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目ざめよ! 1981
目81 3/8 30–31ページ

世界展望

年を取りすぎて学べないということはない

◆ カナダ,ケベック州のシャーブルック大学のギルバート・レクラーク教授によると,初老の人々にも若い人々とほぼ同じ程度の学習能力がある。研究の結果,普通の人は脳にある120億の神経細胞(ノイロン)のうち15億ほどしか使わないことが明らかになった,と同教授は最近語った。年を取ると多数のノイロンが死滅するが,最も悲観的に見積っても死滅するのは30億ほどである。それで,自分の知的能力はひどく衰えたのでもう学ぶことはできない,と信じ込むのは間違いだ,と同教授は言う。しかし,もちろん,体の具合が悪ければ,そうした能力も健康な時ほど十分には活用できないであろう。また,年を取るにつれて,記憶力は鈍くなる。

“活況を呈する”血液の取引き

◆ 「人血の世界市場は活況を呈しており,年間の売り上げ高は優に10億㌦(約2,400億円)を上回っている」と,バンクーバー・サン紙の特集記事は伝えている。同紙はさらに,「利ざやが大きくて,裕福な国々で増える一方の人血の需要を満たしているのは,……発展途上国の比較的少数の最も貧しい人々である。血液の供給を受ける人は,原価の40倍も取られている」と述べており,南インドに住む4万人ほどの人は,定期的に売血をして生計を立てているという。また,「1回の手術で60人の献血を必要とする」心臓手術の増大が血液の需要を大きくしているとも述べている。しかし実際には,テキサスやトロント,ニューヨーク,カリフォルニアなどの医療センターでは,輸血なしの心臓手術が行なわれており,輸血した場合と同じ,あるいはそれ以上の成功を収めていると言われている。もし無血手術が行なわれるようになってある人々の商売があがったりになれば,それは一般的なものになるだろうか。

風邪に効く練り歯みがき?

◆ 昨年の初め,中国の青海<チンハイ>省西寧<シンニン>市の練り歯みがき工場で働く一労働者は,風邪を予防するという練り歯みがきを考え出した。この労働者は虫歯を予防するために作られたフッ素入りの練り歯みがきからこのアイデアを得て,風邪の治療にどんな漢方薬が使われているかを医師に尋ねた。それから,その薬草をすりつぶし,練り歯みがきに混ぜたところ,その製品に対する需要がかなりあった。すでに風邪を引いていた人にさえ効き目があったと言われる。この練り歯みがきを,風邪を引いている3,600人の人に試用させたところ,そのうちの63%は著しい効果があったと語った。

増加する100歳以上のお年寄り

◆ 厚生省によると,日本には現在,100歳以上の女性が794人,男性が174人いる。しかもその数は増加しており,100歳以上のお年寄りの数は前年よりも31人多く,10年前と比べると484人も増えている。日本の最高齢者は徳之島の泉重千代さんであると言われ,1980年6月29日で,115歳になった。泉さんは現在生きている最高齢者としてギネスブックに載せられている。しかし,ソ連には幾つかの州に100歳をはるかに超える人たちが数多く生存している,とソ連政府は述べている。

医学知識の不足

◆ 最近,アメリカ医師会ジャーナル誌に次のような論説が載せられた。「医業に携わる人々は,栄養の分野をないがしろにしてきた。ほとんどの医学校で,授業総時間数のうち栄養不足とその治療法に充てている時間は3時間以下にすぎない。国家試験の第1部,第2部,第3部の質問全部のうち,病気の栄養学的な面を扱ったものは3%にすぎなかった。要するに,米国の医師は,医師の免許を受ける際に栄養に関する理解をまったく求められていない,ということである」― 第244巻,第6号,559頁。

成人しても家にいる

◆ かつては21歳をもって成年とされたドイツ連邦共和国の若者たちが,18歳で成年とみなされるようになってから5年がたった。ミュンヘンのドイツ青少年協会の調査は,この変化が若い人々に及ぼした影響を明らかにした。その調査によると,インタビューに応じた17歳から21歳までの若者500人のうち78%は,依然として親と一緒に生活している。もっとも,そのうちの半数は家を出ようと考えている。ところが,できるだけ早く家を離れようと機会を求めている者は6%にすぎなかった。デル・タゲスピーゲル紙によると,大半の人が親とその後も一緒に暮らすことにするのは,親との関係がうまくいっているからである。特に,夜遅く帰宅することやデートを大目に見る親が増えていることからみるとそう言える。特定の時間までに帰宅するよう親から命ぜられていると語った人は,3分の1にすぎなかった。

オランダの“愛欲”の船

◆ ロッテルダムの売春婦たちがその“合法的”な赤線地域から住宅街へと進出して来ているという苦情にこたえて,市当局者は売春婦たちを海上へ出す計画を承認した,と伝えられている。この計画で“浮かぶ売春宿”が必要になった。それは昨年末には営業できるようになっていた。しかし,当局が認めたからと言って,その行為が正しくなるわけでも,その結果が良いものになるわけでもない。

乳腺嚢胞に効くビタミンE?

