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  • 目ざめよ! 1987
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目ざめよ! 1987
目87 11/8 24–25ページ

キリンに血圧の問題がない理由

キリン氏は地上で最も背の高い動物です。その循環系は驚嘆に値します。というのも,キリンの心臓がその長い首に血液を送り出し,そのために高い圧力が求められるからです。しかしキリンが首を下げても,脳や目の血管が破裂することはありません。「高圧がかかっても,それらの繊細な血管が破裂したり,少なくともそこから出血したりしないのはなぜだろうか」と,ある科学雑誌は問いかけています。

その答えは一部,適切にも「不思議なネット」と呼ばれる,毛細血管の驚嘆すべき網状組織にあるようです。首の動脈を流れてきた血液は,脳に達する前にこの「不思議なネット」の中を通ります。脳は,血液がどれほど急に押し寄せてきても,この網状組織によって保護されるのです。

この優美な動物が水を飲むために身をかがめるところを見ていると,うっとりさせられます。水面に顔を届かせるために,キリンはまず前足を広げるか,曲げるかしなければなりません。もし,このぎこちない姿勢の時に危険を察知するなら,急いで直立し,頭を持ち上げることができます。そのようにすれば,急激な血圧の低下によるめまいが起こるはずですが,キリン氏は2秒とたたないうちに大急ぎで走り去ることができます。サウス・アフリカン科学ジャーナル誌に掲載された一記事は,それを「キリンの頭の中の血流調節現象」によるものとし,これを理解するためにはさらに多くの研究が求められると断言しています。

科学者たちにとって長年なぞとされてきた別の現象は,キリンの足に関するものです。サイエンティフィック・アメリカン誌は,「重力の影響によって,足の血圧が高くなり,毛細血管からの出血が予想されるはずである」と述べています。しかし,出血の証拠は全くなく,キリンが静脈瘤や浮腫(組織が膨らむ病気)にかかることもありません。それはなぜでしょうか。

つい最近,科学者たちの国際的な一団がキリンを改めて調査し,その驚くべき意図的な造りに関する細かな点をさらに多く発見しました。動脈を測定したところ,動脈の直径と壁の厚みが,心臓から足もとに向かうにつれて増大していることが分かりました。それが,「キリンの足の血管内に血がたまって,……静脈瘤ができる[のを防ぐ]。さらに,動脈の厚い壁と足を取り巻く筋肉の分厚い皮膚のおかげで,キリンは圧力に耐えることができる」と,サウス・アフリカン・パノラマ誌は述べています。

いまだに野生のキリンが生息する大陸は,アフリカだけです。そこの猟鳥獣公園を訪れるなら,この穏やかで巨大な動物が草原を優雅に駆け抜けていたり,木の頂の葉を静かに食べていたりするのを目にすることができるかもしれません。もしそうなら,地上5.5㍍の高さに達する,キリン氏の驚くべき血液循環系を思い出してください。また,キリン氏が水を飲むために身をかがめるところを見るというまれな喜びを得るようなことがあるなら,人間はなおも,重力の極端な変化に対処するキリンの秘密を解明しようと努力していることを思い出してください。キリンが低血圧や高血圧に悩まされないのはなぜでしょうか。キリンを造られたエホバ神だけがご存じです。キリンは実に見事に設計された被造物です。―ヨブ 37:14,16。

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