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目ざめよ! 1977
目77 4/8 30–31ページ

世界展望

ガンがこんなに多いのはなぜか

◆ 米国保健財団のアーネスト・ワインダー博士の主張によると,人間の悪性の病気は大抵「生活用式の現代化」と関係がある。千人以上の医師と栄養学者を集めて開かれた栄養とガンに関する会議において,ワインダー博士と他の人々は,たばこ,食品添加物,産業副産物など,ガンの原因と認められている要素に加えて食生活がガンと密接に関係していると述べた。合成食品を与えられた動物には腫瘍の多いことを示す研究がある。またあるガンは若い時の食生活の習慣が原因の一部と見られている。

スナックに何十億ドル

◆ 米国人はポテトチップだけに一年間10億ドル(約3,000億円)を費やした。これは朝食用穀物食に費やしたのと同額である。その同じ年に他のスナック食品と清涼飲料に費やされた額は50億ドルに上り,栄養価の点でははるかにまさる生の果物に費やされた額を上回る。

古代人の歯

◆ 古代ペルー・インディアンのミイラ約5,000体を調べたところ,彼らは現代人よりもむし歯の少ないことが分かった。研究の対象となった様々の文化は西暦前600年ごろから西暦1700年ごろまで栄えたものと言われる。

結婚生活の最大の問題

◆ 英国では専門家の助言を求める夫婦の間で金銭がかつては夫婦のいさかいの最大の原因であった。ところが,全英結婚ガイダンス協議会のニコラス・ティンドールによれば,今日では性の問題がその最大のものである。彼はこう述べている,「いつも言っているのは,夫婦は満ち足りた,積極的で健全な性生活を営むべきであるという事です。彼らもそう信じています。それでその通りにならない時,解決策を求めるのです」。その結果「それは彼らの結婚生活に影響を及ぼしています」。

最大の望遠鏡

◆ 米国光学協会の会議の席上,ソ連の科学者イゴール・カラチェンツェブは,新しい234インチ反射望遠鏡が1月以来コーカサス山脈で使用されていることを報告した。これまで最大のものは,カリフォルニア州パロマ山の200インチヘイル望遠鏡である。ソ連のこの望遠鏡は人間の普通の視力と比べて10億倍のかなたまで太陽系を見ることができると言われている。

ぞっとする“ゲーム”

◆ 米国ではゲームコーナーの「死のレース」が急速に売れ行きを伸ばしている。それはコンピューター・テニスと同様,コンピューターで制御されたテレビスクリーンを使うが,違うところもある。「死のレース」では,人の模型がテレビの画面を横切ってでたらめに走ると,ハンドルとアクセルを操作するプレーヤーが“歩行者”をひき“殺す”という趣向である。それをする度に機械から悲鳴が出るようになっている。最も多くの死体を獲得した者が勝つ。あるところではこの遊具の供給が需要に追いつかないほどだという。

刑務所の失敗

◆ カナダの刑務所は「不安と動揺」に陥っていると,トロント・スター紙に報ぜられている。過去六年間に60人の囚人が自殺し,14人が仲間の囚人に殺された。殴打されたり,こん棒で打たれたり,刺されたりした者も多い。一年間に4人の刑務所職員が殺された。スター紙は次のように結論している。「我々は犯罪者に対処する効果的な方法を編み出すのに失敗した。これははなばなしい,そして高価な失敗であった。我が国の刑務所は,そこに送り込まれる人間に彼らの行動を改めさせるものとなっていない。その事を示す感銘的な証拠がある。過去10年間に暴力犯罪は90パーセント増加した。有罪とされた犯罪者のうち四人に三人は刑務所の卒業者である。

のどを詰まらせた人を助ける

◆ のどに食物を詰まらせて窒息死する人は毎年,数千人に上る。このような時の応急処置としては,患者をかがませて肩甲骨の間を強くたたく,プラスチックのピンセットあるいは指で食物を取り出す,場合によっては鋭い刃物で気管を切開するなど様々の方法が勧められてきたが,最近,別の効果的な方法が見いだされた。救助者は,のどを詰まらせた人の背後にまわり,肋骨の下部のところで,“のしかかるようにして”強くだきしめ,片手の親指を相手の腹部にあてて握りこぶしを作り,勢いよく上に引き上げる。必要ならばこれを繰り返す。こうすると横隔膜が持ち上げられて肺を圧縮し,その結果,気管の空気圧が高まって詰まった物を押し出す。

コアラの復帰

◆ 抱きしめたいようなオーストラリアのコアラベアは,かつて絶滅にひんしていた。上着,帽子,バッグ,ベルト用の毛皮をとるため,一年間に約200万匹が殺されたこともあったが,その後,このような目的で捕獲することが法律で禁止され,今では保護地域にあり余るほど多くのコアラがいる。そこでその一部をかつての生息地に移すことが行なわれている。もちろん新しい住みかには,大好物のユーカリ樹の葉がある。

太陽熱の利用

◆ 地表に降りそそぐ太陽のエネルギー15分間分だけで,人類の必要とするエネルギーの一年分を賄うに足るほどである。しかしこのエネルギーを利用する経済的な方法がまだ開発されていない。とはいえ,いっそうの努力が傾けられつつある。米国エネルギー研究開発局では1976年末までにおよそ1,300に上る病院,学校,工場,事務所,ホテルその他の建物に太陽熱暖房を設置することにしていた。

