ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目76 6/8 30–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1976
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 学校での暴力
  • 不必要な外科手術
  • アスピリンを服用しても大丈夫か
  • 破産の増加
  • 急行列車の無法者
  • 堕落した企業モラル
  • バレエ・ダンサーの苦痛
  • 富のある場所
  • 健康状態
  • テレビ放送が始まった南アフリカ
  • “プラスチック火災”の危険
  • 油の火を消し止める
  • ピサの斜塔
  • 新しく発見された小惑星
  • 航空交通量の増加率
  • イスラエルの交通問題
  • イタリア人のジレンマ
  • 妊娠中絶の問題
    目ざめよ! 1971
  • 妊娠中絶 ― 分裂した世界
    目ざめよ! 1987
  • 世界展望
    目ざめよ! 1976
  • 世界展望
    目ざめよ! 1970
もっと見る
目ざめよ! 1976
目76 6/8 30–31ページ

世界展望

学校での暴力

◆ 全米教育審議会は,先学年中米国で,学生による校内夜盗が27万件,武装強盗が1万2,000件,強姦が9,000件,殺人が100件起きたことを明らかにした。こうした数字について報じたウォール・ストリート・ジャーナル紙はまた,アーカンソー州の教師たちが,校内での令状なしの銃器調査を認める法律の成立を図って陳情してきたことに言及している。伝えられるところによると,ロサンゼルスのある学校では,教師の安全を計って,教室内に中央の事務室とつながる警報装置が取り付けられている。

不必要な外科手術

◆ 米国議会の一小委員会は,去る一月,1974年に米国だけで約238万件の不必要な外科手術が行なわれ,その結果約1万1,900人がむだ死にしたことを伝えた。これは国家にとって約40億㌦(約1兆2,000億円)の損失となったと言われており,そのうち10億㌦(約3,000億円)余りは,医療扶助を受ける患者もしくは医療健康保険の扶助を受ける老齢の患者に施された不必要な外科手術に費された。

アスピリンを服用しても大丈夫か

◆ ニューヨーク・デーリー・ニューズ紙の中で,T・R・バン・デレン医学博士はこう述べている。「アスピリンを使う患者のうち少数の人々には,鼻水,鼻たけ,気管支ぜん息などを特徴とする症状が現れる」。同博士は,また,「反応が激しいと,ショックを受けて死ぬことがある」と述べている。バン・デレン博士は,アスピリンに敏感であると思われる質問者に,アスピリンを含む薬品の使用も避けるよう勧めた。もちろん医学上の見解は様々であり,治療に関する問題は各人が決定しなければならない。

破産の増加

◆ 1975年の上半期,ヨーロッパ共同市場加盟諸国の間では破産件数が急増した。その筆頭はフランスで,8,048件であった。次いで英国の4,895件,西ドイツの4,316件がそれに続いた。加盟十か国のうち小国のルクセンブルクの破産件数が最低で,10件であった。

急行列車の無法者

◆ ヨーロッパで夜行の急行列車に乗る旅行者はしばしば強盗に遭う。伝えられるところによると,泥棒は仕切られた車室のドアをわずかに開け,エアゾールのかんからクロロホルムを吹き入れる。数分のうちに何も知らない乗客は眠り込んでしまい,無法者たちは現金や宝石,その他の貴重品を好きなように取る。これらの金品は袋に入れられ,予定の場所で汽車から投げ降ろされ,そこで共犯者が盗品を拾い上げるといった具合である。ロンドンのサンデー・タイムズ紙の中でジョー・ホランダーは次のように書いている。「イタリアの幹線鉄道の駅で配られる散らしによって何が起き得るか警告されている旅行者の多くは,今や夜行の長距離急行列車を避けるようになった。パリ鉄道警察署長コミセール・オールはこう述べている。『我々はパリの幹線鉄道の終着駅に通報される事件のことを知っている。今年は2,000件余りの苦情届けがあったが,それは事実上,数年前の二倍に相当する』」。

