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目ざめよ! 1977
目77 11/8 30–31ページ

世界展望

中国の地震詳報

◆ 最近,中国は,1976年7月28日に北京の南東約160㌔の地点にある唐山市で起きた地震が過去四世紀間を通じて最大の死傷者を出したことを認めた。中国側は,少なくとも65万5,000人の死者が出たとする推定を否定はしていないものの,実際の死傷者数を明らかにしていない。ニューヨーク・タイムズ紙によると,中国の当局者は,地震によって,「唐山市の住民の中には2㍍も宙に飛ばされた者もおり,人口密度の高いこの主要都市の中心部に幅6㌔,全長8㌔の破壊の後が残された」と語っている。最初の地震の起きる直前,同市の上空は様々の色をした光で照らし出され,「真昼のように」なった。ニューヨーク・タイムズ紙は,さらにこう伝えている。「断層から800㍍ほど外れたところにある……飛行場ほどの大きさのトウモロコシ畑がひっくり返され,大風に吹かれたかのように同じ方向になぎ倒された。付近の樹木の葉はカリカリになるまで焼け,生育中の野菜の片面は火の玉に触れたように焦げてしまった」。さらに,「木や柱につかまった人々は,大地が揺れ動いたために振り回された」と言われている。

ソ連と宗教

◆ 最近,ソ連では,新憲法の草案が発表された。その第52条は次のようなものである。「良心の自由,すなわちいかなる宗教であれそれを奉じ,宗教上の儀式を執り行なう権利,あるいはいかなる宗教をも奉ぜず,無神論に基づく宣伝に携わる権利は,すべての市民によって認められる。宗教上の理由で敵意や憎しみをあおることは禁じられる」。最近発表されたこの憲法草案は,今秋,ソ連邦最高会議で審議される予定。

鼻を利かせる

◆ 日本の環境当局に,大気の質の低下に関する苦情が2,840件も持ち込まれたため,政府は,各々の鼻を利かせるよう六人の人を任命した。パレード誌によると,「彼らの仕事は,空気中に鼻を突っ込み,工場の近くの大気汚染の度合いを判断することである」。

走行費

◆ アメリカ自動車協会は,最近,米国で自動車を走らせるための費用が1975年当時よりも,1977年現在のほうが10.3%高くなったと報じている。多くの新型車のリッター当たりの走行距離が伸びているにもかかわらず,そのような状態が見られる。8気筒の米国製の中型車を1万マイル(1万6,000㌔)運転すると,二年前1マイル当たり18.3セント(約54.9円)だったのに対し,現在では1マイル当たり20.2セント(約60.6円)である。別の言い方をすれば,一年間の走行費は,1,831㌦(約54万9,300円)から2,019㌦(約60万5,700円)に上ったことになる。

車とオオジカの事故

◆ スウェーデン道路安全委員会は,今年,人命およびオオジカの命を守るために23万㌦(約6,900万円)を費やす予定でいる。1976年中,この動物の関係した自動車事故で,18人の人と2,500頭のオオジカが命を失った。UPIの伝えるところによると,車とオオジカの事故が増えたのは,オオジカの数が増加したためである。

自動車が衝突した場合の生存率

◆ 自動車事故に遭った場合の生存率は,走行スピードと直接関係している。全米安全評議会によると,車が時速71マイル(約114㌔)以上で走っていた場合,その車に乗っている人が助かる見込みは五分五分にすぎない。時速61マイルから70マイル(98㌔から112㌔)の場合であれば,その率は7対1,時速51マイルから60マイル(82㌔から96㌔)の場合には31対1,そして時速41マイルから50マイル(66㌔から80㌔)の場合には88対1である。

タイヤに空気を入れる

◆ 車を運転する人は,旅に出る前に,タイヤの空気圧を自動車メーカーの指示よりも4ポンド(0.28kg/cm2)上げるよう勧められている。「そうすれば熱の蓄積を和らげ,タイヤの膨張を減少させるので,タイヤの持ちが良くなり,リッター当たりの走行距離も伸びる」とUSニューズ・アンド・ワールドリポート誌は述べている。しかし,タイヤの側面に表示してある,空気圧の上限を越えないように注意しなければならない。

兄弟げんか

◆ 米国のデラウェアー大学とロードアイランド大学の行なった調査によると,近年調査の対象となった子供たちの38%は,自分の兄弟あるいは姉妹をけ飛ばすか,かむか,殴るかしたことがある。その上,研究者たちは,子供たちの14%が「自分の兄弟や姉妹を散々に殴りつけた」ことを調べ出した,と医学トリビューン誌は伝えている。

世界最小のディーゼル・エンジン

◆ 西ドイツのある会社は,世界最小のディーゼル・エンジンを工業用に生産している。このディーゼル・エンジンの重さはわずか3㌔にすぎないが,「ローラー,コンクリート・ミキサー,ポンプ,発電機,昇降機,および配達用自動車のための小型冷蔵ユニット」などを動かす力がある,と「ツー・ザ・ポイント・インターナショナル」誌は述べている。

