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目ざめよ! 1977
目77 1/8 30–31ページ

世界展望

ゴムにまつわるミステリー

◆ 米国のハイウェーですり減るタイヤのゴムは毎年7万2,000㌧余りにも上る。これらのゴムは一体どうなるのだろうか。「驚くべきことだが,自動車が路上に残したゴムの痕跡を全く発見できなかった科学者は少なくない」と,化学者であるJ・ロバート・ケリーはナショナル・オブザーバー紙に書いている。検出されたごく小量のゴムを測定するにも,「非常に複雑な計器類」が必要であった。科学者たちはまだ確信を持っているわけではないが,ケリーは次のように語っている。「ハイウェーの道端にいる数多くの微生物がこれらのゴム類を実際に食べて繁殖しているようである」。

川から“水が漏れる”

◆ 川には,通常周囲の土地から水が流れ込むものである。しかし,欧州を襲った最近の干ばつの影響で,英国の有名なテムズ川の一部流域でそれとは逆の現象が生じた。テムズ川流域の地下水面が異常に降下し,川から周囲の土地に水が“漏れ”出したのである。海に流れ込むテムズ川の水量は通常の約16分の1に減った。歴史学者たちは,過去500年間の記録を調べても,英国がこれほど深刻な干ばつに見舞われたことを示す証拠を見いだせないでいる。

怒れるバプテスト派教会員

◆ 米国バージニア州ノーフォークで開かれた最近の南部バプテスト派大会では,大統領の訪問に際して,警備上の理由からある会議の出席者数を制限しなければならなかった。会場の外に残された代表たちは怒りに燃え,説明に立った係員を大声で罵倒した。近くのニューポートニューズから来た一バプテスト派教会員は,その振舞いを見て,「実にクリスチャンらしからぬ」行為であると語り,「クリスチャンの団体として,我々は様々な事態を受け入れねばならない。我々のこうした行動はクリスチャンになろうと考えている人々に影響を与えかねない」と述べた。事実,抗議する代表たちを見守っていた一人の若い警官は,「これがバプテスト派教会員たちの振舞いであれば,自分はその一員でなくて良かったと思う」と語った。―1976年6月16日付ニューポートニューズのタイムズ・ヘラルド紙。

家族的傾向

◆ 米国ワシントン州シアトルに住むある家族には現在7人の息子がいるが,彼らは合計192回警察に逮捕された。11歳になる最年少の息子は6歳の時からすでに6回の逮捕歴がある。13歳の息子は30回,15歳の息子は31回,16歳の息子は40回逮捕された。17歳の息子は逮捕歴52回で,兄弟の間で一番多い。服役中の兄(18歳)は29回,20歳の息子は31回逮捕された。母親の話によると,27歳になる息子は猟銃で撃ち殺され,別の息子も23歳の時に「ナイフで刺し殺された」。「これを最後に落ち着くよう神様に祈りたい気持ちです。もうこれ以上耐えられませんからね」と,母親はシアトル市警の刑事にこぼした。

大所帯の政府

◆ 米国の連邦政府は,500万人に上る職員に給料を払っている。そのうち290万人は民間人で,210万人は軍人である。給与の総額は,1940年当時19億㌦(約5,700億円)であったものが,現在では417億㌦(約12兆5,100億円)にも上っている。過去185年の間に,同国の人口は53倍に増えたが,連邦政府の職員は1,500倍にもなった。今日,連邦政府は国土の三分の一を所有している。また,40万5,000棟を数える総額910億㌦相当の建物の権利を所有している。

予想されるいっそう深刻な交通まひ

◆ 世界中の多くの道路で,現在交通まひが見られる。トラックやバスを含む米国の自動車保有台数は,1961年当時の7,600万台に対し,1976年には1億3,400万台になった。今後15年間に,その数は1億7,000万台に達すると言われている。こうして,年毎に交通まひや騒音公害はひどくなり,通勤時間は長くなる一方で,人々はますますいら立つようになるものと予想される。

値上がりした郵便料金

◆ 米国では,諸物価の値上がりとともに,郵便料金が大幅に値上げされた。1957年当時,第一種郵便は1オンス(約28.3㌘)につき3セント(約9円)であったが,現在では13セント(約39円)である。つまり,20年もたたないうちに333%上昇したことになる。

プールでの危険

◆ プールでけがをして病院で救急治療を受けた人は,米国で1年間に6万5,000人に上った。こうした負傷者の大半は青少年であった。大抵の事故は,通路や飛込み台やはしごで足をすべらして転倒したり,飛び込み,またすべり台をすべるさいにプールの底やサイドに体をぶつけたり,一人だけの時や親の監視がない時に泳いでおぼれたりして起きたものである。

急増する石油の輸入量

◆ 高価な輸入原油に対する支払いで国費が大きく圧迫されている国は少なくない。米国は最大の輸入国であるため,最も多額の支出を強いられている。石油の輸入を減らそうとする努力が払われたが,逆に,輸入量は今までの最高の水準に達している。1976年度は,一日平均700万バレルの石油を輸入することになろう,と米国の商務省当局は語っている。同時に,国内の石油生産量は日産約800万バレルで,ここ10年間の最低の水準に落ち込んだ。時には輸入量が国内生産量を上回ることもあった。ところが現在,国民の間には,ガソリン消費量の多い大型車を購入する傾向が見られるので,近く石油の輸入量はいっそう増えるものと予想される。アラブの産油国からの輸入量だけでも,ここ三年間に倍増した。

