ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目97 10/8 26–27ページ
  • 足が痛む人のための助け

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 足が痛む人のための助け
  • 目ざめよ! 1997
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • フィット,ファッション,フット
  • 上手な買い物のために
  • あなたの靴の履き心地は?
    目ざめよ! 2003
  • わたしたちのはく くつ
    目ざめよ! 1971
  • くつの手入れは,するだけのかいがある
    目ざめよ! 1971
  • 足のことを忘れないでください
    目ざめよ! 1972
もっと見る
目ざめよ! 1997
目97 10/8 26–27ページ

足が痛む人のための助け

「足が痛くて死にそう!」もちろんこれは誇張です。それでも,米国では幾千人もの足の専門医が営業できるほど,足の痛みの問題は深刻化しています。

整形外科医のマイケル・コグリン博士は,これまで14年間に行なった2,000件余りの足の手術を振り返って,驚くべきことを発見しました。「信じ難いことだが,これらの手術を受けたのは,ほとんどが女性であった」と,同医師は語っています。足の問題が特に女性に多く見られるのはなぜですか。

フィット,ファッション,フット

356人の女性について調査した結果,10人中約9人までが,平均して一まわり以上も幅の狭い靴を履いていることが分かりました。問題の一因は婦人靴の作り方にあります。「靴のメーカーは,かかとが狭く,先端部分が広くなるような靴型をもはや用いていない」と,整形外科医のフランセスカ・トンプソンは説明しています。a

ですから,多くの女性は靴を履いてみた場合に,爪先はぴったりフィットするのにかかとがゆるく,かかとがぴったりだと爪先がきついことに気づきます。爪先はきつくてもかかとの合った靴を選ぶ人が少なくありません。これが逆だと,一歩進むごとに足がかかとから抜けてしまうからです。

足の爪先の部分を窮屈な爪先スペースに詰め込むのは,どう見ても好ましいことではありません。しかも,デザイナーたちは靴のかかとを数センチ高くします。ハイヒールは洗練されて見えますが,すべての力が足の親指の付け根の膨らみにかかり,ことによるとすでに窮屈すぎる爪先スペースに,足を無理やり押し込むことになります。足専門医のデービッド・ギャレット博士は,「健康によいハイヒールなど存在しない」と断言しています。ハイヒールは最後には,履く人の足やくるぶし,ふくらはぎ,膝,背中を傷めると言う人もいます。またハイヒールを履くと,脚の筋肉と腱が縮む可能性もあり,そうなると,走る人たちは特に重傷を負いやすくなります。

女性の足は,受ける虐待に十分適応できるわけではありません。事実,足の爪先は何年にもわたって,人が成人に達した後も,ひたすら広がってゆきます。ところが,かかとは違います。「かかとの骨は一つしかなく,84歳になっても14歳の時と同じ幅しかない」とトンプソン博士は述べています。女性がかかとから爪先までぴったりフィットする靴を探し出すのは,そのためにいっそう難しくなります。

上手な買い物のために

女性の靴のフィットとファッションが足に悪いとすれば,女性の足の痛みはどうしたら防げるでしょうか。その答えはまず靴屋から始まります。一部の専門家は次のことを勧めています。

● 靴は足が少し大きくなる,一日の終わりごろに買う。

● 片方だけでなく,左右の靴を履いてみる。

● かかとがよく合い,爪先スペースに十分の長さ,幅,高さがあることを確かめる。

● 足に合わない靴でも,店の柔らかいじゅうたんのせいで一時的にぴったりした感じのすることがあるので,その点も考慮する。

● エナメル革や合成皮革の靴は避ける。そうした材質は柔らかい革やスエード革とは異なり,歩く時に足になじまない。

● ハイヒールを買う場合は,クッションをよくするため,敷き革を入れてみる。ハイヒールを履く時間を少なくし,一日のうち何度か,かかとの低い靴に履き替える。

上記の点に加え,忘れてならないのは,靴は買った時に履き心地がよくなければならないということです。一般に,履いているうちに慣れてくると言われますが,実際はそういうことはありません。「きつい靴でも履いているうちに履き心地がよくなるという売り手の言葉に,決して,決して,丸め込まれてはならない。駄目になるのは,あなたの足だけだ」とコグリン博士は警告しています。

しかし,爪先がきつくてかかとはぴったりの靴か,爪先がぴったりでもかかとはゆるい靴しか選べないときはどうですか。足の専門医のアンヌ・ゴエル博士は,どちらが直し易いかを見極めることを勧めています。「二つの方法がある。第一に,爪先に十分な幅のある靴を買い,かかとがぴったりするように詰め物をする。……第二は,かかとがぴったり合う靴を買い,爪先の部分を広げることである。ただし一般に,この方法でうまくゆくのは革靴だけである」。

多くの女性は一日に約15㌔歩くと言われていますから,自分の履物を調べてみるのは良いことでしょう。アメリカン・ヘルス誌が述べているように,「よく合う靴を履くことを特に心がけて足をもっと大切にするなら,足の問題はほとんど起こさずにすむ」のです。

[脚注]

a 「靴型」とは,足をかたどった物で,これを使って靴の形を定めます。

[26ページの囲み記事]

よくある足の問題,四つ

バニオン。バニオンは足の親指の付け根にできる隆起です。遺伝性のものでなければ,原因はきつすぎる靴か,ハイヒールでしょう。温湿布か冷湿布をすれば痛みは一時的に軽減しますが,バニオンを完全に除去するには手術が必要です。

ハンマー趾。足指が下方に曲がってしまうのは,足の爪先に体重がかかりすぎる靴のせいでしょう。変形した足を治すには,手術が必要かもしれません。

魚の目。こすれたり圧力が加えられたりして足指にできる円錐形の皮膚の肥厚。きつすぎる靴を履くとできることもあります。家庭療法で一時的に軽減できることもありますが,変形してこすれる足指を治すには,普通,手術が必要です。

たこ。厚い死んだ皮膚の層で,足が頻繁にこすれないよう守ってくれます。エプソム塩を溶かした湯に浸ければ,軟らかくなります。しかし,感染を引き起こすことがあるので,切り取ろうとしてはなりません。

[26ページの図版のクレジット]

The Complete Encyclopedia of Illustration/J. G. Heck

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする