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目ざめよ! 1979
目79 3/8 30–31ページ

世界展望

“中立の報い”

◆ ローデシア・ヘラルド紙は最近,「[エホバの]証人たちがその政治的中立の世評ゆえに意外な報いを受けた話」について報道した。同紙はその一例を次のように述べている。「武装したひとりのテロリストが[サリスベリーで開かれる証人の大会に出席する人々を乗せていた]バスに乗り込み,帰りのバス賃も含め,バスの中にある金銭を残らず渡せと言った。その後男は乗客たちに革命歌を歌えと命令したが,政治的中立が要求される信仰に基づき,証人たちはそれを拒絶した。テロリストが証人たちを殺すとおどかしたその時,バスの運転手が中に入り,彼らの宗教的な信条を説明した。するとその男はそそくさとバスを降りてしまった」。エホバの証人の乗客はその中立ゆえに別の“報い”も手に入れた。ヘラルド紙は,バス会社が「彼らの帰りの料金を無料にする許可を出した」と述べている。

ピオ12世は平和を促進したか

◆ 最近,米国立記録保管所に収められた第二次世界大戦に関するかつての極秘文書は,法王ピオ12世が戦時中に果たした役割について多くのことを明らかにしている。その資料は多くの日本人外交官が東京に向けて送った無線通信の内容を解読したものである。ベルリンに駐在していた日本大使は,「法王が平和をもたらすために多くのことを行なうと考えている人は非常に多いが,法王がその問題を切り出すことはなかろう」と送信した。ワシントン・ポスト紙のトーマス・オトゥールは次のように伝えている。「この文書はバチカンが戦時中に道徳面での指導をほとんど行なわなかったことを如実に物語っている。法王は平和を実現させることより,イタリアが爆撃されることと,ロシア戦線のドイツ軍が壊滅することの方を強く心配していたようだ」。

獲物の分割

◆ 1943年,第二次世界大戦たけなわのころ,枢軸国側はすでに欧州分割の方法を論じ合っていた。アメリカ国家安全保障局から最近秘密区分を解かれた文書は,ベニト・ムッソリーニの外務大臣,カウント・チアノと日本の大使がローマで交わした会話を明らかにしている。それによるとカウント・チアノは次のように述べたといわれる。「我々は大詰を迎えようとしている。そして我が国の領土と他の同胞国の領土を分ける地図も明確になりつつある。フランスを例に取ってみよう。ドイツがその五分の四を占領したが,我々イタリア人にもやはりこの国全体に対する経済的な権利が大いにある。正直なところ,我々は将来その権利を何としてでも獲得することになるだろう。簡単に言えば,我々は今後,欧州全体がどのように分割されるかを検討するつもりである」。

ノルウェーはスケートボードを禁止

◆ ノルウェーの製品管理協議会は,アメリカでのスケートボードをめぐる出来事を観察した結果,数か月前にこの製品を一時的に禁止した。現在,それは法定化されている。環境省は,子供たちの安全を守るためには,商売の利益も犠牲にすべきであると語っている。スケートボード競技を宣伝することも禁じられている。同協議会は,1977年に米国でスケートボードの事故により28人の子供が死亡,10万人が負傷したことに注目している。

食物中の血をふやす?

◆ スカンジナビア航空の雑誌スカノラマは,「新しい蛋白質源」と題する記事の中で,次のように伝えている。「デンマーク農業及び獣医科学大学において,J・ウィスマー・ペデルセン教授とそのグループは,多分に無視されてきたもうひとつの栄養源つまり動物の血に対して注意を向けるようになっている」。その記事の説明によると,デンマークの畜殺場から流れる年間約四万トンの血は,「捨てられていないものは,主に動物の餌の質の向上に役立っている。人間が血入りのソーセージ,血入りのプリンなどの形で消費する量はごくわずかである」。

現在,デンマークの科学者たちは,この血を他の食品の質を向上させるために用いることを提唱している。彼らは,デンマーク人の主食となる,ライ麦を発酵させた生パンだけでなく,サラミソーセージの類,牛のひき肉,肉汁の調味料,粉末スープなどに血を加えると良いと述べている。

動物の消防隊

◆ カリフォルニア州,サン・ディエゴ市近郊のクリーブランド国有林にいる800頭のスペイン山羊の群れが,動物でも防火に役立ち,しかも費用がかからないことを証明した。米国林野局の行なった二年間にわたる実験では,山羊は防火帯(火が一方の側から他方に移らないようにするため,森林地帯の間に設けられた切り開かれた場所)の低木のしげみを食べ尽くし,燃えやすい物を取り除いた。現在その地域の山羊は2,500頭にふやされ,他の60か所の防火帯にもおいおい3万5,000頭の山羊を用いるよう計画されている。言うまでもなく,空腹になった山羊が森林を食べ荒らすことがないよう,防火帯は柵で囲む必要がある。

英国の冷静さ

◆ 英国の外洋航路船クイーン・エリザベス二世号が最近北極海の大暴風雨を乗り切った時,30メートルの高波で,鉄製の手すりさえ水をかぶってしまった。乗客,家具や備品が大揺れに揺れたものの,1,200名の乗客のうち,骨折事故は二件しかなく,あとは軽い打撲傷だった。「アメリカの沿岸警備隊に助けを求めることを考えたか」との質問に対し,船長は次のように答えた。「第一に助けを求める必要はなかった。第二に,もしそのあたりに沿岸警備隊の税関監視船がいたら,クイーン号のほうが警備隊を助けなければならなかっただろう」。

