読者の声
テレビを見ること
「若い人は尋ねる……どうすればテレビの見すぎをやめられるだろうか」という記事(1985年5月22日号)を載せてくださってありがとうございます。わたしは14歳で,テレビ気違いです。1日に6時間,テレビを見ます。しかしその記事を読んでから,テレビを見ると宿題をしたり聖書を読んだりすることができなくなるので,テレビを見る時間を少なくすることにしました。もう一度感謝します。
M・L カナダ
人間の声
私は自分の声にずっと悩まされてきました。3年前に声帯の手術をしましたが,ほとんど効果がありませんでした。深く呼吸することが必要だといつも言われるのですが,どのようにすればよいのかだれも説明してくれませんでした。「あのすばらしい賜物 ― 人間の声」という優れた記事(1984年11月22日号)は私が幾度もささげた祈りに対する答えです。呼吸器系がどのように働くのかということや,声を幾らかでも改善するために何をする必要があるかということがやっと分かりました。
M・L・S ブラジル
生まれてこなかった子
「わたしは子供ができてしまったので,仕方なく産むつもりでした。妊娠したことを悔やんでさえいたのです。今日は泣きました。このおなかの子を,大切に喜んで産みます。ありがとうございました」。これはある講演会の終了後に,わたしに近づいてきた若い母親の言葉です。「生まれてこなかった子の日記」(1984年10月22日号)を講演会で読み上げた時のことです。わたしはこの真面目な記事に感動し,感謝しています。その後もこの記事は数えきれないほど公の場で活用しております。
H・W 日本
宗教に対する寛大さ
種類が豊富で,選び抜かれ,築き上げる記事に感謝を述べたいと思います。私は教員であり母親でもありますので,「若い人は尋ねる……」という連載記事には特に感謝しております。科学的な記事にも興味深い情報が載っており,私はそれをためらわずに生徒たちに伝えています。貴誌の記事は客観的で正直だと確信しているからです。一つだけ,少し気になるのは(私は皆さんがそうなさる理由は理解できるのですが),皆さんがいつもほかの宗教を悪く言うことです。私はカトリック教徒でも仏教徒でもありませんが,そうした記事を読むと気持ちが落ち着かないので,それらを読まないようにしています。
F・S フランス
私たちはイエスの模範に倣おうと努めています。命に至る道は狭い門をくぐって通じているとイエスは述べられ,滅びに至る広い道を避けるようにと弟子たちに強くお勧めになりました。また,むなしくなる宗教の様式を暴露され,しかも,マタイ23章がはっきり例示しているように,それを間違えようのない言葉で示されました。私たちは,あらゆる人の福祉に対する純粋の関心に動かされ,聖書の教えに反するような,そして習わしにするなら永遠の命の道を進んで行けなくなるような宗教的慣行を指摘することに努めます。(マタイ 7:13,14; 15:8,9; 16:6,12)また,聖書に助けられながら,「わたしたちは,いろいろな推論や,神の知識に逆らって立てられた一切の高大なものを覆しているのです」と書いた使徒パウロの模範に倣うよう努力します。―コリント第二 10:5。―編集者。