堕落した企業モラル

◆ ピトニー・ボウズ社の会長F・T・アレンは,最近,スイスのチューリッヒで企業経営者を対象とした講演の中で,「企業モラルの悲しむべき実状を直視し,この点に関する討議を行なうよう」勧めた。同会長は,贈収賄に対する見方を調べたある調査の結果を取り上げ,わいろがごく当たり前の商習慣となっている国では,わいろを使うべきである,と考える実業家が回答者のほぼ半数に上ったという事実に「驚がく」させられた,と語った。世界のほとんどの国で,わいろは当たり前の商習慣になっている。

バレエ・ダンサーの苦痛

◆ 観客の側からすれば,バレエ・ダンサーは,跳躍その他の動きを何の苦もなく行なっているように見える。ところが,活気にあふれるこうした妙技も,じん帯を切ったり,たこができてそこが感染したり,骨折したりすることからくる焼けるような痛さを押して行なわれることが少なくない。例えば,米国シンシナティに住む整形外科医H・E・ミラー博士は,ある男性ダンサーの足の骨が9か所で折れていることを,別の病気の診察中に発見したと報告している。足首をねんざしたあるバレリーナは,その治療中に,ふくらはぎの骨が9か所で折れていることが分かった。同様の診察を受けた別の男性ダンサーは,苦痛を和らげるために21種類の薬剤を服用していた。

富のある場所

◆ 「世界銀行図表集」の報告によると,昨年米国は,工業国の国民一人当たりのGNP[国民総生産]の点で,スウェーデンとスイスに抜かれた。第一位のスウェーデンは6,720㌦,それに次ぐスイスは6,650㌦で,アメリカは6,640㌦であった。

しかし,すべての国を対象とした場合,国民一人当たりのGNPという見地からすれば,ハワイとオーストラリアの中間に位置する小さな島国ナウルが「世界の共和国のうち最も富んでいる」と,フォーチュン誌は報じている。高純度のリン鉱石の輸出により,同国の4,000人の国民は,昨年一人当たり3万1,000㌦(約930万円)の収入を得た。

健康状態

◆ 米国保健教育福祉省は最近,同国民の健康状態に関する三巻に及ぶ報告書を発行した。特に同調査は,1950年には赤子の死亡率が,生まれてきた赤子1,000人につき29.2人であったのに対し1974年にはおよそ16.5人に減少したことを示している。1940年から1970年の間に,65歳以上の老人の数は二倍以上に増加し,2,020万人に達した。また同調査は,性病がとりわけ若い人々の間で増加したことを明らかにしている。

テレビ放送が始まった南アフリカ

◆ 1975年の下半期に,南アフリカでは約25万台のカラー・テレビが購入された。その後1月5日に,およそ100万人が同国で最初の全国的なテレビ放送を見たが,視聴者のほとんどすべては白人住民であった。南アフリカの1,800万人の黒人住民は自分たちの町や農村地帯に住んでいるが,電気の引かれている家は少ない。政府の援助を受ける南アフリカ放送協会の毎日の番組予定表は五時間にわたるもので,同国の白人住民約400万人の話す英語とアフリカーンス語に等分されている。放送局の職員は,南アフリカの黒人多数者のため,1980年までにチャンネルを一つ作りたいと語った。

“プラスチック火災”の危険

◆ 一酸化炭素中毒が火災時の死因となることは少なくない。しかし米国ワシントン市消防局の外科主任ビクター・H・エスク医学博士は,もう一つの危険について述べた。米国医学会ジャーナル誌はエスク博士の次の言葉を引用している。一酸化炭素が,「広く使用されているプラスチックのような物質の放出する他の多くの中毒性生成物と結合」したために死者が出る場合のほうが「はるかに多くなってきている」。同博士はこう語っている。「プラスチック製の飾り付けが一杯してあるレストランに入ると,わたしはいつも火災時に備えて最寄りの出口がどこにあるか確かめる」。どんな情況下でも,建物の非常口の位置を見付けておくことは賢明である。

