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目ざめよ! 1979
目79 5/8 30–31ページ

世界展望

「対立の動き」?

◆ 最近開かれた全米カトリック司教会議の開会にあたり,次のような声明が発表された。「政府当局と既成宗教の間には,明らかに対立の動きが発展しつつあるようだ。次の四半世紀の間,米国政府は,教会が我々の法体系の下で恩恵を受けるべき組織かどうかという問題といやが上でも闘わねばならなくなるが,一応は解決を見ることになるだろう」。フィラデルフィア市のクロール枢機卿は政府当局の「条令,規則,認可,指示,情報の要求などの数」が次第に増加していることを不満とし,シンシナチ市のベルナルディン大司教は,「教会の事柄に政府が目立って介入するようになったが,我々はこの問題に批判の目を光らせ,抵抗しなければならない」と語った。

冥王星の“変化”

◆ 冥王星を最近観察したところ,その特徴について以前知られていなかった驚くべき事実が明らかになった。最近発見された冥王星の衛星,カロンにより,以前考えられていた同惑星の大きさや質量の数字が大幅に減少され,「冥王星は,太陽系の中で我々の見る月よりも小さい,最小で,最も軽い星であることがわかった」とアストロノミー誌は伝えている。冥王星の質量は現在の見積りの40分の1,密度は水よりもやや大きい程度と算出されている。同誌の説明によれば,「この星は冷凍ガスからできた,密度の小さな雪のボールのようなものに過ぎないかもしれない」。そしてカロンの大きさは冥王星の四割ほどもあり,その惑星に対する比率からいえば,カロンほど大きな衛星は太陽系に存在しない。

ホテルのタルムード?

◆ エルサレムの近代的なヒルトンホテルが,最近,同市のラビの第一人者によって,ユダヤ人の生活習慣にかなったホテルという名をはずされたが,それは毎年何万人ものユダヤ人を迎えるホテルにとって大きな心配の種となっている。ラビであるベザレル・ゾルティーは,ユダヤ人のホテル従業員が土曜日に働くことに遺憾の意を表わした。タイム誌はこう伝えている。ゾルティー氏がホテルに要求したのは「土曜日には,自動装置を用い,食物を温め皿を洗うためにはユダヤ人以外の従業員を用いること。緊急の場合を除き,土曜日のチェックアウトをやめること。安息日にはホテルのエレベーターのプログラムに手を加え,ユダヤ人の利用者がボタンを押さずにすむようにすること」であった。

「愛は決して絶えません」

◆ ワシントン・ポスト紙の報道によれば,ユダヤ人の国際的共済組織,バナイ・ブリスの婦人と子供の家は,「重度の神経症にかかった子供たちのうち,なんと七割までを回復させた」。この成功をもたらした原因を尋ねられたその施設の責任者エケスキエル・コーヘンは,ただひとこと「愛」と答えた。そしてさらに治療の細かな点を問われても,答えは同じ「愛」であった。この経験は,「愛は決して絶えません」という聖書の見解に実際的な価値があることを示す一例にすぎない。―コリント第一 13:8。

テレビの安全な見方

◆ 「テレビの安全に関する消費者ガイド」と題する小冊子の中で,(米国の)電子産業協会はテレビの安全に関する幾つかのヒントを与えている。例えば,ポータブルテレビをじゅうたんやベッドやソファーの上に置かないこと。テレビの下の換気の出入口をふさいでしまうからである。またテレビを熱の通気調整装置やラジエーターの上に置いてもならない。このような注意を払えば,テレビから火を出すようなことを避けられる。

“鉛の風船”は飛ぶ

◆ 英語のことわざに出てくる鉛の風船は,結局は考えが行き詰って,いわば,“飛ばない”という悪い意味で使われてきた。スミソニアン誌に掲載された最近の報告によれば,マサチューセッツ州にあるアーサー・D・リトル社の研究員たちは,「このことわざの真実性を,最も適した実験用気球でテストすることにした」。彼らは三つの違った形の枠組を作り,それを鉛の箔で覆ってから中にヘリウムをつめた。さいころ形のものはすぐに壊れて落下したが,球形のものは約一マイル(約1.6㌔)飛んだ。三番目の,すいかのようなだ円形の気球は「海の方へ向かって飛んでゆき,見えなくなった」と同誌は述べている。

仕事と良心

◆ 雇用者から急に武器の部品を作るように命じられたある男の人が,自分の宗教的な信念に基づいた良心上の理由でそこを辞職した。インディアナ州の上訴裁判所は,この人は失業に対する補償金を受け取ることができるという裁定を下した。その失職は本人の過失によるものではないと判断されたからである。

肥満体が美しいとされる島

◆ 体重172㌔のトンガ王国のダウファハウ・ツポー四世は,世界で最も太った王様といわれている。王もその臣民たちもこの評判を快く感じており,人々は自分たちの体重もふえるようにと切望している。太平洋上のこの島の住民10万人にとって肥満体は美しいものであり,そこでは食物が“あがめられている”。トンガの人類学者エペリ・ハウオハは,「我々はやせた人々を好まない。しかし実を言えば,肥満体が好きなのでもない。あがめられているのは食物である。我々は食べずにはいられないだけなのだ」と語っている。つい最近まで,でっぷりした島民たちはその体重の割には比較的健康だったが,ウォール・ストリート・ジャーナル誌の報告によれば,今では,「不要な食物が入り込んできたため,無病息災は終わりを告げた」という。西洋で生じている,肥満に関する病気が人々をむしばみ始めている。