暴力団員を埋葬する

◆ 日本の報道によると,暴力団や暗黒街の大物の葬儀を引き受けているのはカトリック教会だけではないようである。英文読売は,「千葉県市川市の由緒ある一寺院が,地元の有力な暴力団の依頼した葬儀を引き受けないようにとの警察の要請を拒否した」ことを報じている。警察の要請を退けた同寺院の住職の言葉は,カトリック教会の自己弁明の言葉を思い出させる。住職はこう語った。「仏陀は,だれが参列しようと死者の霊を慰める儀式を喜んで受け入れられる」。寺院や教会がそうした葬儀を喜んで引き受けるのは,不法を働くそれら檀家や教会員から金銭的な利益が得られるからに違いない。

“クマの緊急事態”

◆ アラスカ縦断パイプライン敷設工事に従事する労働者がクマにえさを与えたため,州政府の鳥獣保護当局者は“クマの緊急事態”宣言をするに至った。労働者たちは,「これらの動物に加工食品の味を覚えさせており,その意図が何であるにせよ,彼らはクマの死亡証明書を着実に書き上げているも同然である」と,一当局者は語った。パイプライン敷設工事現場の労働者に危害を加える恐れがあるとの理由で何頭かのクマを殺さなければならなかったが,別の当局者の話によると,「それは,そもそも労働者たちがクマをペットにしようとしたことが,間違っていたのである」。同じ当局者は,クマを現場から数㌔離れたところに連れていっても,その努力は「大抵の場合,徒労に終わるだけだ」と語っている。クマはさらに食物を得ようとして,すぐに戻って来るのである。

ねじれた脳

◆ 偏頭痛に襲われている人は,自分の脳がねじれているではないかと感じることがあるが,実際にねじれている場合もあるようである。体内器官の内部を“のぞく”ことのできる,コンピューターと連動した新型の断層X線撮影装置(CTスキャン)を用いて,医師は初めて,偏頭痛の発作に襲われた患者の脳を観察できるようになった。メディカル・トリビューン誌に掲載されたある報告によると,脳の構造に異常が認められ,その異常は四ないし六週間後に消えた。

キリストの名を付けなおす?

◆ 最近,ローデシアの僧職者で,メソジスト教会の監督アベル・ムゾレワを補佐するジォムンディタ・クレワは,イエス・キリストの「新しい名前を考える」ようアフリカの諸教会に勧めた。イエスという名は「黒人に対する圧制者」や「外国の宣教師が持ち込んだ西欧文化と結びつけられる」というのがクレワの主張である。しかも,ムゾレワ監督は,「クリスチャンとしてより高次の責任を果たす」べく,ローデシア現政府に対して立ち上がり,「一時的に暴力による義の制裁を加える」よう説いている。ローデシアの僧職者たちが,「わたしの王国はこの世のものではありません」と語った聖書中のキリストとは異なった人物に追従していることは明らかである。―ヨハネ 18:36。

自転車の長旅

◆ 今から2年余り前のこと,ロバート・モリスという自転車愛好家は,米国ニュージャージー州から世界一周旅行に出発した。去る8月,モリスは約4万5,000㌔の行程を走破してロサンゼルスに着いたが,それに要した費用は合計4,000㌦(約120万円)であった。欧州を自転車でこぎ進み,アフリカを縦断し,オーストラリア,東南アジア,香港を経て日本に渡った。そこから飛行機でカリフォルニアに渡り,ニュージャージーに向かう4,800㌔のホームストレッチに入った。今回の旅行を通して,幾らかの“常識”を教えられたと語ったモリスは,さらに次のように言葉を続けた。「アメリカ人はあまりにも物質を偏重しすぎる。お金を計画的に用いることを学び,そぼくな物品に対する認識を深めるべきである」。

現代の円形闘技場

◆ 古代ローマの円形闘技場は,そこで人間や動物の血が流されるのを見ようとする群衆で埋め尽くされた。最近,米国コネティカット州のハートフォードで,これと同じように,血に飢えた群衆が集まった。麻薬の影響によるものと思われるが,一人の少女がカミソリの刃で自分の腕を傷つけ,警官をよせつけないようその刃を自分ののどに当てるという事件が発生した。警官の話によると,集まった群衆は「やれ! 思いきってやれ! 今すぐにやれ!」などと大声でやじを飛ばした。「まるで動物のようだった」と,目撃者の一人は語っている。「群衆はフットボール試合の最高潮を見ているかのようだった」と語った目撃者もいる。

仕事の相棒はチンパンジー

◆ 伝えられるところによると,日本の獣医宇山潤樹氏のもとには,非常に有能な珍しい助手がいる。それは,長介という名のチンパンジーである。三歳になるこの類人猿は,はさみ,聴診器,カバンなどの言葉が分かり,「わたしの指示に従ってそれらをすばやく持って来る」と,同獣医は語っている。このチンパンジーの別の特技について,宇山氏は次のように語っている。「一般に犬や猫は注射や治療をひどくきらって暴れるものだが,長介に抱かれるとすぐ静かになる。静かにしている動物が身近にいることにある種の心理的効果があるに違いない」。

馬を使え

◆ 米国のユタ州選出のマッケー下院議員は,昔の小馬の速達便(ポニー・エクスプレス)を利用すればカリフォルニア州のサクラメントからユタ州のソルトレークシティまで39時間11分で郵便を運ぶことができる,と米下院議会で語った。同議員によると,米国郵便公社の配達は順調にいってもこれより25分長くかかる。

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