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  • 「傷口をなめてごらんなさい」
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目ざめよ! 1980
目80 2/8 27–28ページ

世界展望

解決可能な謎

◆ 英国の科学雑誌ニュー・サイエンティストは,宇宙の起源と発達に関する最近の論議を取り上げて,科学者は,宇宙が今日の状態に到達するまでの過程を「概して,かなり詳細に説明できると主張している」と伝えた。しかしその記述者は,「宇宙創造の瞬間は依然として謎である(結局のところ,神のなせる業なのかもしれない)」ことを認めた上で,さらにこう言葉を加えた。「宇宙のその後の歴史が物理法則によって矛盾なく説明できるという事実は……科学的方法の価値をきわめて劇的に例証する,説得力に富む証拠である」。その同じ「科学的方法」を一貫して当てはめれば,「宇宙創造の瞬間」の背後には偉大な原因者が,また「物理法則」の背後には強力な法則の授与者が存在するに違いないという事実を指し示すのではないだろうか。

宇宙空間に半年間

◆ 昨年の8月,ソ連の二人の宇宙飛行士は,175日という宇宙ステーション滞在新記録を樹立して,地球に帰還した。その時,宇宙飛行士はどう感じただろうか。ウラジーミル・リャコフは,「もっと長く滞在することもできたが,地に足がついているというのはほんとうにうれしいことだ」と語った。しかし,二人の宇宙飛行士は地球の重力にすぐに順応できなかったため,カプセルから運び出してもらった。初め二人が立ち上がろうとした時,医師たちはそれを押しとどめた。地球の重力に順応するにはある程度の時間を要すると思われたからである。宇宙飛行士バレリー・ルューミンはさらに次のように説明した。「降下中,通常の重力の四倍の力が加わるものと予想されたが,我々には八倍にも感じられた。今でも二,三倍の力が加わっているようで,なかなか舌が回らない」。

「傷口をなめてごらんなさい」

◆ オーストラリアのメルボルンにある王立小児病院の科学者たちは,傷口をなめる哺乳動物の自然のしぐさに注目して,これは実際に傷の治ゆを早めるようであると語っている。英国の科学雑誌「ネイチャー」に載った,ネズミを使った実験では,ネズミがその体に付けられた小さな傷口をなめることができる場合,傷口をなめることのできないネズミより,ずっと早く傷がよくなったとのことである。この実験を行なった研究者たちは,唾液の中に傷の回復を早める何かがあるとの結論に達し,この物質を分離して医療に使えるようになれば,手術後の傷口の回復に大いに役立つ可能性があると考えている。

最悪のエネルギー消費国

◆ 米国で生じている最近のガソリン不足に伴い,世界の他の国々のエネルギー消費量と比べて,米国のエネルギー消費量が注目を浴びている。世界銀行の計算によると米国人一人当たりのエネルギー平均消費量は,他の工業国の場合の2倍以上,中程度の国民所得のある国のほぼ21倍,そして開発途上国の210倍以上にもなっている。また,ロンドンの「ファイナンシャル・タイムズ」によると,日本,ドイツ,フランス,イタリアの各国が原油の輸入量を減らしたのに対し,米国の輸入量は過去四年間に三分の一も増えている。

一方,ハーバード大学商学部から最近出された「エネルギーの将来」と題する報告書には,効率の良い断熱材の使用や自動車の燃費の向上など,多くの省エネルギー措置を講じることによって,米国人の使用するエネルギーの量を四割は削減できるであろう,と書かれている。それらの措置の多くは他の国々ですでに実施されている。なぜ米国で行なわれていないのだろうか。その報告書によると,そうした施策は『聞こえがよくない』ため,米国の政治家の多くがそれを黙殺しているのである。

ディスコ指とディスコ足

◆ 点滅するせん光や騒々しいディスコ音楽が視力や聴力に及ぼす危険に加えて,体の他の部分に害を与えるディスコ障害がある。ニューイングランド医学ジャーナル誌によると,ボルチモアにあるジョンズ・ホプキンズ大学付属病院の医師たちは,指が細菌に感染した少女を治療したとのことである。音楽に合わせて指を鳴らしているうちに,指にたこができ,そこが割れて細菌に感染したのである。また,テンプル大学のスポーツ医学センターはディスコ足と呼ばれる新しい病気について説明している。先のとがった,かかとの高いくつを履いて足をひねる結果どうなるかについて,レイ・モイヤー博士は次のように語っている。「親指滑液嚢腫や水疱ができたり,土踏まずの障害やひざの炎症を起こしたりすることがある。中には,自分の履いている靴のヒールを壊し,その際に足首を痛める人もいる」。

中国が統計を発表

◆ 中国は最近,20年間の沈黙を破って,同国の経済に関する公式の統計を初めて発表した。同国の人口は9億5,800万人と報告されている。そして中国が他のどんな国よりも多量の穀物を生産していることや,石炭の生産が世界三位,鉄鋼の製造が世界五位であることを明らかにしている。

大都市

◆ 最近,英文毎日に,「今や2,704万2,000人を抱える大東京圏」という見出しの記事が載った。東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県を含む首都圏は面積1万3,403平方㌔で,米国のコネティカット州をわずかに上回る広さである。日本の国土の4%そこそこのこの地域に全人口のほぼ25%に相当する数の人々が住んでいることになる。

告訴された血液銀行

◆ 米国のオクラホマ州最高裁判所は8対1の多数で,お金で買った血を輸血されて肝炎にかかった婦人に,血液銀行を告訴する権利があることを認めた。この婦人は,肝炎の危険は長年にわたって医学関係者や血液銀行業界で認められてきたと主張し,裁判所はこの訴えに同意した。

危険な減量法

◆ 徹底的な減量法の一つに,食物を吸収する小腸の大部分を手術で切除する方法がある。しかしこの方法は重大な余病を併発する場合がある。イングランドとウェールズの科学者から成るチームの研究によって,比較的年若い患者がこの短絡的な方法で減量を行なうと,骨の疾患である一種のくる病にかかる恐れが非常に高まることが明らかになった。減量の手術を受けた21人の患者のうち,10人にその兆候が見られた。

死をきたすアルコールの乱用

◆ 15歳から24歳までのアメリカ人の死因の中で,一位を占めているのはアルコールの乱用である。統計の示すところによると,この年齢層では自動車事故で死ぬ人の60%までが,アルコールの乱用に原因がある。溺死者の69%,殺人事件の被害者の86%もその主因として,やはりアルコールの乱用が挙げられている。

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