グリーンランドの禁酒

◆ 伝えられるところによると,グリーンランド島民は,この春から,アルコール飲料を購入する際には“点数”制のクーポン券を使わねばならなくなった。グリーンランド人が島に住むデンマーク人のまねをして“付き合いで”飲むようになったことだけでなく,アルコールを自分たちの問題を“まぎらす”ために用いているということも,県議会を驚かせたようである。けんか,軽犯罪,自殺,殺人が急激に上昇した。ひと月に72点割り当てられるので,どれだけの量買えるかは決まっている。ビールは一点,ぶどう酒(びん入り)は六点,蒸留液は24点である。この点数はレストランで飲む場合にも適用される。ある月の点数を翌月に繰り越すことはできない。

“聖”牛が死を招く

◆ インド西ベンガル州で,乗客を乗せたバスが“聖”牛にぶつかるのを避けようとして急カーブを切り,水かさの増していた谷川に転落した。インドのユナイテッド・ニュース・サービスの伝えるところによると,88人が死亡,他の20人が負傷した。これは人の先祖が牛や他の生物に生まれ変わるというヒンズー教の教えに対して支払われた大きな代価である。

除草虫

◆ 米国コーネル大学の科学者は理想的な除草虫と思われるものを発見した。その光沢のある甲ゆえに,よくこがね虫と呼ばれるアルゴスハムシは,サンシキヒルガオ属の植物しか食べず,他の草を食べるよりも死を選ぶといわれるくらいである。サンシキヒルガオは穀物や果物,特にじゃがいもなどの作物に害を与える。G・ウィルバー・セレックは除草剤の実験用に使っていたとうもろこし畑にこの虫が大発生したことに気づいたと述べ,「七月の半ばまでに,そのつるのはびこっていた場所からは一本のサンシキヒルガオも見られなくなった」とつけ加えている。それからこの有益な虫は死に絶えてしまった。

同様にオーストラリアでもクリトバゴウスと呼ばれる別の甲虫は,河川や湖やダムにはえる有害な水草をさかんに食べるという。以前,20万㌦(約4,000万円)をつぎ込み,化学薬品を使って行なった除草の試みは失敗している。

世界“最良のダイヤモンド”?

◆ 半年間の作業の末,ダイヤモンドの加工者たちはついに,その持ち主が「世界最良のダイヤモンド」と自負するダイヤを作り上げた。仮にビッグ・ローズと名づけられたこのダイヤには189の切り子面があり,重さは137.02カラットである。大きさから言うと世界で14位にすぎないが,用いられた切削や研摩の技術,ならびにその青白色の純度の高さにより世界最高の価値を持つものと言われている。「ビッグ・ローズの半分以上は切削と研摩の過程で粉になってしまった」とロンドンのデーリー・テレグラフ紙は報じている。その原石となったプルミエ,ローズは南アフリカのプレトリア市近郊にあるプルミエダイヤモンド採掘坑で発見された。

『盲人を案内する盲人』?

◆ 「あなたは聖書を,霊感を受けた神の言葉と信じますか」という質問を含むアンケートが,一万人の僧職者たちに配られた。「プルピット・ヘルプス」と題する出版物によれば,上記の質問に「信じていない」と答えた僧職者の宗派別のパーセンテージは次の通りである。監督教会89%,メソジスト派82%,長老派教会81%,バプティスト派およびアメリカ・ルーテル派57%。

制度のどこかが間違っている?

◆ 自作の農作物に対し農夫が受け取るお金を一定の水準以上に保つため,欧州経済共同体(EEC)は余剰作物を買い上げている。昨年買い上げられた食料は約20万1,000㌧に及んだが,これは納税者に3,000万㌦(約60億円)以上の負担をかける額である。その果物や野菜の一部の重量は次のようになっている。カリフラワー3万㌧,トマト2万3,000㌧,もも6万㌧,なし4万1,000㌧,オレンジ1万6,000㌧,ポンカン2万8,000㌧。この余剰作物すべてはその後どうなるのだろうか。「無料で慈善団体に送られたり,動物のえさに使われたりするものもあるが,かなりの量がただ腐るままにされている」とロンドン・タイムズ紙は伝えている。

権利と責任

◆ 米国の保健・教育・福祉省が最近発行した「あなたの法的な権利と責任 ― 公立学校児童生徒のための手引き」と題する小冊子は,国旗崇拝の問題を扱っている。そこにはこう述べられている。「あなたの権利。もし自分の信念や価値観にそぐわないなら,国旗に敬礼することや,忠誠の誓いをすることに無理やり参加させられることはない」。同小冊子はこの問題に関する1943年の最高裁判所の決定に注意を促し,「この裁判では,[宗教的な信条に基づいて]エホバの証人たちが加わろうとしなかったときでも,彼らは決して他の人の権利を侵害しなかったことが注目された」と述べている。「あなたの責任」という見出しの下に,同小冊子には次のように書かれている。「国旗敬礼や忠誠の誓いに参加しない場合でも,あなたはそうしようとする他の人の活動を妨げてはならない」。

21万2,000頭の父

◆ 「アイルランド農業史上最多産の牛」とロンドン・タイムズ紙が折紙をつけた,ベンドールス・アデマが最近14歳という高齢で死亡した。この雄牛の子種は21万2,000頭もの雌牛の人工受精に使われ,それらの雌牛は良質の子孫を残した。その中の一匹の雌牛は,一日11ガロン(50㍑)という記録的な量の乳を出したと伝えられている。

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