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目ざめよ! 2003
目03 11/22 16–17ページ

バードショーのきらめくスター

スペインの「目ざめよ!」執筆員

雄のクジャクが一羽,新しい演劇作品を演じるスターのように,色鮮やかなどんちょうの前に出ます。体長の5倍もあるまばゆいばかりの羽が背中から持ち上がり,日の光を受けてちらちら光ります。

この印象的な光景はクジャクの求愛儀式です。ショーが最高潮に達すると,雄のクジャクは尾羽を震わせ,ガサガサという音を立てます。どうもこの音がショーの成功に一役買っているようです。求愛相手は,そのいわゆる『世界で最も派手な宣伝』にどうして抵抗できるでしょうか。

しかし雄のクジャクは求愛相手にならない見物人にもショーを演じます。「動物学者たちは雄のクジャクが,雌のいる所よりも一群の人々のいる前で頻繁に,そして長くディスプレーすることを確認した」と「クジャクの驚異」(英語)という本は述べています。プライドに関することわざ風の評判があるのも,クジャクがこのように自分の華美な装いを見せたがるからでしょう。

そうするのも不思議はありません。そのショーは確かに見ごたえがあります。きらめく目玉模様のある長い尾筒は長さがさまざまで,完全な扇の形を作り出すことができます。太陽の光の角度によって,それらの羽の色は赤褐色,青銅色,黄金色から濃い青緑色,スミレ色まで,さまざまに変化します。

西洋では,クジャクの生きがいは羽を見せびらかしながら気取って歩くことであるという印象があり,ほかに大したとりえもない鳥だと見られているようです。しかし原産地のインドでは,若いコブラなどの毒蛇を捕食する有用な動物として村人に大切にされています。クジャクはコブラの毒液に害されないようです。そのため東洋では神性と不滅のシンボルとなりました。

約3,000年前,クジャクは中東でたいへん珍重されました。ソロモン王はクジャクを「金,銀,象牙」などの高価な品々と共に輸入しました。(列王第一 10:22)「ソロモンの輸入取引によって,クジャクは初めて地中海諸国に持ち込まれたのだろう」と「聖書の博物誌」(英語)という本は述べています。何世紀か後,アレクサンドロス大王はクジャクにすっかり魅せられ,部下の兵士たちに,クジャクを殺してはならないと命じました。

今でも,クジャクのユニークなショーに心を動かされない人はほとんどいません。そしてわたしたちは,ショーのプロデューサーを無視するわけにはゆきません。芸術家の技がその作品に反映されているように,創造者の芸術的独創性も,被造物の中で宝石のように輝くこの鳥にはっきり表わされているのです。

[17ページ,全面図版]

[16ページの図版のクレジット]

Cortesía del Zoo de la Casa de Campo, Madrid

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