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  • 女性と心臓病
  • ボリビアにおける家庭の崩壊
  • ニュートリノには質量があった
  • 古代の合成石材
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目ざめよ! 1998
目98 12/8 28–29ページ

世界展望

消えゆく熱帯雨林

アマゾン流域の熱帯雨林は驚くべき速度で消滅し続けている。過去3年間で毎年190万㌶が失われており,それは「1分間にアメリカン・フットボール競技場がおよそ七つ」失われることに相当するとナチュラル・ヒストリー誌は伝えている。金銭的価値のある樹木が土地から取り去られると,農業が行なえるよう,残りの植物はふつう燃やされる。しかし,「木や草などが焼却されたり細菌により分解されたりすると,大気中に二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素が大量に放出され,温室効果が増大する」。これらのガスが放出されると,「毎年さらに100万から300万エーカー[40万から120万㌶ほど]の熱帯雨林を破壊するのと同じほど」の影響があると同誌は述べている。

女性と心臓病

ブラジルでは1960年代になるまで,心臓血管疾患は,おもに男性が抱える健康問題だったとベジャ誌は述べている。ところが,女性も労働人口に加わるようになって事情は変わってきた。女性も男性と同じく仕事上の“ストレス,喫煙,ファーストフード食品”にさらされるようになって,心臓病にかかる女性の数が増加したのだ。女性はホルモンによって冠状動脈の病気からかなり守られていると考える人もいるが,「35歳を過ぎるとホルモンによる防御力は衰えはじめ,女性も男性と同じほど危険にさらされる」と同誌は述べる。1995年に心臓発作で死亡したブラジル人女性の数は,乳ガンおよび子宮ガンの死者を合わせた数の2倍に達した。

ボリビアにおける家庭の崩壊

ボリビアン・タイムズ紙によれば,ボリビア人の70%以上の生活は貧困の状態にある。その結果,「崩壊した家庭を捨てて,さらに厳しい環境となり得る路上で暮らす」子供が多い。路上では,シンナーや接着剤のような吸入剤やコカインを吸うことを教えられる。推計によると,ボリビアにおける麻薬消費の88%は,5歳から24歳の若者によるものである。麻薬の違法使用は,過去15年間で約150%増加した。タイムズ紙によると,「この増加の根本原因は従来の家庭の構造が崩壊していることにあると考える人は多い」。

ニュートリノには質量があった

ニュートリノは原子より小さな粒子で,電荷がなく,光速に近いスピードで進み,どんな物質ともめったに相互作用しない。ニュートリノは,一つの原子とさえ衝突することなく簡単に地球を通り抜けると言われている。だが最近,このなぞの素粒子が国際的な注目を浴びた。ニュートリノに質量があることが分かった,と高山市で科学者たちが発表したのだ。宇宙にはニュートリノが充満しているので,科学者の中には,ニュートリノの質量を合わせると,宇宙の膨張を遅らせるのに足る質量が宇宙にあることになるかもしれないと言う人もいる。

古代の合成石材

考古学者は,現在のイラク南部にあるマシュカンシャピールという古代都市の遺跡で,人工石材が造られた証拠を初めて発見した。地質学者と考古学者によれば,この石材は,チグリス川とユーフラテス川の沈泥を融解温度まで熱した後,「玄武岩という火山岩に似た,かちかちの厚板になる」までゆっくり冷やして造られたものだ,とニューヨーク・タイムズ紙は伝える。建築資材が不足していたこの地域では合成石材が「かなりの量,天然の火山岩の代用として製造されていたようだ」。この人工石材がマシュカンシャピール建設のために使われたのは,およそ4,000年前のことだ。

料理の際の予防策

「タフツ大学健康栄養通信」によれば,マサチューセッツ州総合病院サムナ・レッドストーンやけどセンターにおける1990年から1994年までの女性死亡者の場合,やけどの原因としていちばん多かったのは料理中に起きた衣類への引火だった。犠牲者はたいてい,60代以上の女性で,やかんに手を伸ばした際,ゆったりした袖がガスレンジの炎の上に垂れ下がったのである。料理中に重度のやけどを負わないためには次のようにするのがよいとされた。(1)バスローブなどのゆったりした衣服は着ない。(2)やかんやなべに手を伸ばしてやけどを負う危険を最小限にするため,可能ならレンジの手前側のバーナーを使う。(3)燃えにくい衣服を着る。

