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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1965
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読者からの質問

● 人間の歴史のどの時代にも地上にエホバの証者がいましたか。暗黒時代はどうですか。

この質問に独断的に答えるのは賢明でないようです。しかし神の言葉に加え,道理と歴史的事実によって,人間歴史のどの時代にも地上にエホバの証者がいたと結論することは正しいようです。

洪水前に名前をあげられているエホバの証者が3人に過ぎなくても,他にエホバの証者がいなかったということにはなりません。アベルが忠実な証者であった時に結婚していたということは十分考えられますから,彼が死んでからも彼の妻はエホバの証者として引き続き生存したと思われます。それからレメクがいました。彼は息子のノアについて霊感された預言を述べたのですから,彼もエホバの証者であったに違いありません。―創世 5:29。

洪水の後,忠実なセムが登場しますが彼はアブラハムの時代まで生き残っています。それにイサク,ヤコブ,ヨセフ,ヨブは忠実な証者ではなかったでしょうか。モーセの両親でさえそうであったに違いありません。イスラエルの国民が組織されると,イザヤ書 43章10-12節で示されているように国民全体が証者の国民となったのです。その国民は西暦36年までエホバの証者として存在し続けました。

またキリストの時代から現在までエホバが地上に証者をお持ちになったことは,マタイ伝 13章に記録されている麦と毒麦に関するイエスのたとえ話によっても示されます。その中でイエスは収穫の時に分けられるまで麦と毒麦が一緒に成長し続けると語っています。このたとえは,最初の種がまかれてから収穫の時まで,時には非常に少なかったにしても,「麦」である真のクリスチャンがいくらか存在していたという意味に取ることができます。それで幾世紀にも亘って三位一体の誤りを拒絶した普通「アリウス派」と呼ばれている自称クリスチャンがいました。又,ニサンの月の14日にキリストの死の記念式を祝う理由で「十四教徒<クオートデシマン>」として知られ,初期のキリスト教に忠実に従うという人々がいました。彼らはローマの異教化の傾向に反対の立場をとりました。それから第7世紀以後ポーリシャンと呼ばれるポーロを尊信する人々がいました。彼らの教えは「純粋の使徒的聖書のキリスト教」と称せられて来ました。かれらは「新約聖書」だけに固く従い,大人の洗礼を行い,神は愛によって一人の御使いを地に送り洗礼をうけた時に神の子となったと信じています。彼らは非聖書的な伝説を拒絶し,牧師,平信徒の間の差別をつけず,十字架崇拝を拒絶しました。

それから12世紀以後ワルド教徒がいました。彼らは煉獄とかミサなどの偽りの伝説をみな拒絶し,いわゆる「新約聖書」だけに限定することはありませんでしたが,聖書に固くつき従うという点に於て前に述べたポーリシャンと多くの共通点がありました。かれらが認めたただ二つの祝いは洗礼式と主の夕食でした。かれらは道徳に関しては聖書の原則に固くつき従い,復活祭前の日曜日,復活祭,全聖徒の日などの人気ある宗教的休日を祝いませんでした。次にしるす一殉教者の言葉は典型的なものです。「十字架に祈るべきでなく,むしろ『正しい方』の死の道具として忌むべきである」。

アリウス派,ポーリシャン,ワルド派の多くの人たちは他の人たちと共に聖書に基づいた宗教のために殉死しました。そのこと自体また前述の彼らの信条を考慮しても,彼らがみな神の是認を得ているとはいえません。なぜでしょうか。少なからぬ人がマタイ伝 26章52節を犯してローマカトリックの十字軍に対し防衛するため剣をとりました。

それゆえ前述の事は二つの事を証明すると思われます。(1)アベルの時代から現代までの全世紀を通じて神の証者と見なされ,神の是認を得る程固く神の言葉につき従った人々がいたという事。(2)かれらの数は少なかったに違いないという事。キリストのからだを構成する者の数が限られており,しかもその中の比較的多くの人が種のまかれた時と収穫の時に出現することからそういえます。

訂正: 65年2月1日号「ものみの塔」85頁下段1行目「しかし」から3行目「知れません」まで削除。4月15日号249頁上段21行目「ペテ」は「ヤペテ」に,中段12行目「ニレオン」は「シオン」に訂正。

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