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目ざめよ! 2003
目03 12/22 15ページ

植物 ― 薬の宝庫

専門家たちの推定によれば,現代人が頼る医薬品全体の4分の1は,もともと全体または一部が植物に含まれる化学物質でした。種々のハーブ療法を推奨する人たちは,よくこの事実を示します。

現在行なわれている薬用植物の研究のほとんどは,活性化合物を分離することに向けられています。そうした化合物の中で特に有名なのは,アスピリンです。アスピリンは,シロヤナギの樹皮にあるサリシンから抽出されます。

いったん植物中の活性化合物を分離すれば,十分かつ一層正確な量を投与できます。ある参考文献はこう述べています。「アスピリンの効果が得られるほどのヤナギの樹皮を摂取する,あるいはジギタリスの救命効果が十分得られるほどのキツネノテブクロを摂取するには,そのように自然の物を食べるより,錠剤をのむほうがはるかに便利である」。

しかしながら,薬用植物から活性化合物を分離することには,好ましくない面もあります。その一つとして,植物中の他の物質から得られる栄養素や潜在的な薬効をすべて失うことになるかもしれません。その上,病気を引き起こす生物の一部は,薬の標的にされても,それに対する耐性を持つようになっています。

キナノキの樹皮から抽出されるキニーネは,薬用植物から活性化合物を分離することの好ましくない面を示す一つの例です。キニーネはマラリアの原虫をかなりの確率で殺しますが,キニーネで死なない原虫は他の原虫が死んでいる間にどんどん増加します。ある参考文献は,「そのような耐性は医学界の大きな課題となっている」と説明しています。

[15ページの図版]

アスピリンはこのシロヤナギの木から採れる

[クレジット]

USDA-NRCS PLANTS Database/Herman, D.E. et al. 1996. North Dakota tree handbook

[15ページの図版]

キナノキ。この木からキニーネが採れる

[クレジット]

Courtesy of Satoru Yoshimoto

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