子供だけを行かせるな

3年生のある生徒が宗教の授業の時に,子供にはたくさん規則があるのに大人には一つもないと文句を言った。すると先生は生徒たちに,それでは自分たちで大人のための十戒を書くようにと言った。ドイツのカトリックの週刊紙「クリスト・イン・デル・ゲーゲンバルト」によると,ほとんどの生徒が善良,平和,公平さ,正直さのことを問題にしていた。こう書いた子供もいる。「1. 不公平ではいけない。2. そんなに叱らない。3. 子供をせかさない。4. いつも子供のじゃまばかりしない。5. 子供をばかにしない。6. 子供に無理強いしてはいけない。7. たまには子供が正しい時もあることを認めなさい。8. 自分勝手な決まりを作ってはいけない。9. お互いに仲良くしなさい。10. 子供だけを教会に行かせないで,自分も教会に行きなさい」。

愛情の表現?

南アフリカの新聞の別刷り付録「ウィットネス・エコー」の一報告によると,「若い男性にとって愛情と性関係を持てるということとは不可分の関係にある」という。「年ごろの少女が性行為を拒めば殴られることもあるようだ」。ケープタウンのある地区に住む十代の若者を対象にした調査では,「互いの関係をコントロールしているのは男性で,暴力を使って少女に自分と性交させることが多い」ことが分かった。ある研究によると,少女の60%は相手から殴られたことがあった。他の男性と話をしたというだけで殴られた少女もいた。「身体的な暴行がごく普通のことになっているので,その年ごろの少女の多くは,暴力を愛情の表現とみなしている」と同報告は付け加えている。

買い物客に影響を与える音楽

英国レスター大学の心理学者のチームは,買い物客がワインを選ぶ際,流れている音楽に影響されることを発見した。「フランスのアコーディオン音楽を流すと,フランスワインがドイツワインの5倍も売れた」とナショナル・ジオグラフィック誌は述べている。「一方,ドイツのビアホールで演奏される軽快な音楽だと,ドイツワインの売り上げはフランスワインの2倍になった」。興味深いことに,「選ぶのに音楽が影響した」ことに気づいた買い手はごくわずかだった,と調査を行なった一人は語っている。

エルニーニョの良い面

水温が上がるエルニーニョ現象は,「米国のすさまじいあらしからブラジルの野火,ケニヤのコーヒーの不作まであらゆる問題の責めを負わされている」とロイター通信は伝える。しかし専門家の意見では,エルニーニョはあらしや干ばつを引き起こしているが,幾らか良いこともしている。報告によると,ブラジルのコーヒー生産量は,「今シーズン,10年間で最高の3,500万袋に達すると見られる」。そして「意外な場所で思いがけなく雨が降ったので,世界中の貯水池,また帯水層には再び水が満ちるようになった」。米国気象予報センターのアンツ・リートマ所長は語った。「世界各地で水不足が問題となっている。そうした地域の多くは水を必要としていた。……水の管理をしている人は,エルニーニョを待ちわびていた」。

信者を教会に連れもどす試み

英国では毎週,1,500人が教会を離れているものと見られる。人口の50%以上がクリスチャンと称しているが,教会に定期的に通っているのは約10%にすぎない。なぜだろうか。英国の教会は,「今日性がなく,実情にうとくて退屈だとしばしば非難されてきた」と僧職者のスティーブ・チョークは言う。BBCニュースによれば,カンタベリー大主教とウェストミンスター大司教は,「教会へ帰るよう人々を励ます」努力の一環として,「教会がもっと人々を歓迎し,社会との関連で意味を持ち,意欲を起こさせる所となるよう助けることを目指した新たな決定を承認した」。諸教会は,2000年の1月2日までに“10の実際的な目標”を達成したいと考えている。その中には,「人々を歓迎する,家族のように親しくなる,はっきり聞き取れるようにする,……難解な疑問の答えを調べる手助けをする,……教会に来るのが有益で,しかも刺激となるようにする」というものがある。

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