。一方,結婚件数は,毎年4%ほど減少している。こうした傾向は,米国において,結婚制度そのものが崩壊しつつあることを示している。

広がる格差

◆ 「世界銀行図表集」によると,富める国と貧しい国の格差は広がる一方である。国民一人当たりの年間産出は,工業国において平均4,550㌦(約136万円)に達しているが,最も貧しい国に住む10億の人々の産出は,わずか116㌦(約3万5,000円)にすぎない。貧しい国々では,インフレや急増する人口,東南アジアに見られるような戦争,アフリカの各地を襲った干ばつなどの要因によって,経済面の進歩も大きく損なわれてしまった。

増加を続ける人口

◆ 1975年の後半に行なわれた国勢調査の結果,日本では,人口の増加を最少限に抑えようとする努力にもかかわらず,依然かなりの率で人口の増加していることがわかった。過去5年間に,日本の人口は727万人増加し,現在では1億1,200万人に達している。それは,中国,インド,ソ連,米国,インドネシアに次いで世界第六位である。

賭博は健康に有害か

◆ 米国ロサンゼルスの一心臓専門医は,スポーツ競技を対象にかけ事を行なうのは健康に有害であると考えている。同医師は次のように語っている。自分のかけたチームの試合を見ている観客の感情面の緊張は,「当の運動選手の体力の消耗に匹敵するほど,もしくはそれを上回るほどである……その上,選手とは違って,観客の心臓は,こうした緊張に対処する能力に著しく欠ける」。

物価の安いブエノスアイレス

◆ 世界の大都市の中でも,アルゼンチンのブエノスアイレスにおける食料品の価格は,他の多くの都市と比べると,まだ相当安い。米国議会議事録に記載された最近の一報告によると,ブエノスアイレスのサーロイン・ステーキの値段は,米国ワシントン[コロンビア特別区]の半分,また東京のほぼ十分の一である。ポークチョップの値段も,ワシントンの六分の一,また東京のほぼ十分の一である。ブエノスアイレスでは,卵,トマト,ベーコン,その他の食料品の価格も,他の場所よりも安い。

好ましくないアラスカの“ブーム”

◆ 米国アラスカ州での石油パイプライン敷設工事は,同州に経済面の“ブーム”をもたらした。しかし,この工事は,好ましくない別の“ブーム”も引き起こした。パレード誌は,アラスカは「手に負えない犯罪の土地と化した」と,報じている。同誌はさらに次のように述べている。「売春婦や売春業者,マフィアの大物,およびその仲間たちがやって来たため,アラスカの大都市は北部寒冷地における犯罪者の中心地とも言うべき所となった」。例えば,フェアバンクスでは,売春が5,000%,酔っ払いが4,216%,警官に対する暴行が500%,麻薬犯罪が171%,強盗が160%も増加した。警察当局は,こうした犯罪を取り締るのに十分な人員がいないことを認めている。

ジェット機の安全を脅かす鳥

◆ 米国では,ここ9年間に,鳥が原因で63件の航空機事故が発生したと言われている。そのうちの17件は民間の航空機に生じたものであった。また,46機の自家用飛行機が被害を受け,そのうちの4機が墜落し,12名が死亡している。この種の最悪の事故は,1960年にボストン上空で発生した。ジェット旅客機のエンジンに鳥が吸い込まれ,推力が低下したために墜落したもので,乗客62名が死亡した。1962年には,二羽の白鳥がメリーランド州の上空で旅客機にぶつかり,旅客機の水平尾翼をもぎ取って同機を墜落させた。この時も17名の死者が出ている。昨年の11月には,ニューヨークで,ジャンボ・ジェット機のエンジンにカモメが吸い込まれ,離陸寸前の同機は墜落したが,139名の乗客は,たいしたけがもせず,全員無事脱出できた。

奇妙な共犯者

◆ ニューヨーク市ブルックリンのある酒屋の経営者は店に取り付けてある秘密警報装置が作動したことに気付き,点検するために自分の住んでいるアパートから大急ぎで店に駆けつけ,酒びんの詰った箱を持ち出そうとしていた男を取り押えた。しかし,鉄格子をはめ込んだショーウインドーから,賊はどのようにして店の中に入ったのだろうか。このなぞを解いた警官は次のように語った。「犯人のコートのすそから一本の尾が出ていた。コートを脱ぐよう命じたところ,首に長い繩を付けた一匹の小ザルが飛び出した」。体長18㌢ほどの毛深いクモザル,リリーが鉄格子をすり抜けて酒びんを運び出したのである。ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙は,「生後わずか14か月で,この雌ザルは早くも前科者になった」と,報じた。

依然続く僧職者の減少傾向

◆ ここ数年間,ローマ・カトリック教会の司祭や修道女の数は減少の一途をたどっている。神学校への入学者数は急激に減少し,僧職者になる人は減る一方である。ニューヨーク大司教管区直轄の神学校では,1975年の暮に,学校開設以来,最も少ない数の卒業生を叙品するという事態に至った。その数はわずか8名であった。1969年以前,同校で叙品される神学生は,20名を下ったことがなかった。こうした傾向は,米国だけでなく,世界中で見られる。

幾万人にも上る百万長者

◆ 米国国勢調査局の報告によると,同国の百万長者の数はここ10年間に三倍に増え,現在では22万2,000人に達した。そのうち独身の男子(配偶者を亡した男子を含む)はわずか1万8,000人にすぎないが,独身の女性もしくは未亡人は6万1,000人に上る。

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