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目ざめよ! 2002
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自然界のデザインを見つける

野山を歩くとき,わたしたちはたいてい,自然の美しさに目を引かれます。花の群落,色鮮やかな小鳥,壮麗な樹木,目をみはる景観などかもしれません。そうした美しさは,創造者,つまり自然の優れた設計者によるものだと考える人は多くいます。

自然界の精緻なデザインを見つけられるのは科学者だけだと思われるかもしれません。しかし,自然界のデザインを見つけるのに高度な科学装置は要りません。必要なのは,鋭い観察力,少しの想像力,美と形を認識することだけです。普段はあまり気に留めてこなかった,ありふれたものを,つぶさに見ることも必要かもしれません。

ごく単純なデザインの一つに,らせんがあります。それは,巻いたロープやコルク抜きなど,人間がこしらえた日用品にも見られます。しかし,貝殻や松かさには,それよりずっと優雅ならせんが見つかります。ヒマワリの花の中心部を注意深く見ると,そこにもらせん形がはっきり見えます。また,それほど目立ちませんが,らせんの形は,バラの花の中心やクモの巣にも趣を添えています。

クモの巣をよく見てみましょう。まずクモは,巣を支える縦糸を張ります。それは車輪のスポークのようです。次いで,巣の中心部から始めて,粘着性のある絹のような糸で縦糸と縦糸をつないでいきます。ぐるぐると何周も回って横糸を張り,やがて巣を完成させます。回りながら中心から遠ざかっていくその糸が,らせん状になるのです。

自然界に見られる別の魅力的な模様は眼状紋,つまり目玉模様です。目玉模様は,鳥の羽,チョウの羽,さらには魚のうろこなど,思わぬところに見られます。目玉模様が求愛の導きになり,捕食者をだまし,要らぬ注意をそらすこともある,と科学者は言います。目玉模様を見せる点で最も有名なのは,インドクジャクでしょう。羽を広げる求愛のしぐさは,自然界の驚異の一つです。アレクサンドロス大王は,インドクジャクの美しさに大いに感動して,領土の全域でこの鳥を保護するように命じました。

円と球も,見慣れた形状です。夕日の黄金球や,銀色に光る満月には,だれしも感嘆させられます。キク科の花の多くは,黄色を中心に様々な色の花びらが広がっていて,太陽に似た感じがあります。この広く見られる花の黄金の“中心花”は,金色の砂浜が観光客を引き付けるかのように,花蜜のごちそうを出してチョウたちを引き付けます。

球は最も無駄なく物を包める形状なので,果実は,大きさや色は様々でも,たいてい球形をしています。その鮮やかな色が鳥を引き付け,鳥はおいしいごちそうを頂く代わりに種を遠くにまき散らします。

もちろん,らせん,目玉模様,円,球は,自然界に見られる様々な形状の数例に過ぎません。特定の目的を持つ形もありますが,飾りやカムフラージュのためと思われるものもあります。いずれにしても,そうした形を探して,楽しんでください。

[26ページ,全面図版]

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