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目ざめよ! 1992
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山登り ― 楽な方法

私たちの乗ったゴンドラは小さなクモのように見えたにちがいありません。絹糸のような1本の細い糸につかまって少しずつ進むクモです。実は,私たちはとても楽な方法で,つまり,世界最長のロープウェーに乗って,山登りをしていたのです。

全長4.3㌔のロープウェーはサンディア山の頂上まで登って行きます。その山は,アメリカ合衆国のニューメキシコ州にある砂漠の町アルバカーキの空に堂々とそびえ立っています。ロープウェーの発着所は標高1,980㍍のところにあり,そこから私たちは60人乗りの頑丈なキャビンに乗り込みました。キャビンが上に向かって動き出したとき,ぎざぎざした花こう岩の斜面の壮大な景色を背にして私たちはとても小さくなったように思えました。途中,峡谷の底から460㍍上空に宙づりにされる箇所もありました。

20分ほどで私たちは海抜3,163㍍の展望台に着きましたが,そこはまさに目のくらむような眺めでした。2万8,500平方㌔という広大な土地が眼下に広がっているのです。心臓の鼓動がとても速くなっているのは,標高が高いためでしょうか,それとも,眼下に広がる壮大なパノラマのためでしょうか。どちらとも言えないほどです。

後で知ったのですが,サンディア山ロープウェーの建設は工学技術による偉業であったということです。山にはその地形上,先に進むことのできないような箇所が幾つもありました。それで建築者たちは,荷馬の代わりにヘリコプターを使用することにしました。鋼鉄の梁からコンクリートに至るまで,すべてのものを空から運んだのです。二つのケーブル用の塔が建てられました。一つは高さ71㍍,もう一つは24㍍です。これら二つの塔を支えるしっかりした土台を据えるため,さらに二つの塔を直線上に設置するためには,精密さを期するための骨の折れる作業が求められました。安全を確保するため,精巧なブレーキ装置が取り付けられました。工事は2年に及び,1966年の春に完了しました。

観光を終えてからもう一度,今登ったばかりの,そびえ立つ頂上を見上げました。何と畏怖の念を抱かせる山なのでしょう! それらの山を創造された方,ご自分のはかりで山々を量る創造者に思いを馳せるとき,私たちの心は大いに鼓舞され,謙虚な気持ちにさせられます。(イザヤ 40:12)― 寄稿。

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