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  • 女性の探偵
  • 木が襲われる
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目ざめよ! 1993
目93 8/8 28–29ページ

世界展望

命を支える水

ブラジルの雑誌「クローディア」によれば,水がないと人間はわずか48時間以内に死んでしまう。科学者たちは,人間の体重の70%から80%は水分であると見ている。水分は主に細胞内にある。体重の中で占める割合は比較的小さいものの,細胞間を埋める間質液にも水分は含まれている。水はたんぱく質,ホルモン,脂肪,塩分,糖分を運ぶため,水がなければ通常の生化学反応は起こらない。さらに,クローディア誌によれば,水分が欠けると関節はひどい損傷を受けることがある。また,血が濃くなって心臓に余分の負担がかかり,体液中にたまった毒素を排出しようとして腎臓が消耗するため疲労と不快感が生じる。医師たちは,毎日水を2ないし3㍑ほど飲むよう勧めている。

女性の探偵

「次のシャーロック・ホームズは女性かもしれない」と,アサヒ・イブニング・ニューズ紙は述べている。東京で開校したばかりのある学校では,300人の生徒が探偵になるための訓練を受けている。生徒の3分の2あまりは女性であり,その大半は20代前半から40代前半である。探偵に魅力を感じる理由はいろいろある。記事によれば,46歳のある主婦は,「女性に生け花や着付けを教えるありきたりのコースでは飽き足りない」ために入校した。しかし,受講の理由がただの趣味ではない人もいる。入校している主婦の半数以上は,そのことを夫に知らせていない。中には,夫の浮気に探りを入れるすべを身に着ける主婦もいる。

木が襲われる

ヨーロッパの24か国で行なわれた樹木に関する調査で,問題の悪化していることが判明した。ユーロピアン紙の報道によれば,樹木の5本につき1本に異常な落葉が起きている。EC(欧州共同体)圏外で被害がとりわけひどいのはブルガリア,チェコ共和国,スロバキア,リトアニアである。EC圏内では,フランスとスペインの森林の状態が最も良好であるのに対し,被害の程度が最もひどいのは英国の森林である。1988年には英国国内の樹木の4分の1に被害の形跡が見られた。1991年までに,この国の樹木の半数以上は,葉の25%かそれ以上を失っていた。酸性雨のせいであるとする向きが有力だが,英国で雨の少ない夏が何度か続いたことも樹木の問題に拍車をかけている。

増えるサルモネラ症

「ドイツでは毎年,6万人から10万人がサルモネラ菌に感染し,そのうち少なくとも200人は死亡する」と,月刊誌「コスモス」は伝えている。この数字を公表したのは,フランクフルトのゲオルク-シュパイヤー-ハウス化学療法研究所のハンス-ディーター・ブレーデ教授である。近年,サルモネラ症が増えている主な理由は,家畜の飼育や加工が不衛生な状態で行なわれている点にある。大抵の場合,サルモネラ菌で汚染された卵や鳥肉を火を十分通さずに食べることが原因である。同誌の説明によれば,「サルモネラ[菌]は摂氏70度を超えると死滅する」。

燃えつきる社員

「社員が燃えつきて生産性が落ちる一番の原因は,監督の仕方がまずいところにある」と,トロント・スター紙は伝えている。同紙によれば,不快な上司のために「一日は台なしになりかねず,私生活までも損なわれることがある。……仕事に悪影響を与える可能性は,監督の仕方がまずいことのほうが,近親者の死や不安定な結婚生活といった個人の問題よりもはるかに高い」。会社には「事故や欠勤,またストレスに関係した病気の増加」というつけが回ることがある。一方,良い上司は意思の疎通をよく図り,やる気を起こさせ,「いっそう創造力を発揮する,いっそう生産的な従業員」を生み出すことができる。専門家は監督する立場にいる人に対し,明確な目標を定め,仕事を行なう上で必要なものを備えるよう勧めている。また,近づきやすい人となり,よく話を聞き,えこひいきせず,部下から学ぶことを躊躇してはならない。

一種の虐待

米国で暴力を振るわれる年配の女性の約半数は,夫が加害者になっている。「ニュー・チョイセス・フォー・リタイアメント・リビング」誌によれば,1991年中,「50歳を超える女性の70万人以上は夫に殴られたことがある」。50代,60代,また中には70代のかなりの数の夫までも年に平均三,四回妻を殴っている。「これは結婚に伴うしきたりの一部になっている」と述べているのは,ロードアイランド大学で家庭内暴力調査プログラムを監督しているリチャード・ジェルスである。ある女性は自分の体験からこう述べた。「私の場合,精神的虐待と言葉による虐待のほうがはるかに大きな痛手となりました。それはひっきりなしに続きました」。