油の火を消し止める

◆ フライパンの中で油や脂肪が燃え始めても,水をかけてはならない。さもないとフライパンの中の油は飛び散り,火が燃え広がる。それよりも,ガスのせんを止め,フライパンにふたをするのが火を消すための最も簡単な方法であると,全米防災協議会は述べている。

ピサの斜塔

◆ イタリアにあるピサの斜塔は八世紀間,興味と話題の対象となってきた。地上約55㍍の塔の最上部は,現在鉛直線から約5㍍傾いており,一世紀ごとにおよそ約10㌢ずつ傾斜を増していると言われている。塔を保存するためにうまい手を打たないなら,あと60年で倒れると主張する人々もいる。そのためにイタリア政府は保存方法の選考会を主催し,ニューズウィーク誌はそれを次のように報じている。「政府は,幾千人もの参加者をふるいにかけ最終的に五人が残った。それらの人々の提案は総合計画にまとめ上げられると思われる。その計画には,塔の土台の下の軟らかい土にガラスとセメントの混合物を注入することが含まれている」。

新しく発見された小惑星

◆ 米国のカリフォルニア工科大学は,これまで観測されなかった小惑星を発見したことを公表した。1976AAとして知られるその惑星は直径約3㌔で,去る1月7日,パロマー山天文台で撮影された。それは地球から約1,920万㌔離れているが,月を除く既知の他のどんな天体よりも,地球に近付く軌道を持っている。太陽を回る地球の現在の軌道では,1976AAの軌道と地球の軌道が出会うことはないので,同工科大学はこの小惑星と地球の衝突は考えられないとしている。

航空交通量の増加率

◆ 加盟国132か国の国際民間航空機関の伝えるところによれば,1974年には定期航空便の交通量が6%増加したのに対し,1975年の増加率はわずか2%であった。1975年に航空機が輸送した旅客の数は5億2,900万人で,飛行距離の合計は約6,800億㌔であった。貨物の航空輸送量は130億トンマイルで,前年よりわずかに減少したにすぎなかった。しかし,定期便の増加率が低いのはなぜだろうか。同機関は,「相変わらず世界経済全般に見られる景気後退」にその原因があると述べている。

イスラエルの交通問題

◆ 1974年中,イスラエルでは死傷者を出す自動車事故が1万4,850件起きた。イスラエルの自動車総数は42万1,000台で,(米国の)デラウェア州とほぼ同数だが,同州の場合,1974年の自動車事故件数はわずか4,129件であった。ハイファ工科大学の道路安全センターのある調査は,事故を起こした自動車の半数が故障しており,イスラエルの住民のほとんどは自分の車を良い状態に保っておくだけの余裕がないことを示している。西ドイツではわずか7ドル50セント(約2,250円)のクラッチ盤がイスラエルでは39ドル(約1万1,700円)で売られているという事実は,その問題の著しい例である。最近,比較的古い自動車約8,500台を調べた警察は,その四分の一に欠陥があることを発見した。八台につきほぼ一台は,余りにもひどいため修理が終わるまで道路に出さないよう命ぜられた。

イタリア人のジレンマ

◆ バチカンが最近行なったイタリアでの反共的な政治攻勢は,多くの僧職者と平信徒を当惑させるものとなった。伝えられるところによると,共産党書記のエンリコ・バーリンガーの妻は定期的にミサに出席している。また,急進的なカトリック教徒の一グループは腹を立て,「カトリックでなくとも立派な市長のほうが,[カトリックの支持を受ける]無能なキリスト教民主党の市長より優れている」という抗議文を法王に送ったと伝えられている。また,ある教区の司祭はこう述べた。「我々の教区の活動に最も熱心なあの若者たちが……共産党に投票することを偶然に知った。わたしはどんな立場を取ったらよいのだろうか」。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする