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  • 冥王星はもはや九番目ではない
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  • 超越的瞑想 ― 宗教的それとも世俗的?
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  • 学校で禁じられた超越的瞑想
  • 放射性物質による年代測定法への疑惑
  • 勉強を拒否
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    目ざめよ! 2004
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    目ざめよ! 2000
  • 氷
    聖書に対する洞察,第1巻
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目ざめよ! 1979
目79 7/8 30–31ページ

世界展望

「US・カトリック」の論評

◆ US・カトリック誌の最近号はエホバの証人に関する記事の中で「ローマ・カトリック出身者が証人の中で大きな割合を占める」理由を挙げている。なかんずく注目される点として,「教義上の立場を裏づける聖書の句を使われると,ある人々は特に参ってしまうらしい」とあり,「小学校以来の宗教教育と言えば,日曜日に聞く10分間のお粗末な説教だけという人に対する場合,自信に満ちて聖書の章句を引く証人のほうがだいぶ有利な立場にある」と述べられている。

証人が聖書を使う点で「自信に満ちて」いるのはなぜだろうか。同誌は次のように認めている。「どの王国会館においても,たいていのカトリック教区で一年間に授けられるよりも多くの成人教育がひと月で授けられる。改宗する見込みのある人は,自分たちと同じ程度の教育しか無い証人が,聖書を解説し,伝道し,会衆内で親ぼくを見いだし,聖職者に似た立場につき,王国会館で重い責任を果たしているのを見る。[カトリック教徒]自身の教区はこれほどの献身の模範を示し得ないであろう」。

冥王星はもはや九番目ではない

◆ 太陽系で九番目の,そして最後の惑星としての冥王星の地位は,一月末に以前の八番目の惑星にとって代わられた。今後20年間は海王星が,太陽から一番遠い惑星になる。これは冥王星の248年周期の軌道が円形でないためである。したがって冥王星が太陽をめぐる度に20年間はその軌道が海王星の軌道の内側に入り込む。1999年の3月半ばに冥王星は九番目の惑星の地位に復する。

スウェーデンで禁止される戦争玩具

◆ 1979年12月1日以降,スウェーデンの子供たちは戦争ごっこをしにくくなるだろう。議会と玩具製造業者は,好戦的過ぎるという理由で,おもちゃの兵隊とピストルの販売をその日付以後,禁止することに合意した。スウェーデンの一部の医師と精神科医は,子供にはその攻撃本能を戦争ごっこで除く手段が必要であると言明しており,これに賛成していない。

火星の極冠の相違

◆ 米国の火星探査用ロケットから得られた最新の情報によれば,火星の氷の極冠は「互いに異なる特色を有している」とニューヨーク・タイムズに報じられている。北極冠は,凍った二酸化炭素(ドライアイス)の覆いが消失する夏季には,主として水の凍ったものとなることが知られていたが,新しい発見によれば,南極冠はドライアイスだけで覆われているという。この相違は北極冠の冬がやや穏やかなためであると科学者の間で推測されている。

新しい抗ガン物質?

◆ 化学的に誘発されるガンを予防する可能性のあるものとして,小麦,やえなり,れんず豆の芽が,テキサス州システム・ガン・センターで研究されている。芽からの抽出物は,発ガン性を有することが知られているある種の化学物質の力を減ずると報告された。しかし明らかになったところでは,芽からの抽出物が抑制効果を表わすのは,体の酵素によって活性化される発ガン物質に限られている。

有害なビール?

◆ ハイデルベルグ・ガン研究センターの最近の調査によると,欧州のビール158銘柄のうち,111銘柄にニトロソアミンが含まれていた。ニトロソアミンは動物実験でガンを発生させることが知られている。ビールの年間消費量が一人平均148㍑に上るドイツ連邦共和国にとって,これは人の気をそぐニュースであった。また年間消費量が208㍑で世界一のババリアでは,このニュースは一部の人々の間で大きな打撃と受け取られている。ミュンヘンの一料理店主いわく,「これがもし本当ならババリアは存在しなくなるだろう」。ビール醸造業者は有害な成分を除くことに努めている。

超越的瞑想 ― 宗教的それとも世俗的?

◆ 超越的瞑想を以前用いていた一医師は,政府の医療計画に超越的瞑想を含めるという提案に反対した。なぜだろうか。アメリカン・メディカル・ニュース誌に載せられた手紙の中でその医師は次のように書いている。「この行為には宗教儀式が関連しているため,政教分離という原則にのっとって除外されてしかるべきであると確言する。またこの理由のみならず,それには全く効果が認められないゆえにわたしはこれに反対する」。

薄氷

◆ ソ連の新聞コムソモールスカヤ・プラウダは,ソ連の漁師2,840人にとって危うく大惨事になりかけた事件を最近報じた。掲示されていた警告を無視して漁師たちはウラジオストックの南方にあるラスキイ島付近で氷に穴を開けて魚をとっていた。すると乗っていた氷がゆるんで外海へ流れ始めた。暗くなる前にヘリコプターと船が1,200人以上の漁師を救助したが,残りの人々は浮氷の上で一夜を明かすはめになった。最後の人が救助されたのは,海の真ん中で氷が割れる寸前であった。氷がゆるんだのは異常に暖かい気候のせいである。

学校で禁じられた超越的瞑想

◆ 米国のある控訴裁判所は,ニュージャジー州の高等学校数校で教えられている超越的瞑想の時間が健康を損なうという判断を下した。米国第三巡回控訴裁判所の三人から成る判事団は,1976年に米国ニュージャージー州の地方裁判所が下した判決を支持したことになる。控訴裁判所の述べるところによると,この科目は純粋に宗教的な活動で,それゆえに,教会と国家の分離を定めた米国憲法の修正第一条に違反する。超越的瞑想の時間には特別な儀式も行なわれ,学生たちには朗唱するための個人的なマントラつまり典礼歌が与えられた。

