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目ざめよ! 1996
目96 8/8 9–10ページ

絶滅危惧種 ― あなたとの関係

トラ,カメ,サイ,蝶 ― 絶滅の危機に瀕している種のリストは果てしなく続きそうです。その責任の大部分が人間にあるということには,あなたも同意なさるに違いありません。しかし,このことはあなたとどのような関係があるのでしょうか。

世界の苦しい経済状態からすると,保護計画がいかに崇高なものであっても,自分の生活のことで頭が一杯になっている人たちにそうした計画を支持するよう期待するのは,道理にかなったことでしょうか。「サハラ以南のアフリカのほとんどの地域では,環境保護は確かに容易なことではない。そこでは,数えきれないほど多くの人々が政変や部族間の戦争や飢きんや伝染病に直面しているのだ」とタイム誌は述べています。他の場所でも事情は同じです。

絶滅危惧種の問題を解決しようと思えば,根本的な変化が必要です。「絶滅危惧種図鑑」は,そうした変化は「非常に大規模なものなので,それを可能にするのは政府だけだ」と述べ,次のような勧告を行なっています。「政府が選挙によって選ばれる国では,各人が責任をもって,西暦2000年までに環境問題に敏感な政治家だけが選出されるようにしなければならない」。

このことは実現しそうですか。歴史の証拠からすると,「人が人を支配してこれに害を及ぼした」ように,野生生物にも害を及ぼしてきた,と結論せざるを得ません。(伝道の書 8:9)確かに,多くの保護論者は,地球の動植物が環境問題の指標になっていると考えています。それらが絶滅の危機に瀕しているのであれば,わたしたち人間も同じだというわけです。しかし,人類史上,地球上の全生物の命が絶滅の危機にさらされたのは,これが最初ではありません。

最古の歴史書は,次のような言葉を記録しています。「わたしはいま,地に大洪水をもたらして,その内に命の力が活動しているすべての肉なるものを天の下から滅ぼし去ろうとしている。地にあるものはすべて息絶えるであろう」。(創世記 6:17)それでも,人間あるいは他の生命体が全滅したわけではありません。生き残るための手段を神が用意してくださったからです。

生き残るための箱船

科学者たちの意見によると,今日の絶滅危惧種の問題に対する最善の解決策は,それらの種の生息地を保護することです。興味深いことに,ニュー・サイエンティスト誌はこのことについて伝え,保護主義者が「ノアの箱船という隠喩」を使っていることに言及しています。ノアの箱船は,人間や動物がノアの日の大洪水を生き残るための手段そのものでした。

神はノアにとてつもない大きさの木箱,つまり箱船のデザインを示されました。その箱船は洪水の水面を漂うことになっていました。それによって,ノアとその妻,3人の息子とその妻たち,および様々な種類の野生動物と家畜の代表 ― まさしく「その内に命の力が活動しているあらゆる肉なるもの」― の命は救われました。(創世記 7:15)今日,数え切れないほど多くの形態の生命が存在していることは,箱船がその目的を立派に果たしたことを証明しています。

しかし,人間の努力だけで生き残れたわけではない,ということに注目してください。ノアとその家族は神に従わなければなりませんでした。神は彼らを生き長らえさせる力を持っておられたからです。大洪水以前の世界の特徴であった争いや暴力や貪欲に終止符を打たれたのは,神でした。―ペテロ第二 3:5,6。

新しい世の動物たち

エホバ神は,人間がご自分の律法に従うなら,乱暴で貪欲な肉食動物のような人も柔和でおとなしい動物のような人に変化すると約束しておられました。(イザヤ 11:6-9; 65:25)今でさえ,このことの証拠は豊富に見られます。お近くにあるエホバの証人の王国会館で開かれる集会に参加して,自分の目でご覧になってみてください。人々の間にそうした根本的な変化をもたらせるのであれば,たとえ動物たちの現在の性質を変化させなければならないとしても,エホバは動物界が平和と安全のうちに共存するよう取り計らうこともおできになるのではないでしょうか。実際,神は次のように約束しておられます。「わたしはその日,……野の野獣,また天の飛ぶ生き物や地面をはうものに関して必ず契約を結び,……彼らを安全に横たわらせる」― ホセア 2:18。

使徒ペテロは来たるべき「不敬虔な人々の裁きと滅びの日」について書きました。(ペテロ第二 3:7)神はむやみやたらに介入するのではなく,不敬虔な人々だけを滅ぼされます。神は「地を破滅させている者たちを破滅に至らせる」のです。―啓示 11:18。

想像してみてください。生物がもはや脅かされることのない世界に暮らすのは,何と喜ばしいことでしょう。その時,わたしたちの周囲にいる野生生物から非常に多くのことを学べます。そうです,トラもライオンもゾウも自由に辺りを歩き回ります。海洋生物も,爬虫類も,昆虫も,コンゴウインコをはじめとする様々な鳥類も増えて多くなり,すべてが釣り合いの取れた状態を保ちます。メシアによる王国の支配下で,従順な人類が人間としての完全な状態に戻されるとき,完全な生態系が行き渡ることでしょう。

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