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目ざめよ! 1986
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彼らは「知性的」?

そのサギはくちばしに疑似餌をくわえて釣りに行きます。川の中の魚を見つけると,その疑似餌,すなわち羽毛を落とします。魚がそれを餌と見て浮上するや,サギはさっとその魚を捕らえ,食事にありつきます。プロの釣り師の疑似餌釣りといったところです。

これは知性のある証拠でしょうか。ある記事によると,知性とは「自分が環境の中に存在する者であることを知るという特性,また知識を習得し保持する,経験から学び理解する,問題を解決する,絶えず変化する状況にうまく対応する,といったことができるという特性」である,と科学者たちは考えています。

そのサギは経験から学んで問題を解決したように見えます。それで,その定義からすると,それは「知性」だと言う人もいることでしょう。そして,ほかにも事例を列挙するかもしれません。

蜜ばちも「知性がある」と思われる生き物です。その「知性」をテストするために,プリンストン大学で蜜ばちの行動を研究しているジェームズ・グールド博士は,蜜ばちのための食物を置いて,蜜ばちが巣箱に飛び帰るたびに,その食物を移動させました。その移動は1回につき,巣箱からの距離が前回の1 1/4倍だけ遠くなるようにしました。蜜ばちはすぐにその研究者を出し抜き,次に食物がありそうな地点を飛び回っていたのです。

しかし,グールド博士の意見では,動物の知性の証拠とされているものはほとんどが本能の働きだということです。だとすれば,蜜ばちが過去の出来事に基づいてある種の結論を出したことを説明できるのでしょうか。同博士は,「私には説明できない」と答え,さらに,「私としては蜜ばちがそれをしてくれなければよかったのにと思う」と言いました。

動物の行動が「知性」によるものであれ,本能によるものであれ,その知恵の根源は何かという問題が残ります。グールド博士は自分にはそれが説明できないと述べていても,この分野での同博士の基本的な考え方は,「非常に複雑な行動は進化によって非常に小さな頭脳の中に組み込まれた」というものです。しかし,そのような「知性的な」行動は偶然の進化というよりもむしろ知性に基づいて設計された結果であるに違いない,と結論するほうがずっと論理にかなっているのではないでしょうか。聖書は翼のある生き物の行動をその創造者に関連づけてこう述べています。「どうか,家畜に尋ねてみよ。それはあなたを教え諭すであろう。また,天の翼のある生き物にも。そうすれば,それはあなたに告げるだろう。これらすべてのもののうち,だれかよく知らないものがあろうか。エホバのみ手がこれをなさったことを」 ― ヨブ 12:7,9。箴言 30:24-28もご覧ください。

これらの生き物は何を教えてくれるでしょうか。それらの生き物に話す能力があったなら,『非常に複雑な行動は創造者によって非常に小さな頭脳の中に組み込まれた』と言うことでしょう。進化論者は『彼らがそれをしてくれなければよかったのにと思う』かもしれませんが,聖書はそのような生き物の知恵を,習い覚えたものであれ,本能であれ,それらの生き物の造り主であられるエホバ神に帰しています。―創世記 1:20-22。ローマ 1:20。

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