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目ざめよ! 1982
目82 7/8 29–31ページ

世界展望

トルコの法廷は自由を認める

● 1981年12月2日に,イスタンブールの軍事法廷は,1981年5月31日に秘密集会を司会したとの嫌疑で訴えられていたエホバの証人5人に無罪を言い渡した。(1981年12月22日号の本誌のニュース報道を参照。)軍事法廷はその判決の中で次のように裁定している。『エホバの証人はトルコにおいて認められている宗教であり,当国の他のどの宗教にも劣らぬ,信教の自由に関する権利を有している』。その判決の結果,エホバの証人は1982年1月3日にイスタンブールの各所にあるエホバの証人の王国会館で崇拝のために集まり合うことができた。

記録するには危険の大き過ぎる業績

● 「ギネスブック世界記録集」の編集者は,その記録の幾つかを“記載しない”ことにした。ある種の危険な業績を記録するなら,それをしのぐ記録を打ち立てるようほかの人にけしかける結果にもなり得るので賢明ではない,と編集者は考えている。例えば同書は,今後生きたアリやキンギョ,ガムなど危険なものを食べた記録を載せないことにした。「我々が加勢するまでもなく,テレビには前もって計画された狂気の沙汰がはんらんしている」と,同書の共同創刊者はロンドンで語った。その人はさらにこう説明している。「人々が何をしようと自由だが,我々はそれを記録にとどめることはしない。死亡告知欄には載るかもしれないが,この本には載らない」。

チェコの反教会キャンペーン

● ニューズウィーク誌によると,チェコスロバキアはローマ・カトリック教会に対して「ここ数十年のうちでも最も苛酷なキャンペーンを行なっている」。その報道は次のように述べている。「政府は人気の高い司祭を投獄し,高齢の僧職者には年金を与えて退職させ,その補充を許可していない。反教会キャンペーンの標的とされているのは僧職者たちだけではない。当局者はまた,宗教色の強い家庭の子供が学問的に程度の高い高校への入学を拒否されるよう仕向けている」。

自然の皮革保存料

● 米国コネティカット州メリデンのレコード-ジャーナル紙のウォーレン・F・ガードナーは自分の担当する「数ある中で」というコラムに最近次のように書いた。「我々は図書室にある古い革表紙の本の幾冊かが傷んでいることに何か月も前から気付いていた。……仕事を頼んだ製本業者はびっくりしてこう言った。『なぜこうなるまでほっておいたんですか。年がら年じゅう本棚に置きっ放しにしておくと,革表紙の本は乾燥してしまうのをご存じなかったのですか。本は大事に手入れをしてあげなくてはいけません』。

「『お宅の聖書はどんな状態にありますか』と業者は尋ねた。その口調には依然として,心配そうな響きが,その目には非難の色が表われていた。『ほとんど聖書を読まない人の家族用の聖書をよく製本し直すんですよ。ところが,時々エホバの証人が聖書を持って来ます。ページが取れそうになっていて,もう一度糸かがりをし直さなければいけないこともありますが,革の装丁は例外なく良い状態にあります。どうしてだと思いますか。使い込まれているからです。このエホバの証人という人たちはほとんどいつも聖書を手にしているんですね。それで,手から出る自然の油が革の装丁を柔らかく,柔軟なものに保っているのです』」。

コマーシャルに対処する

● 「TVガイド」誌(英文)に載せられた報告によると,普通のアメリカ人の子供は10歳になるまでにテレビで約25万本のコマーシャルを見る。親はコマーシャルについて識別力を働かせるよう子供たちに教えなければならない,とその記事は指摘している。幼い子供は,アニメや特別な効果,音楽や照明などのテクニックで興奮させられ,そうしたものの影響を受けるからである。クリスマスの時期のコマーシャルについてその記事はこう述べている。「子供たちは遊び道具やゲームその他の製品を宣伝する魅力的なコマーシャルを数多く浴びせられる。影響を受け易い子供にとって,繰り返し宣伝される,特定のおもちゃのない生活は耐え難いほどに思える場合がある。すると親は,大抵自分たちには手が出ないような製品を買うようにとの圧力に直面する。時としておもちゃやその他の製品が実際に購入されると,子供は失望や落胆を味わうことがある。そのおもちゃがテレビで見た時よりも小さかったり壊れ易かったり,テレビで見た時ほど簡単に作動しなかったりするのを知るからである」。

たばこのために食糧生産の土地が失われる

● アフリカのある国々では,外貨を得るためにたばこをはじめとして,コーヒーや紅茶などが以前よりも多く栽培されるようになっている。これは普通,食糧生産を犠牲にして行なわれる。ナイロビにある全アフリカ通信サービスによると,ケニアのクナティ渓谷の農民は,トウモロコシが同国の最も重要な基本食品であるにもかかわらず,その生産を事実上やめてしまった。たばこのほうが利益が多いためである。ケニアの国土のうち作物ができるのは17%に過ぎないため,これは問題である。その上,クナティ渓谷の山腹の樹木がたばこの乾燥のための燃料として伐採されている。全アフリカ通信サービスは次のように報じている。「クナティ渓谷で起きている事柄はアフリカ全土の他の1,000か所で繰り返されている。国内での消費を犠牲にして,輸出が奨励されている。長い時間がたつにつれて,あらゆる産物の生態学上の基盤が恒久的に破壊されてゆく」。

墜落事故の高い死亡率

● 全米運輸安全委員会によると,1981年の上半期に汎用航空の分野では377件の死亡事故が発生し,708人が死亡した。死者の大半は小さな自家用飛行機や法人組織のジェット機に乗っていた。汎用航空には定期航空機は含まれていないが,その分野で1週間に平均27人の人命が失われている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はこの点に関して次のように論評している。「安全運航の専門家や政府の取締官は死者の総数に驚いてはいない。これら関係者は,どこへ行くにも定期航空機を使うのは統計的に最も安全な手段であるが,軽飛行機での旅は最も危険なことをずっと以前から知っていた」。