◆ 適量のビタミンEは乳腺嚢胞を患う婦人に効果があるだろうか。嚢胞を患う26人の女性を対象に,この点に関する調査が行なわれた。この人たちは適量のビタミンEを摂取し,そのうちの10人はこの痛みを伴うしこりがすっかりなくなったと報告した。アメリカ医師会ジャーナルの1980年9月5日号に掲載された報告は,「しこりは消え去り,患者たちは臨床面で著しく快方に向かったことを認めた」と述べている。ビタミンEは,どうしてこの女性たちの38%に病気からの解放をもたらしたのだろうか。この研究チームの責任者であったボルチモアの科学者は,「5ページにわたる学説をご覧に入れることもできるが,正直のところ確かなことは分からない」と語った。嚢胞を患っている女性の大半はホルモン値が高く,ビタミンEはその値を正常な値にまで下げる上で,「大きな効果」があったことが観察された。

おく病な象

◆ 象は何を恐れているだろうか。ある寓話の中ではネズミを恐れるとされている。ところが,スコットランドのエディンバラ動物園にいる14歳のアフリカ象ダリの場合は,まったく話が違う。この象は,新鮮な空気と運動のため外へ連れ出そうとしたあらゆる努力を尻目に,4年間というもの,中の囲いから決して出ようとはしなかった。しかしその後,隣の囲いにいた年老いたインド象サリーが死亡した。ひと月もしないうちに,ダリは庭に出るようになった。「ダリは本当は別の象を恐れていた」と園長のロジャー・ウィーターは語った。「このめす象が今身に着けている唯一の特異性といえば,うしろ向きになって外に出て行くことである」。

子供のいけにえ

◆ 宗教上の迷信と無知から,インドの二人の子供が人身御供とされたもようである。インドのザ・ヒンズー紙は,タミール語が話される,インドのナドゥー州々議会議員の指導者の言明した事柄を報じ,その議員が「この事件を恥ずべきものと描写し」,また「うわさされている人身御供は,子供をもうけるために神の祝福を得ることを目的としていたと語った」ことを述べている。さらに同議会の別の議員は,「これは魔術師たちの協力を得て計画的に行なわれたことだと主張した」。地元の小学校の校長と一人の教師がその罪のために逮捕された。

脂肪と乳がんとの関係?

◆ 乳がんで死亡する人の数は,「摂取する脂肪の量に比例して増加する」。カナディアンプレス紙は,西オンタリオ大学の生化学の教授,ケネス・K・キャロル博士の意見をこのように伝えた。がんの死亡率の低い日本およびポーランドからカナダや米国に移転して来た婦人たちを研究した結果,彼らが北アメリカに入ったあと乳がんの発生率が急激に増加していることが分かった。北アメリカで脂肪を多く消費するようになったことが,乳がん発生率の変化の原因だと考えられている。この分野において最高の研究者と評されているキャロルは,もし脂肪の消費量を今の半分に減らすならば,乳がんによる死者は半分になると主張している。

解決された汚染の問題

◆ 一度は死んだ英国のテムズ川が,川を窒息状態に追いやった汚染が除かれるにしたがって命を吹き返しつつある。「しかし汚染がなくなったことによって,あまり魅力的でない生物が進出するようになった」,とロンドンのデーリー・メール紙は述べている。イガイ,フジツボ,エボシガイなどの小さな水生動物が,川の水を用いている工場の取水口や他のパイプを詰まらせているようである。木に穴をあける水中生物の活動の場は,波止場や他の木製の建造物の方に移った。さらに水中の酸素供給が増大したことによって,金属製の建造物はさびやすくなっている。このテムズ川の浄化が成功したことは,「全世界の保守主義者を鼓舞するものである」,とロンドンの自然史博物館の一動物学者は述べている。「しかし生物が住める状態になったとしても,良い生物と同時に破壊を引き起こす生物をも受け入れなくてはならない」。

ヒッピーに対する禁令

◆ タイは,最近,航空会社と移民局に対してヒッピーの定義を通達した。この定義に当てはまる人々は,同国から締め出されることになる,とアフリカのトゥー・ザ・ポイント誌は述べている。政府の描写したヒッピーの風体は次のようなものである。「そでの短いシャツ(女性ならブラジャーを着けていないこと)とうす汚ない半ズボンを身に着けている。だぶだぶのズボンをはいている。(うす汚れた半ズボンに代わる中国式のスタイル)不潔で,ひからびたパンの強いにおいがする」。トゥー・ザ・ポイント誌は次のようにも述べている。「このような法律は,[シンガポール,マレーシア,マルダイブ諸島など]他のアジアの国々では成果を上げなかった。……なぜなら悪がしこいヒッピーたちは,自分たちを歓迎しない国々に飛ぶ時には,ジャケットを着,ネクタイを着ける工夫をしているからである」。

公務員となった呪術医

◆ ザンビアの8,000名に上るヌガンガス(呪術医)が今では正式に国家保健局に所属している。同国の新しい厚生大臣であるヘルベルト・ウシェボクンツェは,「我々は彼らが治療を行なうための幾つものセンターを設立する予定である」と述べた。ウシェボクンツェ博士は伝統的治療師国立協会を設立し,「アフリカの医術は我々の文化の一部である。……我々の文化全体の背景は霊媒と切っても切れない関係にある」と語った。呪術医たちの雇用は,医師がほとんどいない,戦争で被害を受けた地方の健康問題を扱うことを目的としている。

大学でのセックス

◆ 「子供を大学に進学させるつもりの親は,大学2年になるまでに自分の子供が異性と深い関係を持つ可能性があることを覚悟しなければならない」とパレード誌は述べている。数々の大学を対象にした調査によると,性関係を持ったことのある者の数は7年間に50%増加している。また女子学生の半分以上は,月に5回以上性関係を持つと報告している。

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