放射性物質による年代測定法への疑惑

◆ 地球の年齢を算定するために科学者が採用している方法の一つに,崩壊する放射性元素を用いる方法がある。現在の崩壊の程度を測定し,その結果から過去をさかのぼると,地球の岩石の古さを一応見定めることができる。しかしこの方法は放射性崩壊率が過去も現在も同じであることを前提としているが,「産業の研究と発展」と題する出版物は,この結論の妥当性に疑問をさしはさむ科学者のいることを示している。放射能に関係のある環境条件が過去に激変したことは十分にあり得ることであり,もしそうだとしたら元素の見かけの年齢も大幅に変わることになる。そうすると,この出版物が述べているように,「ウラニウムの45億年という半減期はその影響を受けてわずか半分に短縮される」。『現在を調べれば過去がわかる』という考えには危険がつきまとう。過去の物事が今と全く同じように進展したという確証はないからである。

勉強を拒否

◆ カリフォルニア州の一高校女性教師は,ますます多くの教師が教職の立場を去りつつあると述べている。同教師の話によれば,多くの人の場合,学生の無作法が主要な原因となっているのではないという。では何が原因なのだろうか。彼女は次のように答えている。「最近起きた事件で,私は心をかき乱され,がく然としました。今,十代の若者が学校や教師たち,互いに対して用いる最後の武器は,勉強に結び付くことを一切拒否することです。私がどんなに立派な授業を準備しても,私個人がいかに勉強に注意を払っても,どんなに高価な教材を教室に持ち込んでも,学生たちに学ぶ意欲がなければ,わずかなことしか学べません。学生たちのために勉強することもできず,机の前に腰をおろして彼らを無視することもできないため,唯一の解決策として教師をやめることにしたのです」。こうしてこの女性は,他の仕事を求めて教職を去った大勢の人々に加わった。

自分を与えない

◆ 米国のプロテスタント系の最大の宗派で,1,300万人の信者を擁する南部バプテスト教会で昨年中新しくバプテスマを受けた人は,ここ27年のうちで最低だった。サンフランシスコのバプテスト派指導者たちの会議で,オクラホマ州のタル・ボンハムは出席者に対し,大きな問題となっているのは,「わたしたちの信徒がなすべき証しの業を行なうことがないという点にある」と語った。バプテスト派のもう一人の役員,C・B・ホーグ氏は,「我々に起こっていることと言えば,[財政的に]与える面では進歩したが,行ないの面では一層消極的になっているということである」と述べている。ホーグ氏はさらにこうつけ加えている。南部バプテスト派の人は一般に福音主義に関心を持っているようではあるが,「自分自身を与えるというより,お金を与える方を好む。我々は米国で最大の宗派として知られることを名誉に思っているが,その評判にふさわしい責任を忘れてきたように思える」。同教会の福音主義の首導者であるジョー・フォード氏も同様の見解を表明している。フォード氏の説明によれば,南部バプテスト派は行動の代わりに言葉をもってし,次第に「傍観者の宗派」に変わりつつある。そして「我々のあるべき姿についての関心は高まったが,神がどんな方かに関しては関心が薄らいでいる」。

飛行機がコレラを広める?

◆ 世界でもまさかと思われる場所で突如としてコレラが発生し,専門家たちの頭をひねらせている。例えば,外部の感染地帯からやってきた旅行者たちと全く接触のなかったへんぴな村々でコレラが検出されている。この問題を二年の間熱心に研究したロンドン大学衛生学そして熱帯医学部のチャールズ・ロンドゥル博士は,インド発のジェット機が,普段はコレラの見られない感染地帯のほぼ真上を通っていることを発見した。同博士は次のような可能性を挙げている。つまりコレラの初期症状の人が飛行中に飛行機の洗面器で手や顔を洗い,その菌を含んだ水が機体から排出される。その水は氷晶になるが,地上に落ちる前に溶解して菌を放出するのである。ロンドゥル博士は次のように述べている。「この発見には我ながらびっくりした。この方法が可能だとは以前には思ってもみなかったが,病気がこのようにして広まっていったと今では全く確信している」。

非行少年の夢

◆ テル・アビブの日刊紙マアリブの述べるところによると,昨年の七月,イスラエルは「13歳未満の若者であれば,その行動に関する刑事責任を公に問われることのない,世界で唯一の国」となった。「大人と組んで犯した犯罪に限って,彼らを尋問することができる。それ以外,年少者に尋ねることができるのは盗品を見つける目的の場合だけである。警察の記録は公にしてはならず,年少者は裁判にかけることもできない」。イスラエルでは,13歳未満の子供たちを除いても,記録された18歳未満の青少年犯罪者の数は過去二年間で約25%増加した。

刑務所にいる方が「気楽」?

◆ ある金庫破りの常習犯が英国の交番に自首しにやってきて,幾年か前に犯した盗みを告白した。この44歳の男は以前にも同じような犯罪で何年間か投獄されていたが,1972年には釈放された。この人はなぜ自首したのだろうか。同人の言葉によれば,“娑婆”の状態に自分がひどく苦しめられたためだと言う。この男は警察にこう述べている。「これで七年は安心だ。おれにとっては中にいる方が気楽なんだ。世間のいわゆる自由とは,まさに愚かな競争のことだよ」。

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