読者の声
清潔さ
「清潔さを保つという挑戦に応じる」という記事(1988年9月22日号)を読んで,私自身の生い立ちを振り返りました。実は私は不潔で非衛生的な環境の中で育ちました。それもすべては無知のため,知識が乏しかったためでした。この記事を読んだ後,あのような汚い状態の中でよくも生き延びられたものだと思いました。10ページと11ページのチェックリストも有益で感謝しています。おかげで仕事を先に延ばすことなく,すぐに食器棚などをきれいにしました。ゴキブリとの戦いにも勝ちました。
S・M 西インド諸島,セントルシア
死にゆく子供たち
「死にゆく幾百万人もの子供たち ― どうすれば救えるか」という一連の記事(1988年9月22日号)に対する,医師としての私見を述べたいと思います。この大量死を食い止めるための手段として,栄養(母乳が最も良いとされていた)と衛生の改善に言及されていたのは評価します。しかし,救命策の一つとしてワクチン接種が挙げられていました。「目ざめよ!」誌は,ある種の療法を別の療法よりも優れているとして推奨するものではないと述べて,“首を突っ込む”のを避けていますが,私の考えでは,この情報を載せるということは支持しているということになります。個人の利益よりも集団の利益を優先させるのは危険ではありませんか。危険で,命取りになりかねない合併症の数は,人がワクチン接種によって汚染されてきたことを示しています。
D・G,医学博士 フランス
いつも「目ざめよ!」誌の記事は興味深く,私はその論評を高く評価しています。しかし,9月22日号の中の,ワクチン接種の効果と危険に関する情報は頂けないと思います。
J・V フランス
人々は健康増進のために様々なことを行ないますが,その中には望ましくないものも少なくありません。有害な副作用のある薬でも,危険より効能のほうが大きいと信じて服用する人もいます。ワクチンに関してもそのように考える人は少なくありません。私たちはワクチン接種を個人的な事柄とみなします。とはいえ,自分が決定したことから生じる法律上の問題にはすべて対処しなければなりません。―編集者。
親の宿題
「親の皆さん ― あなたにも宿題があります」という記事の載った雑誌(1988年9月8日号)を持って学校を訪問したところ,まず校長に見せなければならないと言われました。秘書の方に1冊預け,もう一度訪ねた際,先生方の休憩室に二,三部置いておきましょうかと申しましたら,校長先生はこのようにおっしゃいました。「もう読みましたよ。100冊ほどわたしの事務所に持って来てはどうですか。全部の先生に配りますから。そのほうがいいでしょう」。
K・A 米国
私は655人の児童がいる小学校の教頭をしております。校長に「目ざめよ!」誌を1部お渡ししたら,校長はその立派な記事をもとに学校便りに連載を書くことをお決めになりました。初めは「目ざめよ!」誌から引用するのを発行者が望まないのでは,と心配しておられましたが,私は大丈夫でしょうとお話ししました。でも,貴誌からもそのことを校長にお伝えいただければ幸いです。
S・S 米国
「目ざめよ!」誌からの引用であることを記してくだされば,そのような目的のために「目ざめよ!」誌の情報が用いられることに異存はありません。―編集者。