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  • 全地球的な大破壊 ― 生存をめぐって深まる懸念
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目ざめよ! 1984
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全地球的な大破壊 ― 生存をめぐって深まる懸念

昨1983年11月20日に,1億人という記録的な数のアメリカ人が「ザ・デー・アフター(その翌日)」というテレビ・ドラマを見ました。それを見た大勢の人々にとって,その映画は生々しい,また時には恐怖を抱かせるような仕方で核戦争の恐ろしい余波をいや応なしに考えさせるものとなりました。炎に包まれたきのこ雲,午後の空を突っ走る核ミサイル,黒焦げになった死体,蒸発して,X線の映像のようになってしまった男女,核の火球で目が見えなくなった子供,かつては可愛らしかったのに,毛が抜けてゆき,放射能を浴びて体じゅうにやけどを負った十代の女の子など,無気味な映像が大勢の視聴者の記憶にしみ込んでいます。

しかし,この映画の結果として大規模な反核抗議運動が起きるということはありませんでした。また,核を持つ超大国間の緊張も和らぐことはありませんでした。それでも,核による大破壊を生き残れるかどうか,その点を懸念する声は強まっているようです。人々はこの背筋の寒くなるような見込みについて,確かにこれまでよりも進んで話し合いに応じ,考えるようになっているようです。

ところがほんの数年前に,米国内で無作為に抽出された50人の人から成るグループに,「核戦争が起こると思うか」とか「核戦争が起こったらどうするか」といった質問が出されました。インタビューを担当した人は,そのような問題を話し合うことさえ気が進まないという驚くべき反応に遭遇しました。「それはわたしたちの心配すべきことではない。政治家に考えさせておけばよい」という一美容師の反応は,典型的なものといえました。人々は概して,研究者たちが“心的活動停止”と呼ぶもの,すなわち問題について考えることを全く拒否することによって,全地球的な大破壊の脅威に対処していたのです。

しかし,世界の緊張が高まるにつれ,感情を訓練して行なう離れ業のようなものを演じ,単にその脅威を見て見ぬふりをするのはいよいよ困難になっています。精神医学の名誉教授,ジェローム・フランクはこう述べています。「核兵器によって世界が破壊されるかもしれないという可能性は,大勢の人々の将来を文字通り切り断っている。青年期の人々の間では自殺が驚くほど増加しており,その多くは自分が社会に貢献する見込みがないと考えているのである」。

しかし,腕をこまねいて絶望感にひたっているのはご免だ,という人々が増えています。全地球的な災難は避けられないということを確信し,分別のある行動は一つ,すなわち生き残る<サバイブ>ための備えをすることしかない,と言う人々です。ですから,そのような人々は生存主義者<サバイバリスト>と呼ばれています。では,彼らはどんな人たちなのでしょうか。その人たちは絶滅に代わる道を提供していますか。

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