売春婦に失業手当

◆ ミュンヘンのズュートドイチェ・ツァイトゥングに報道されたドイツ連邦裁判所の判決によれば,「一時的な就業不能のために収入の無かった売春婦は補償金の支払いを受ける資格がある」。しかし「道徳上の理由があるので[彼女らは]全額の補償を受けられない」と法廷の判決にある。補償金は,ミュンヘン地方裁判所の以前の裁定による,売春婦の普通の取高一日109ドルではなく,「平均的な勤労者の賃金水準に抑えられる」であろう。

宇宙時代のドアの錠前

◆ 言葉で命令すると開くドアと言えば,かつては空想科学小説の世界のものだったが,今では実現したと伝えられている。ニューヨーク州ローマにある米国空軍の開発センターで,このような装置の実験が行なわれてきた。コンピューターは,立入り禁止区域に入ろうとする人の声を,録音済みのその人の声と比較する。「最初の比較がコンピューターに合わないと,別の句が求められ,コンピューターからその言葉が出てくる」と,デトロイト・ニュース紙は伝えている。実験装置は,風邪や喉頭炎の人の場合でさえも99.7パーセントの精度を示した。

書類の仕事 対 研究

◆ 米国の大製薬会社の会長は,連邦事務に関する大統領の諮問委員会に対して次のように言明した。「我々は世界最大の製薬学研究機関を有しているが,官庁の用紙やレポートに記入するのに多くの時間と人手を費やしており,ガンと心臓病の研究に使われている時間と人手を合わせたものを上回るほどになっている。彼の推定によると,政府の要求する書類を作成するための総コストは,この会社が米国で売る薬を調剤してもらう場合の価格を一件につき平均約50セント高くしている。

軟泥の処理

◆ 軟泥つまり下水の,どろっとした粘っこい残留物の処理が,米国でますます大きな問題となっている。現在,年間3億トンの軟泥を処理しなければならず,この量は年毎に増えている。海中投棄と焼却が今までよく使われた方法だが,水や空気の汚染のため,これらの方法は法律で規制されつつある。軟泥を肥料また埋め立て用土に利用する実験が行なわれているが,専門家筋では,適切な処理がされない限り,このような利用法には公害のおそれがあると警告している。

ガソリンの誤用

◆ ガソリンは自動車および他の機械の燃料となるが,それを他の用途にあてる人がいる。米国オレゴン州で三人の婦人が台所の床を掃除するのにガソリンを使っていたところ,冷蔵庫のスイッチが入ってガソリンの気体に引火した。婦人の一人は家の外に吹き飛ばされて死亡し,二人は重い火傷を負った。消防署では,掃除にガソリンを使わずに不燃性の洗剤を使うよう注意を呼びかけている。

増大するソ連の力

◆ 西側諸国の政府筋では,急速に増大するソ連の軍事力に懸念を表明する向きが多い。英国の一空軍将校の言葉によれば,「ソ連における兵器技術の進歩は非常に早く,西側諸国に対抗の意志を失わせ,政治的圧力に屈服させるほどのものである」という。過去十年間にソ連軍は主として守備型からいっそう攻撃的な型に転じたと言われた。

増加する家出少女

◆ 日本の警察庁の発表によると,家出する少女が急増している。最近の一か月にその数は4,110人に達した。その半数は家庭と学校における問題を主な原因に挙げ,残りの半数は異性との個人的な問題,友達の感化,快楽を求める欲望を挙げた。少女たちの中には自活するため盗みや売春をする者も多い。

ハエはどのようにとまるか

◆ ハエはどのようにして天井にさかさまにとまるのだろうか。ハエは足を下げたまま頭上の天井に近づき,最後の一瞬に“横転”して着地するというのが,長年の説であった。最後に下向きになるため“宙返り”をするという説もあった。しかし英国の生物学者スチーブン・ドールトンがハイスピード精密カメラを使ってハエの動作を撮影したところ,別の事が分かった。ハエは天井に向かって真っすぐに近づき,前足がまず天井に達して足がかりを得ると,体の他の部分をさかさまの位置に変えて他の四本の足が天井につくようにする。

完全な記録

◆ テレビの画面をブラウン管の何倍もの大きさにして壁やスクリーンに映す装置で,低価格のものが時おり広告されている。しかし「図解メカニックス」誌の調査によると,その映像はお粗末なものである。真っ暗な部屋では画面はぼんやりとして不鮮明であり,明るさを増すと,すでにお粗末な画面の鮮明さが更に失われる。同誌は次のように述べている。「四半世紀以上もの間,発明家たちはテレビの画面を大きくしたり,あるいは白黒のテレビをカラーに変える機械的,光学的な装置をテレビに取りつけようと苦心してきた。そのいずれもが失敗であった。[低価格のタイプのもので]消費者に迎え入れられたものは一つもない。これは製品化に失敗した完全な記録である」。

私生の点でも米国の首府

◆ 米国の首府であるワシントン・コロンビア区は,「ある一年間に既婚婦人に生まれた子供よりも庶出の子供のほうが多くなった米国最初の主要都市という点で際立っている」とAP通信は伝えている。1975年の間,未婚婦人に生まれた子供は,既婚婦人の子供4,758人に比べて4,988人に上った。

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