読者の声

身体的な欠陥 私は6歳の時から重度の遠視に悩まされてきました。普通の視力の人がねたましく，自分が眼鏡をかけていることにコンプレックスに近いものを感じていました。眼鏡のレンズがとても厚かったからです。特別な援助の記事（1989年8月22日号）は，目の見えない，そして耳も聞こえないジャニスのような，私よりずっと深刻な障害を抱えている人でも神に仕えることができるということを認識するのに大変役に立ちました。

S･J フランス

いじめっ子 いじめっ子についての「若い人は尋ねる…」の記事（1989年8月8日号）は，ちょうどよい時に掲載されました。去年，私はクラスのほとんど全員からいじめられました。みんなは私が「さまにならない」と言っていじめました。本当に気持ちがふさいでしまい，涙があふれてきたこともありました。新しい気分で新学期が始まるところなので，あの提案を幾つか試してみようと思います。

Y･P 米国

安全な食べ物 調理に関する貴誌の記事（1989年6月22日号）を楽しく読みましたが，疑わしい水は煮沸するようにという提案は気にかかりました。煮沸すれば殺菌できるのは事実ですが，ある地方の水，例えば米国中西部の田舎の水などは，かなりの硝酸塩で汚染されている場合があります。そのような水を煮沸して飲料水として用いることは，特に幼児にとって大変危険な場合があります。硝酸塩は煮沸では除去できないので，沸かしてもただ硝酸塩の濃度を高めるだけです。煮沸して飲料水にする前に，（もし可能であれば）水源が硝酸塩で汚染されていないかどうかを確かめるよう読者に知らせてください。

M･C 米国

米国環境保護庁が「目ざめよ！」誌に語ったところによると，化学肥料や下水などから出た硝酸塩で汚染された飲料水を沸かすことは，たしかに賢明ではない場合があるようです。そのことは，水が硝酸塩にどの程度汚染されているかによって大きく左右されます。発展途上国に住む読者にとって，地元の水が硝酸塩に汚染されているかどうかを確かめるのは，不可能ではなくても大抵は難しいことでしょう。それでも，細菌汚染の危険性が硝酸塩による汚染よりも深刻な地方では，やはり疑わしい飲料水は煮沸して飲むほうが賢明な予防措置と言えます。―編集者。

求婚期間 1989年4月22日号の求婚期間に関する記事を読んで，混乱してしまいました。少し手を握ったり，抱き合ったり，キスをするだけでも，さらに先に進みたいという欲望は募ると思います。恋人同士には，不必要に相手に触れないよう勧めるべきだと思います。

K･R 米国

このことについては平衡が必要です。以前の記事では，特に貞潔さの問題が扱われていました。（「目ざめよ！」誌の1985年11月8日号，12月8日号をご覧ください。）そしてご指摘の記事も，親密さの表現は利己的な欲情から行なわれるべきではないことを指摘していました。しかし聖書は，結婚以前のふさわしい愛情の表現を禁じてはいません。（ソロモンの歌 1:2; 2:6; 8:5）それで，このことについては各自が，自分自身の感情や限度，他の人々の見解，また神の前で貞潔さを保つ義務を考えた上で個人的に決定しなければなりません。―編集者。

喫煙をやめる 「喫煙をやめるための十原則」という記事（1989年7月8日号）をありがとうございました。長い間の習慣で喫煙がなかなかやめられない人を援助するためにこの記事を使っています。またこの記事を何枚か拡大コピーして，喫煙者が大勢通る，私の職場に置いています。たばこを吸っている人たちはこの記事に感銘し，読んだことをそのとおり実行している人もいるようです。

R･L･B･S ブラジル