ピアスの共用 ― 健康に及ぼす危険

「血で汚染されたピアスは,B型肝炎ウイルスとヒト免疫不全ウイルス[を含む]数々の微生物の感染源となる可能性がある」。これはオハイオ州立大学と同大学付属子供病院の医師,フィリップ・D・ウォルソンとマイケル・T・ブレーディーの意見である。二人は米国の医学誌「ピディアトリックス」に発表した共同論文の中で,殺菌せずにピアスを共用するという習慣が広まりつつあることに対する懸念を表明している。ピアスを共用する若者やヤングアダルトは,注射針の共用と性行動が健康に及ぼす危険は知っていても,ピアスを共用することに伴う危険については知らない。この習慣によって「血液を介して広まる病気にかかる可能性がある」と,両医師とも述べている。二人は医師たちに対し,「患者を説得してこの習慣をやめさせる」よう勧めている。

眠れないカナダ人

社会の動向に関する「統計カナダ」の最近の調査によれば,1991年中,カナダの成人の4人につきほぼ一人は睡眠に関連した問題を抱えていた。主な原因はストレスであった。トロントのグローブ・アンド・メール紙によれば,「痛みを伴う健康上の問題」のために睡眠障害が生じた人は,調査対象者の44%に達した。調査を受けた女性の28%はよく眠れていなかった。回答を寄せた男性では,その割合は19%だった。不眠症になる割合は,独り身の母親,貧しい人,お年寄り,交替勤務の人,職探しをしている人などの間で特に高かった。トロント大都市圏睡眠障害センターのジェフリー・リプシツ医師の観察によれば,人々は失業やお金について悩むようになるにつれて眠れなくなるという。この医師は,自分の診療所で毎年1,000人を超える新しい患者を診ている。

コインを食べる

毎年,大勢の幼い子供たちがコインをのみ込んで病院の救急処置室に運ばれ,費用のかさむレントゲン検査を受けている。のみ込んだコインは大方無事に体から出てくるが,時折食道に詰まって内出血や感染を引き起こす。また,食道に穴をあけて死に至らせることもある。このほど,扱いやすく,全く安全な手のひらサイズの金属探知機が考案された。これは空港で時々警備に使われている装置に似ており,小児科医はのみ込まれたコインの位置を突き止めることができる。イリノイ州で小児救急医療の責任者を務め,この技術の開発陣に加わったサイモン・ロス医師は,この装置のおかげで「探す際の費用が300㌦(約3万3,000円)はまず下らない」救急処置室に足を運ぶ手間が省けると述べている。「小児科学・小児救急医療ジャーナル」誌が伝えているこの技術は,効率的で安上がりなため,ほどなくして普及するものと見られている。

悩める若者たち

トロント・スター紙の伝えるところによれば,香港<ホンコン>では自殺者の増加に当局が「ショックを受け,当惑し,恐れをなしている」。飛び降り自殺をする8歳から15歳までの子供たちがいる。これらの若者たちは何を悩んでいるのだろうか。教育制度が悪いと見る向きがある。香港家庭福祉協会の会長,トマス・マルビーによれば,「香港では,学校が子供の精神面での健康を損なっていると言われている。生徒に無理な要求を掲げ,生徒の必要に鈍感なのである」という。また,親も「学業での成功に重きを置き」,「子供の気持ちをほとんどくみ取っていない」と,マルビーは述べている。子供たちは「感情面で孤独で寂しい思いをし,ほったらかしにされている」。同紙の報道によると,「多くの問題の根本原因は家庭にある」ことを政府当局は認めている。

コロンビアでの妊娠中絶

コロンビアには,少なくとも一度は中絶の経験のある女性が150万人ほどいる。この人数は,この国にいる出産可能な年齢の女性全体の20%に近い。中絶に関連した合併症で死ぬ女性は少なくない。コロンビアの雑誌「セマナ」の伝えるところによれば,「ボゴタの産科・乳幼児研究所では,かなりの数の妊婦が中絶で死亡している」。コロンビアでは毎年推定40万件ほどの中絶が行なわれている。これは1時間あたり平均45件ほどの中絶が行なわれている計算になる。

有害な娯楽

「不敬な言葉,ヌード,セックス,暴力,殺人などの詰まった映画をひっきりなしに制作しているハリウッドは恥を知れ」。これは最近のユーエスエー・ツデー紙に載った全面広告の一部である。この広告によれば,ある大手のテレビネットワークが放映を認めた番組の一つは,「マスターベーション,死人と性交する葬儀屋」,その他のいかがわしいテーマを「コントにして若者に受けている」。この広告の指摘によれば,テレビ番組を通じて「16歳の普通の子供は20万件以上の暴力行為と3万3,000件の殺人を見ている」という。

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