アフリカの酋長は知恵を示す
二人のヱホバの全時間奉仕者が,伝道のためにナイアサランドのある村に派遣されました。このため,中央アフリカにあるユニバーサル・ミッションズの代表者は,両方の組織が同じ村の中で働く事はできないということを前提として,証者たちを追放するよう酋長に請願しました。上役の者たちと討議した後その酋長は,次のような裁断を下しました,『もし中央アフリカ・ユニバーサル・ミッションズがヱホバの証者と一緒にいるのが厭なら,この村から出て行つてもよろしい。私は,ヱホバの御名が私の村で伝道されるのを非常な喜びとします。』この村では今でもやはり一つの宗教グループが活発ですが,それはヱホバの証者です。―1958年のヱホバの証者の年鑑より。