たばこを吸わない人のための席

● 米国民間航空局は,定期航空路の乗客に対して必ず禁煙席を確保することを定めた規則に例外をもうけた。新たな規定によると,禁煙席が必ず確保できるのは乗客が航空会社のチェックインの締切時間までに到着した場合だけである。遅れて来る人やキャンセル待ちの客に席を与えるため,定期航空機の禁煙席の枠を広げる必要はもはやなくなった。

見過ごされている動力源

● 米国国立科学アカデミーの全米研究協議会の専門会友であるノエル・ベトマイヤーによると,多くの国々は動物の動力を見過ごしている。ベトマイヤーは,世界のエネルギー危機を解消するために動物がもっと貢献できるはずだと指摘している。ベトマイヤーはこう語っている。「4億頭ほどの馬や雄牛,雌牛,水牛,ロバ,ラクダ,ラバ,ヤク,ラマ,ゾウなどが人間のために働いていることを知る人は少ない。我々が蒸気や石油や電力を利用するようになった今でも,第三世界では農耕に用いられるエネルギーの約半分に動物が貢献している。幾つかの発展途上国ではその農耕用動力の90%までを四つ足の牽引力で賄っている。……世界の多くの土地で,田舎の農民の方が政治家よりも動物の動力の実際的な価値をよりよく認識している。それは理解できないことではない。自ら繁殖し,ディーゼル燃料をくうこともなく,無料の肥料を生産してくれるエネルギー源を今日だれが進んで手放そうとするだろうか」。

一人の命,約2万円

● 国際連合児童基金(UNICEF)の報告によると,1981年中に世界中で1,700万人の子供たちが病気と飢えのために死亡した。この報告は一人の子供に付き100㌦(約2万3,000円)足らずの費用でこれらの子供たちの死は防ぎ得たと主張している。ユニセフのジェームズ・P・グラント事務局長はこう語っている。「一人の子供に付き100㌦という金額は積もり積もればかなりの額になるが,今日世界が軍備に費やしている費用のわずか6週間分であることを忘れてはならない」。死者の大半はアフリカと南アジアの子供たちで,その数は1日平均4万人を上回る。国連のこの報告は改善の希望をほとんど差し伸べておらず,こう述べている。「多くの貧しい国々では,貧困を克服する面での進歩が鈍っているだけでなく,逆の方向に向かっていることを,経済動向が示している」。

国際的インフレ

● スイスのユニオン銀行の頭取であるロバート・ホルザッハは,最近,国際的なインフレに関する展望について演説をした。同氏は,過去を振り返ると「余り励みにはならない」と述べ,次の点に注目している。「50年代には,先進工業国24か国における購売力の平均的な目減りは……2%以下であった。60年代に,それは4.5%に達した。1970年から1979年までの間にそれは平均8.2%に上昇した。現在,工業諸国の平均インフレ率は10%を超えている」。この通貨の購売力の目減りは,「我々すべてを損なう病気であり」,そして「経済的に一番弱い者たちに最もひどい打撃を与える」と同氏は説明している。

偽札のインフレ

● 「ロサンゼルス・タイムズ紙によると,財務省の彫版・印刷局は,偽札造りの1㌦紙幣偽造をとどめようとしても,それはもはや無意味である,と述べている。今ではドルの価値が非常に低く,偽札造りは20㌦紙幣以下の紙幣をわざわざ手掛けたりはしない」と,ウォール・ストリート・ジャーナル紙は伝えている。

強制されているという感じ

● ニューヨーク市は,米国最大の慈善団体であるユナイテッド・ウェーが市職員の給与から天引きで基金を集めることをもはや許していない。ニューヨーク・タイムズ紙はこう述べている。「コッチ市長の行政補佐官であるダイアン・M・コフィーによると,ユナイテッド・ウェーの寄付集めの方法は強制されているという感じを市職員に与え,市の働き人の時間を浪費している,と市長は考えている。コフィー夫人は,ユナイテッド・ウェーの運動には市の部局の局長が関係し,係長が寄付集めをするよう任命されていた,と述べている。『それは市によって行なわれる,促進された集中的な寄付集めの努力で,市長は市職員にそうした時間を費やさせることも,こうした機能を果たさせることもふさわしくないと考えた』とコフィー夫人は述べている。……同夫人の話によると,決定を促した別の要素は,他の慈善団体からも天引き特権を求める要請が増加したことであるという」。

ロボットが労働者を“刺殺”

● 政府当局の報告によると,最近1台のロボットが37歳になる工場の保守係員を“刺殺”した。これは日本にある幾千台ものロボットが人を殺した最初の例であると思われる。捜査員によると,この犠牲者は保安境界を越え,誤ってロボットを動かしてしまい,ロボットの腕で背中を“刺された”ものである。

超大型タンカーは絶滅?

● 超大型タンカーはかつてその所有者に莫大な利益を与えてきた。ところが,時代は変わってしまった。今や超大型タンカーの所有者の大半は,格安の価格で売りに出すか,スクラップにするかしてそれを処分している。ワールド・プレス・レビュー誌はこう説明している。「石油危機のために,工業における石油の使用量が著しく減少し,その上スエズ運河が拡張されて15万㌧級の船が航行できるようになったため,そこを通ったほうがアフリカを回る航海をするより安上がりになった。今日では,経済的であるとみなされているのは16万㌧を切る船だけである。過去2年間に,27隻の超大型タンカーがスクラップに回された。50万㌧級の超大型タンカーはもはや建造されないであろう」。

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