クダモノミバエを退治する

◆ メキシコと米国は,グアテマラと協力して,地中海クダモノミバエの退治に乗り出した。このハエは北アフリカからやってきて,南米から北へ向かって広まっている。この昆虫は200種類余りの野菜や果物を襲う。このハエの卵からかえった幼虫がそれらの作物を荒らすのである。地中海クダモノミバエが北上し続けると,メキシコの野菜および果物の生産地であるシナロアおよびソノラ地方がそのハエの危険にさらされ,またそのハエはアメリカまで来る恐れがある。撲滅計画には,グアテマラ国内に“断種障壁”を設けること,およびその障壁の北側に殺虫剤を散布することが求められる。この障壁を設けるために,幾万匹ものハエを断種し,それをクダモノミバエに襲われている地区に放ち,そこで繁殖能力のあるハエと交尾させる。その結果,ふ化しない卵が産みつけられるので,クダモノミバエの数は着実に減少する。

小さな聖書

◆ 一辺わずか1.6㌢のガラスの正方形の上に,ジェームズ王欽定訳聖書全巻が再生された。米国テキサス州ダラス市のマイクロミトラロジー(微度量衡学)研究所は,最近この小さな聖書をスミソニアン研究所に寄贈した。「この計画は,写真光学技術の限界をどこまで伸ばせるかを調べるための試みとして行なわれた」とサイエンス・ダイジェスト誌は伝えている。「この作品を造るために,6年の歳月と6万5,000㌦(約1,950万円)の費用がかかった」。この聖書を読むには,300倍の顕微鏡が必要である。

コカインの危険性

◆ コカインは,コカの葉から抽出された物質で,麻薬として使用されることが少なくない。学者たちの間では諸説粉々としているが,ニューズ・ウィーク誌によると,米国カリフォルニア州サンフランシスコのハイト-アシュバリー無料診療所のデービッド・スミス博士は,一日2,000㍉㌘ずつ使用すれば,「うつ病や偏執妄想になりかねない」と唱えている。ある人々のするようにコカインをかぐなら,鼻の粘膜に炎症を起こし,組織を破壊し,さらには使用者の鼻を二つに分けている中隔に穴をあけかねない。同誌はさらに次の点を指摘している。「学者たちは,コカインの服用量が多すぎると,脳の呼吸中枢が麻ひして,致命的な結果をもたらし得るという点で意見が一致している。重症中毒者の間でよく行なわれることであるが,この麻薬を注射すれば,菌の付着した注射器を通して,肝炎などの病気にかかることがある。

失業中の若者

◆ 国際労働機関(ILO)は,最近,経済協力開発機構(OECD)に属する西側の23か国で,700万人以上の若者が失業している,と伝えた。しかしパレード誌は,「多くの若者は職捜しにうんざりしてしまい,もはや失業者の数には入っていない」ので,この数字は低すぎると述べている。同誌はさらにこう述べている。「ILOによると,若者たちの失業の理由は次のとおりである。就職市場のために若い人々を正しく準備させる上での教育制度の失敗,若者に機会を与えることに対する経営者のためらい,社会の無関心」。

初めての狂犬病

◆ 米国の細菌学者ジェローム・アンドロウリス博士は,完全な免疫を得た後に狂犬病にかかった最初の人であると考えられている。同博士は八年前に予防接種を受け,以来定期的に免疫の補助注射を受けてきた。アンドロウリス博士は,狂犬病の経口ワクチンを作るための研究をしていた。同博士の体にはかき傷も切り傷もなく,この危険なウイルスを取り扱う際には必ず保護衣を身に着けていたので,ニュー・サイエンティスト誌は,次のようなことをほのめかしている。「同博士は空気中の狂犬病ウイルスに感染したのかもしれない。これは,同博士の症例にさらに別のなぞを加えるものである」。

ついにつがいになったパンダ

◆ 1972年に国交が正常化された後,中国から日本へ,二頭のジャイアント・パンダ,カンカンとその“レディ・フレンド”ランランが贈られた。何年もの間誘いをかけられながらも,この二頭はなかなかつがわなかった。最近になってやっとのことで,上野動物園にいるこの二頭のパンダはつがいになり,ランランはこの10月に子供を産むかもしれない。生まれて来る子供は,中国本土以外の動物園で生まれる最初のジャイアント・パンダになる。中国は米国にもパンダを贈ったが,米国でパンダをつがわせることは成功していない。

妊婦とアルコール

◆ 妊婦あるいは妊娠しようとしている人は,火酒やぶどう酒やビールの量を一日に二杯までにとどめておくべきである。これは,全米アルコール乱用およびアルコール中毒研究所の所長アーネスト・P・ノーベル博士の助言である。妊婦がアルコール飲料を大量に飲む人であれば,赤子に奇形の生じることがある。例えば,子供は脳障害や標準以下の大きさの頭を持って生まれて来るかもしれない。医学トリビューン誌は,この問題について報じた中で,ノーベル博士が“浮かれ騒ぎの酒宴”を警告し,次のように語ったことを引き合いに出している。「母親になろうとしている人が,妊娠初期にたった一度大酒を飲んだだけでも,胎児を重大な奇形の危険にさらすことになる」。

「彼らは飲み過ぎる」

◆ UPI至急報によると,米国の復員軍人援護局局長マックス・クレランドは,同局の病院にいる患者の四分の一が「飲み過ぎのために病院にいる」と語った。伝えられるところによれば,1970年から1973年の間に,問題のある飲酒家とアルコール中毒者が復員軍人援護局病院の他の患者の中で占める割合は,五人のうち一人から,四人のうち一人にまで増加した。米国の推定1,000万人のアルコール中毒者のうち,300万人は復員軍人であるとクレランド局長は述べている。また同局長は,「アルコールは,我々の社会における薬剤乱用問題の筆頭に挙げられる。アルコールの乱用は,当援護局が真っ先に取り組まねばならない問題である」とも述べている。

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