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目ざめよ! 1990
目90 3/22 28–29ページ

世界展望

汚染された地球

「環境の誤用の甚だしさは,今では大気圏の外からも見える」と,トロント・スター紙は伝えている。宇宙飛行士が大気圏外から撮った写真を見ると,「広がりゆく砂漠の砂塵で地球が覆われ,大きな湖が消えてゆき,気象パターンが汚染によって変化している」様子が分かる。製鉄所から出る熱,大都市のスモッグ,森林を焼き払うときの煙などが,人間による環境破壊の例として挙げられていた。米航空宇宙局の顧問ディック・アンダーウッドによると,「最大の脅威」は急速な砂漠化である。それを阻止するすべはないかもしれないからだ。アンダーウッドは懸念を表明し,「地球はほんの小さな惑星だが,我々にとってはかけがえのない惑星である」と述べた。

ソ連における宗教の復興

ミハイル・ゴルバチョフ議長によれば,「ソ連は長い間宗教を拒否するという間違いを犯してきた。今やソ連は宗教の道徳的な力を必要としている」と,ニューヨーク・タイムズ紙は述べている。同紙は,ゴルバチョフ議長の次の言葉を引用した。「宗教によって作りだされ,何世紀にもわたって具体的に表現されてきた道徳的価値観は,我が国の改革にも役立つ可能性がある。事実,すでに役立っている」。ウォールストリート・ジャーナル紙の記事もこれと同じ趣旨のことをこう述べている。「特に信心深いわけではない人々の間でも,今や,国民の道徳の退廃を嘆く風潮や,宗教を人民のアヘンとするマルクス・レーニン主義の見方を軽べつする風潮が高まっている」。同紙は続けて,この変化が「全国で教会の復興を促してきた」のに,「本の中の本とも言うべき聖書が非常に不足している」と述べている。ソ連の出版社は依然として,「公式には無神論を説く政府」の統制を受けており,需要に見合うだけの聖書を印刷していない。海賊版の聖書が見つかる場合には,1冊100㌦(約1万4,000円)にもなる。聖書を盗んだ事件も報告されている。

死を招く中毒

「タバコに起因する病気のせいで,13秒に一人が死んでいる。控え目に見積もっても,タバコによる死者は毎年250万人にのぼる」と,「国連クロニクル」誌は伝えている。喫煙する女性の数はほとんどの国で急増している。経口避妊薬を服用している女性喫煙者は,肺ガンその他の呼吸器系疾患にかかる危険に加え,心臓発作や脳卒中を起こす危険も高くなっている。妊婦の場合は,胎児の健康を危険にさらすことにもなる。

最後のダライ・ラマ?

1989年にノーベル平和賞を受賞したチベットのダライ・ラマは,自ら身を引いて,一般投票で選出された首相に自分の地位を譲りたいとの意向を表明している。チベット仏教の教えによれば,現在のダライ・ラマは,観音菩薩の14代目の化身であり,チベットの守護者たる活仏である。ダライ・ラマは,17世紀以来,チベットの宗教・政治の最高指導者と仰がれてきた。今になって変更を提案するのはなぜだろうか。チベット人の目を将来に向けさせるためである,とダライ・ラマ政権のロディ・ギャリ外相は考えている。そして,「仏教は諸行無常を教えている。すべての者は去ってゆかねばならない。ダライ・ラマでさえそうである。だからこそ我々は,その計画を立てなければならないのだ」と述べた。しかし,ダライ・ラマと共にインドに亡命中のチベットの指導者たちはこの考えに反対している。チベットは1950年以来中国の支配下に置かれている。ダライ・ラマは,中国の支配に対する反乱が失敗した後,1959年にインドに亡命した。

宝くじの当たりとはずれ

1986年にカナダの宝くじで760万㌦(約10億6,400万円)もの高額賞金を当てたジャン-ギー・ラビゲーは,「自分は欲しい物を欲しい時に買えるが,その点を除けば,ほかの人よりも幸福だということはない」と述べている。モントリオールに住むこのかつての失業者は,億万長者になったからといって,「自分は変わっていない。しかし周りのみんなは変わった」と言う。今では肉親も旧友もこの人を見捨てた。本人に言わせれば,「みんなにあまりお金をあげなかった」からである。

マリファナと記憶

サイエンス・ニューズ誌によれば,「マリファナを乱用する十代の若者たちは,この麻薬をやめてから6週間たっても,短期記憶に異常をきたしている場合がある」ことを,研究者たちは発見した。マリファナを乱用していた十代の若者は,薬物治療の際に,「なかなか規則が覚えられず,会話に付いてゆけない場合が多かった」。研究者たちはこの点に注目し,他の種類の麻薬を乱用していた人や麻薬には一切かかわりのない人と,マリファナ乱用者との比較研究を行なったのである。その報告によると,「マリファナを乱用していた少年少女は」,他のグループに比べ,「短期記憶テストの結果が非常に悪かった」。6週間後には「記憶力が幾分向上したものの,他の2グループよりは依然として悪かった」。