植物の根が繁殖力を弱める

◆ ある島の原住民の主食が,その部族の生存そのものを脅かしている。ベンガル湾に浮かぶアンダマン諸島に住むオンジ族の人々は,ある植物の塊根を食しているが,その中には経口避妊薬を生成する際に用いられる一成分が含まれている。繁殖力が弱いため,その部族の人口は二,三百人に減少した。また男子と女子の割合もアンバランスで,15歳以下の場合,男子10人に対して女子は6.8人しかいない。

興味深いことに世界保健機構(WHO)は今,世界中の六つの研究所で,その植物の避妊薬としての価値を研究することに力を注いでいる。同機構の解説によれば,なんとこの植物の可能性についてはほとんど注目されていなかった。製薬会社が合成薬品だけに取り組んでいることにもその原因の一端があるという。

父親が母親の代わりをする時

◆ 元大学スポーツ選手のボブ・ピータース氏は,自分の妻と70日間にわたる「母親契約」を結んでから,母親の仕事とはどんなものかをとたんに認識するようになった。フットボールとレスリングのコーチであるピータース氏は「体のコンディションは上々だ。私は体格がよく強いほうだが,この仕事をしてから不本意ながら体重が10ポンド(約4.5㌔)も減ってしまった」と述べている。同氏は妻が働きに出掛けている間,4歳から16歳までの四人の子供の面倒を見た。体重が減ったのは「走り回ることや,朝早く起き,遅くまで目を覚ましていることが原因である。最後まで残った衣類の山をたたみ,それらすべてをどこに置くかを考えることも一因となっている」とピータース氏は語っている。この仕事を終えたあと同氏は,夫が妻の料理の手伝いをしたり,時々妻のスリッパや新聞を取って来たりすることを提唱している。

フランス人の称号が削除される

◆ フランスのジスカール・デスタン大統領とうわさされる権威筋からの命により,約5,000人にのぼるフランス人の名前の前につけられていた貴族的称号が電話帳から削除された。フランスの電話も管理している郵便局はこの措置をスペースの無駄を省くため,と述べている。パレード誌によれば,郵便局はさらに一歩考えを進め,「民主主義を立証するために“博士”や“尊師”のような称号も削除した」という。

フランス人の強固な意志

◆ たばこ嫌いのM・バレ氏は,列車の仕切客室に乗り合わせたたばこ飲みに,ここは禁煙だと注意したところ,顔にたばこの煙を吹きかけられた。忠告に耳をふさがれ,意を決したバレ氏が列車の非常停止のひもを引っぱったため,ターボジェットで走る列車は車輪をきしませながらストップした。バレ氏は十分な理由もなく取っ手を引いたかどで,喫煙者は喫煙のかどでそれぞれ鉄道の警備員から罰金を科された。同氏は最近この問題を裁判に持ち込み,その判決によってバレ氏とバレ氏の所属する喫煙反対同盟は1,000フラン(約4万6,000円)を得ることになった。リヨン裁判所は,バレ氏の切符を契約書に相当するものと認め,その切符によって鉄道会社にはたばこの煙を含め,さまざまな危険からの安全を保障する義務が生ずると述べている。

元気な赤ちゃんはどちら?

◆ 男児と女児のうち,誕生したあと元気なのはどちらだろうか。「現代の心理学」誌に掲載された一研究は,男児の方が活発であることを示している。研究者たちは29人の新生児を観察して,「三種類の活動においてきわだった性差」が見られることに気付いた。「男児は女児よりもひんぱんに目覚めかつしかめ面をすることがかなり多い。そして細かい動きも男児の方が多い」。

同性愛者のための施し

◆ 「前代未聞のことだが,ユナイテッド・ウェイ社(元のユナイテッド・クルセード社,共同募金会)はバークレーにある同性愛者のグループ,“人類進歩のためのパシフィックセンター”に3万ドル(約600万円)の資金を供給している」とカリフォルニア州のサンフランシスコ・クロニクル紙は報じている。献金した人々は,恐らく自分たちの寄付金の用途を知ることに関心を持つであろう。

“一番出来のよい”路面のくぼみ

◆ 英国の一自動車メーカーが,コベントリーの近くに13㌔に及ぶ車の試験走行のコースを建設している。そこに設けられた路面障害物の中には,本物そっくりに造られたニューヨークの道路のくぼみがある。その自動車メーカーは「ニューヨークにあった,車輪を曲げる大きめのくぼみを石こうの型に取った」ため,実験用のコース向けに「そのくぼみを複製できた」とウォール・ストリート・ジャーナル誌は伝えている。

自転車が返り咲く

◆ 工業国で長年自動車に遅れを取っていた自転車の売上げが,自動車の売上げを再び追い越した。西ドイツで一昨年購入された新しい自転車の数400万台は,登録された新車の数を180万台上回っている。米国でも最近になって自転車の売上げが自動車を追い抜き,英国での売上げはここ何年かで二倍になっている。

その理由として考えられるのは,体力作りに対する関心が高まったこと,今日,産業や自動車によって脅威にさらされている自然に対する認識が深まったことなどであろう。医学的な証拠は,健康でない人の場合,自転車に乗るほうがマラソンより安全であることを明らかにしており,一般の人々も自転車が便利で費用のかからない足であることに気付いている。ドイツ政府の一大臣は最近,ドイツの幹線道路のうち30%以上を自転車用に確保することを推奨している。

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