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  • 目ざめよ! 1990
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目ざめよ! 1990
目90 7/22 31ページ

酸素を詰め込んでも助けにならない

選手が息を切らしながらフィールドから戻ってきて,純酸素を吸い込みます。多くの場合,飲料水の入ったボトルの横に,酸素タンクが備えられているのです。この酸素タンクは回復を速めたり,記録の改善に役立ったりするのでしょうか。ヒポクラテス誌という医学雑誌の1989年9/10月号に載せられた研究によれば,そのようなことはありません。選手たちはへとへとになるまでベルトランナーの上を走ってから純酸素を吸い込みました。次に,もう一度へとへとになるまでベルトランナーの上を走った後,今度は室内の空気の入ったタンクから吸い込みました。この手順を選手は二度繰り返します。しかし,純酸素を吸い込んだ後と室内の空気を吸い込んだ後では,大きな違いはありませんでした。どちらのタンクから吸い込んだか分かると主張した人もいましたが,大体はずれました。

各々の検査の前後に採られた血液は,「純酸素は疲労した筋肉に一層多くの酸素ガスを送るので回復を速める,という考えをくつがえした。……血液中の乳酸塩 ― 筋肉が激しく運動して酸素を使い果たした時,一時的に血液中に蓄えられる化学物質 ― の濃度は,どちらのタンクを使用しても本質的に変わらなかった。筋肉にもっと多量の酸素が送り込まれているとすれば,乳酸塩の濃度は低いはずである」。

血液が含有できる酸素量は一定しています。そして,その量の酸素は空気中から容易に取り入れることができます。純酸素によって,血液中に過度の酸素を詰め込むということはできません。また,激しい運動から回復するまでの時間を早めるよう運動選手を助けることもありません。心臓の鼓動が速くなり,筋肉細胞に血液がどんどん送り込まれ,より多くの酸素が運搬される時に,人は息苦しい状態から回復してゆきます。血液が一定量を超えた酸素を含有することはなく,含んでいる酸素をより速く運搬するに過ぎません。そのようにして,回復が速められるのです。

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