同性愛者の僧職者

「だれかがはっきり言うべき時が来た」と,僧職者のアンドリュー・グリーリーはナショナル・カトリック・リポーター紙に書いている。「教会の指導部は,もう一つの愚行を重ねている。それは,かつてカトリック司祭が標榜した事柄をすべて破壊するものだ」。その愚行とは何だろうか。「教会の指導部は,独身制に関して二重の規準を黙認している。彼らは臆病でばかげた考えを持っているため,相当数の司祭が,そして恐らくやがては大半の司祭が,同性愛者になるかもしれない」と,グリーリーは言う。「昔から,司祭や司教や法王,そして聖人の中にさえ,異性愛より同性愛の傾向の強い人が多かったかもしれない」ことは認めるものの,司祭の性行動に対する教会の方針のせいで,同性愛者の僧職者が圧倒的に多くなり,「すでに傷ついている司祭職のイメージ」が一層悪化している,とグリーリーはみる。そしてこう続けている。「過去20年間に叙任された同性愛者の司祭のうち,性的に活発な人は少なくないようだ。しかも中には小児愛者[性交の対象として子供のほうを好む人]もいるようである」。

2,500年前のなぞ

ネブカドネザル王は,バビロンの有名な空中庭園にどうやって水をまいたのだろうか。イラクのサダム・フセイン大統領はそれを知りたがっている,とニューヨーク・ポスト紙は述べている。大統領の熱意は大変なものだ。7段のテラスがあったこの伝説的な庭園に一番ふさわしいと思われる散水システムを思いついた人に150万㌦(約2億1,000万円)の賞金を出すと言うほどである。しかし,そのシステムに現代の科学技術を応用することはできない。使えるのは,西暦前6世紀に実際に用いられていたと思われる方法だけである。イラク政府は,高さが110㍍ほどだったと考えられるこの空中庭園を再現したいと思っている。このコンテストに参加できるのはイラク人だけである。

嫌われる硬貨

米国では1セント硬貨が段々と嫌われるようになっている。「1セント硬貨お断わり」という張り紙を出す商店が多いからだ。投げ捨てられる1セント硬貨もかなりの数にのぼる。フロリダ州のある廃物再生工場では,家庭から出るごみに混じって毎週1,000㌦(約14万円)分の1セント硬貨が見つかっているという。米国財務省は,毎年60億枚の1セント硬貨が無くなると報告している。

戦争の犠牲者

米国に本拠を置くレンツ平和研究所のウィリアム・エクハートの調査によれば,1988年中の戦争犠牲者は450万人を上回った。「犠牲者の4分の3は一般市民だった。その大半は,避難場所を素早く見つけることができず,栄養失調になりやすい老人と子供である」と,ナショナル・カトリック・リポーター紙の記事は述べている。戦争の起きたことが記録されている22か国のうち,18か国は内戦であった。しかしこの中に,北アイルランド,エルサルバドル,ニカラグア,ナミビア,南アフリカは含まれていない。これらの国の犠牲者は,1年で1,000人に満たなかったからである。1988年には,ブルンジとソマリア北部で新たに戦争が始まった。

極微の生物

水生微生物の新しい領域が発見された。直径0.0002㍉ほどのウイルスである。これまで最小の生物は,直径0.01㍉ないし0.02㍉の微小プランクトンと,直径0.002㍉ほどのピコプランクトンであるとされていた。今回のウイルスは,汚染されていない1㍉㍑の水の中に,1,000万から1億 ― バクテリアの数の10倍 ― は存在しているとみられており,「地上で最も数の多い生物」である,とサイエンティフィック・アメリカン誌は述べている。

ビデオの暴力

日本で4人の幼女が無残に殺された事件は,暴力的なビデオをめぐって日本の社会に大きな波紋を投げかけた,とアジアウィーク誌は伝えている。宮崎勤容疑者は,ビデオの生々しい暴力やポルノに触発されて,おぞましい性的暴行や殺人に及んだことを自供している。警察は宮崎容疑者の自宅から約6,000本のビデオを発見したが,それらは実際の惨殺場面や人体の解剖場面を描いたビデオやポルノビデオなどであった。しかし,ビデオ業界からは,ビデオと犯罪の因果関係を「ばかげている」として否定する声も上がった。親たちはそうしたビデオに対する規制強化を要求したが,ある政府関係者は,それらのビデオを18歳以上の人に限定する可能性を示唆するにとどまった。しかしアジアウィーク誌が述べるとおり,「それはほとんど問題の解決になっていない。宮崎は26歳である」。

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